1
/
5

挑戦と成長を共にする:NINAITEのクレドカード会議の裏側

「組織の成長は、一人ひとりの挑戦から生まれる。」


NINAITEでは、ミッション・ビジョン・バリューを体現するため、全メンバーと内定者が参加する独自のチーム研修を月に1回実施しています。
今回のテーマは「NINAITEクレドカード会議」でした。

研修の冒頭、代表取締役の横山から全メンバーにメッセージがありました。

「皆さんの手元にあるクレドカードにあるように、会社として大切なことのベースは整ってきました。ただこうして全メンバーが揃うタイミングなので、皆さんの意見をぜひ聞きたいです。会社として大切にしているクレドカードは、まさにNINAITEらしさを表す言葉であり、お客さんや世の中に伝える大切なものです。これからの仕事において、自分が大切にしたい言葉や価値観を存分に言葉にしていただき、それがNINAITEの『らしさ』の一つのかたちになっていけばと思います。今日は新しいメンバーも参加していますので、2時間という濃密な時間を共に過ごし、全員でクレドカードを決めていきましょう。」

このメッセージから始まった今回の研修は、メンバー一人ひとりが「自分がクレドカードをつくるなら」を主体的に考える、これまでにない濃密な時間となりました。NINAITEの企業文化をさらに強固にし、全員が同じ方向を向いて進むための大切な一歩です。
「迷ったとき、立ち戻る場所があることで、自信を持って行動できる。」
そんなクレドカード作成の目的を全員で意識しながら、熱く語り合いました。
今回はその様子をお届けします!

クレドカードが生み出すもの

研修の冒頭、講師からの問いかけがありました。
「なぜ、クレドカードが必要なのか?」
ここでは、カードがもたらす3つのメリットが議論されました。

  1. 目標の明確化
    全員が同じ目標を共有することで、迷いが消え、自信を持って行動できます。日々の業務で、自分の行動が組織の目標と一致しているかを確認する基準となります。
  2. 共通言語の形成
    クレドカードを通じて、組織全体で「共通言語」を持つことで、仲間意識が高まり、コミュニケーションが円滑になります。新しいメンバーとも自然に価値観を共有でき、チームの一体感が生まれます。
  3. 主体性の向上「〜しなくちゃ」から「しよう!したい」へ
    自分たちで価値観を考え出すワークショップのプロセスを通じて、「やらされる仕事」ではなく「やりたい仕事」へと変わり、それぞれが主体的にミッション・ビジョンの実現のために行動する組織へと成長します。



NINAITEの10個のValue
創業時から大切にしていることは変わりませんが、会社成長とともに変化し続けています。


研修のルール〜3S(シンプル・ショート・ストレート)の思考法〜

研修のワークショップは正方形の付箋と、マッキーの太マジックのみを使って実施されました。小さな正方形の付箋に太マジックで文字を書くと、わかりやすく短く簡潔に書く必要が出てきます。これが伝えたいメッセージを簡潔かつ的確にまとめるためのフレームワークなのです。
「3S:シンプル・ショート・ストレート」
講師はポストイットを使ったワークの中で、「短く、わかりやすく、ストレートに表現すること」の重要性を強調しました。そして、各自がポストイットに考えを書き出し、次々に貼っていく中で、この3Sのルールが自然と徹底されていました。

  • シンプル(Simple):本質を掴む
    余計な情報を省き、核心だけを伝える。これだけは絶対伝えたいことを一言でわかりやすく伝えるという考えが、全てのアウトプットに反映されていました。
  • ショート(Short):短くまとめる
    限られたスペースに、最も重要なキーワードだけを考え選び出す力が重要となります。「短いけれど、心に響く・伝わる表現」が求められました。
  • ストレート(Straight):直接的に伝える
    曖昧さや回りくどさを排除し、伝えたいことをズバリ書く。例えば「行動力が大切」ではなく、「感じたらすぐに動く」といった具体的な言葉が使われました。

また、この3Sのフレームワークは、この研修の時だけではなく、効率よく議論をするための「仕事のお作法」の一つであり、重要なスキルとして位置づけられています。



熱気あふれるディスカッションと生まれたアイデア

この研修は、普段の部署ではなく全く別の4人1組のチームで行われました。役職、部署、入社歴や性別・国籍などバラバラのチームで、普段なかなかコミュニケーションをとることが少ないメンバー同士もいました。お互いを知る良い機会にも繋がっています。
実際のワークショップでは、ポストイットと太マジックを使って、活発なディスカッションが行われました。
メンバー一人ひとりが「会社として大切にしたい価値観」を自由に書き出し、チームで共有。その後、特に共感した内容を選び抜き、全体で発表する形式で進められました。
発表されたアイデアの中には、次のような価値観が出てきました。

