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【デジペイ業務体験】PJ型インターンシップを実施しました

こんにちは!

NTTデータ ペイメント事業本部 カード&ペイメント事業部デジタルペイメント開発室(以下デジペイ)所属の山岸、山中、森田です。

本記事では、先日デジペイで実施した学生インターンシップ受け入れ活動についてご紹介いたします。デジペイオリジナルなインターンを作り上げられたと思っており、雰囲気等も伝わるかと思いますので、是非最後までご覧ください。

NTTデータ、そしてデジペイのインターン概要

NTTデータでは「ワークショップ型(※1)」と「プロジェクト型(※2)」の異なる2種類のインターンシップを開催しています。

※1) ワークショップ型…インターン生同士がチームを組んで新規システム提案のグループワークを実施するプログラム
※2) プロジェクト型…実際に現場のプロジェクトに配属され、業務を体験することができるプログラム

今回デジペイでは、5日間のプロジェクト型インターンシップを開催しました。(実施日程:2023/2/13-2/17)

インターンシップのテーマは「ペイメントエコシステムを利用した新規ビジネスの検討」。運営側の裏テーマとしては、「デジペイのファンを増やすこと」を掲げておりました。ちなみにインターンを運営していたのは、1.2.3年目(計3名)の若手社員であり、こちらのメンバで本記事を執筆しております。

さて、デジペイのファンを増やす...?

私たちの部署では、アジャイル開発・デザイン思考のフレームワークを用いて様々なプロダクト開発を行なっております。

「ユーザが求めるものを考える→作る→テスト/FB→改善」のサイクルを回し続ける。だからこそ開発者もユーザ目線を持つことが大切で、ユーザの声を近くで聞きながら、各々が「より良いものを届けたい」という想いを持って、日々業務に臨んでいます。

■アジャイル開発(左)とデザイン思考(右)

インターン生(学生)は、就活時代にどんなことを知りたいのだろう...?主催企業に対して何を求めているのだろう...?(※共感のステップです)

業務内容、社員の様子...を「知る」は大前提。それだけでなく今後の人生にプラスになるような「学び・経験」を持ち帰ってもらうことがベストだと考えました。自分たちでとことん考えながら企画提案をする経験、想いを持って働いている社員との交流、これらの要素を届けられればファンを作れるのではないか!

そんなことを考えながら、5日間のインターンシップを作り上げていきました。(以下は、事前に計画していたスケジュールシートです)

Day1 & Day2

インターン初日、受け入れ学生(6名)のみなさんはやる気に満ちた一方、やや緊張した面持ちでオフィスに集合しました。

まずはインターンシッププログラムの全体概要説明、デザイン思考の講義を経て、室長の加藤さんからデジペイの説明を。インターン生がお互いを知る自己紹介/他己紹介セッションののち、若手社員とのランチ会を開催しインターン生の緊張を和らげることに成功しました。

その後、いよいよ新規ビジネス検討です。

インターン生のみなさんには事前課題として「Empathize:共感」シートの作成をお願いしていました。具体的には、ペイメントエコシステムに携わる人々を「尋ねる/観察する/傾聴する」といったアプローチで行う課題発掘調査です。

それを元に全員で行う初めてのステップは、「Define:問題定義」であり、初日は調査内容を共有し、課題とペルソナを仮確定させたところで終わりました。

2日目からは、インターン生の皆さんとも相談し、6名が2チームに分かれて活動することになりました。

当初は、6人1チームで活動する予定でしたが、1日目の様子を見ていて6人チームだと「1人1人が存分に力を発揮できていない」と運営側で判断したからです。デジペイのインターンシップでは、このように「インターン生の様子見ながら、ニーズに合わせて臨機応変にプログラム変更/追加対応する」ことを大切にしています。

その結果「少人数のチームだったからこそ主体性が生まれた」「他チームとFBし合いながら活動できた」とプラスの声が上がりました。

また、デジペイがどのように大規模なアジャイル開発を行なっているのかを体感していただくために、システムデモ(※3)見学をしました。

※3)システムデモ…開発チームがビジネスオーナーに対して行うプロダクトの成果発表兼FB回収の場

実際のビジネスの場を直接見ることで、「デジペイで働くイメージが鮮明に湧いた」という声をいただきました。その後、カスタマージャーニーマップの仮作成をして、加藤室長からFBをいただき2日目は終了しました。

Day3 & Day4

3日目は、デザイン思考における「共感」の講義でスタートです。

「他者の目で見て、他者の耳で聞いて、他者の心で感じること」をワークに落とし込むにはどうしたらいいかチームで頭を悩ませていました...!

午後からは「中堅層座談会」と「営業社員座談会」を開催しました。

実は、中堅層座談会の中でインターン生が「デジペイの営業社員の働き方」について気になる!という声があがったので、急遽スケジュールを変更し、「営業社員座談会」も開催しました。インターン生に「共感」した対応をすべく私たちも尽力しました...!

4日目は、アイデアをストーリボードで表現することで可視化させたり、最終成果物をFigmaで作成する時間がメインでした。

その他、弊社の多様な働き方を知ってもらうために「他部署座談会」も開催いたしました。同じ会社であるにも関わらず、全く違うフィールドや全く違う職種で働かれている方々のお話に、多種多様なキャリアを感じてもらえたと思います。

Day5

ついに最終日、5日目です。期間中に練り上げたビジネス企画を社員にプレゼンします。

発表本番はオフラインとオンラインでの参加者、合計で約100名の先輩社員がインターン生の発表を聴講しておりました。質疑応答も行われ、社員とインターン生がお互いに刺激を受けたのではと思います。

また最終発表後には懇親会を行い、出社していた様々な年次の社員が気軽に集まりインターン生と交流しました。インターン期間中にはなかなか聞けなかったプライベートな話やお仕事の裏話を通じてNTTデータ、デジタルペイメント開発室、そしてそこで働く社員の魅力を感じていただけていたら嬉しいです。

5日間を振り返って

運営側として5日間を振り返って強く感じたのは、走り切った爽快感です。

目の前で真剣にインターンシップに取り組んで下さるインターン生の熱量に応えるため、泥臭くコミュニケーションを図り、精一杯悩みながらプログラムを計画しては変更し常に走り回っていました。

最終発表を終えた6人が「大変だったけど、あっという間だった!」「楽しかった!」「来週もまた来たい!」と爽やかな笑顔を見せてくれた時、我々3人と同じ爽快感を感じてくれていると確信できました。

日々のお仕事はなかなかゴールが見えず苦しい時期もあります。ただ、そんな時も周囲と協力して悩みながら走り続けることが最後の爽快感に繋がると今回のインターンから改めて学ぶことができました。

言葉にすると簡単ですが、このことを体験から強く納得できたことは今後の社会人生活の糧になると思います。

最後に、今回に限らずデジタルペイメント開発室のインターンに参加して下さった全ての学生さんが、社会人に夢を持って新しいスタートを切れることを願っています。

素敵な社会人ライフを!

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