  • 「共通言語があることで迷いがなくなり、全員の行動がシンクロする」
  • 「団結力が高まり、困難な状況でも笑顔で乗り越えられる」
  • 「迷ったときはクレドカードを基準に、自分の行動を見直せる」

こうしたミッション・ビジョン・バリューを共通の価値観として持つ会社の強みが、まさにこの回答から感じられました。もしなかったら、全員の行動はシンクロしないかもしれない。それぞれが団結できずバラバラで動く組織になっていたかもしれない。迷っても振り返る機会をつくれないかもしれない。私たちが目指すビジョナリー・カンパニーとは反対の企業になっていたかもしれません。



それぞれが思う課題が共通していた

「チームが最も課題だと思うValue」を発表する時間では、多くのメンバーが「常に4方よしを実現します」というValueを選んでいました。これは、今まさに代表の横山が課題だと考えていたことと同じでした。良かった、悪かったとかではなく、組織としてこの「4方よし」という共通言語が浸透し、NINAITEメンバーの仕事に向かう中で大切にしている行動指針であることを強く認識しました。

NINAITEが掲げる4方よしとは

  • お客様(外国人人材紹介先)
  • 外国人さん
  • 地域社会
  • NINAITE

シンプルに私たちの事業に当てはめると以下のイメージとなります。

  1. まずはお客様の外国人採用を成功に導く
  2. そして外国人さんが活躍し、企業もメンバーに還元する
  3. その地域は繁栄し、企業と外国人さんの人口増で税収が増え豊かになる
  4. そしてNINAITEがその地域にとってなくてはならない存在となり、偉大な企業となる

この4方よしの実現は、簡単ではないことは、実際に事業を行っている私たちが一番理解しています。NINAITEは「その人の、その愛する地域の、生まれ育った国の“なくてはならない存在”となる」というミッション・ビジョンを掲げています。この理念を達成するためには、ビジネスとして事業を行っている以上、お客様だけ、外国人さんだけ、地域だけを追求しても、会社は存続できません。時には大きな葛藤と戦い、繊細なバランス感覚をもった4方よしを実現する意思決定が必要になっていきます。
NINAITEでは、役職者だけでなく、メンバー全員がこの4方よしの実現を最も重要な課題と認識し、葛藤を超えたバランス感覚を持って行動することを意識しています。そのことが会社として大きな強みであると、私は心から感じました。



文化を創る:ルールではなく規律を重視

NINAITEが大切にしているのは、「ルール」ではなく「規律」を重んじる文化です。この規律とは、「自然と会社をより良くするために、思わず守りたくなるもの」を指します。講師は「規律は縛られるものではなく、共感から生まれ、自発的に守りたくなるものだ」と情熱を込めてメンバーに伝えました。
例えば、「早く行動しないと怒られる」ではなく、「早く行動することがかっこいい」という考え方を共有することで、自然と一体感が生まれます。社員たちが「これは自分たちの誇りであり、守りたい規律だ」と感じられるような文化づくりへ導くことも、この研修の目的の一つでした。
このような規律は、「会社をより魅力的にするための自発的な行動指針」であり、全員が共感し、進んで守りたくなるものです。



急成長する組織で働くということ

研修中、NINAITEの成長スピードが改めて共有されました。4年前はわずか2名だった社員数が、今では35名。北海道から九州まで全国展開を進める中で、社員一人ひとりが「自分の行動が会社の未来を創っている」という実感を持って働いています。
成長し続ける組織で求められるのは、変化に対応する柔軟性と、自ら考え行動する力です。今回の研修は、その土台を全員で共有する貴重な機会となりました。



一緒に働く仲間を募集しています

NINAITEは社員研修や、教育・育成に力を入れ始めました。このチーム研修は毎月実施しています。昨年のNINAITEには、こうしてメンバーの成長のための研修に時間やコストを投資することはできませんでした。限られたリソースで事業を行っていたためです。
今でも限られたリソースで仕事を行っていますが、目先の収益よりも長期的な収益を目指し、目先の効率化よりも長期的な組織の成長へ投資を行う意思決定をしました。
メンバーの成長がNINAITEの成長につながる。
会社の成長がメンバーの成長につながる。
このお互いWin-Winな成長の関係を全力で繋いでいます。そして、その結果として私たちは収益も倍増しています。
一緒に成長したいと思っていただける方、ぜひご連絡ください。


一人ひとりが付箋に書いた言葉を見つめる横山

Invitation from 株式会社チョモランマ
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社チョモランマ 's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like 加藤 美保's Story
Let 加藤 美保's company know you're interested in their content