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社員インタビューvol4. 世界で戦っている受講者の成長を直に感じれることが大きな魅力

執行役員CLO (Chief Learning Officer) 齋藤 賢之さん 

プロフィール

早稲田大学大学院で商学修士号を取得後、PwCコンサルティングに入社。
戦略立案や業務改革など様々なコンサルティングで国内大手のクライアント企業を支援。
㈱ベネッセコーポレーションに転職後は、教育事業の経営企画部門にて各種リサーチや戦略立案、予算マネジメントや事業推進など幅広く担当した後、マーケティングや事業開発部門の責任者として事業を牽引。
過去の様々な経験を通し、日本企業のグローバル化 × 人材育成の重要性を感じ、IAに転職。
サービスの強化や事業開発を担当する。


Q1. インサイトアカデミーではどのような仕事をしていますか?

私はCLO(Chief Learning Officer)として、新規事業開発や育成サービスの開発を担当しています。今後数年間の拡大シナリオは事業計画で規定されていますので、それをどう実現するか、事業や商品サービスの全体構想~個別企画の骨子まで検討するのが役割です。
5年後の創業10年目にはIPO(上場)を実現させたいと考えており、それまでに3つの切り口で事業を強化していきます。

①AI×グローバル人材育成サービスの開発
ITやDXをキーワードに、新しい価値の提案を目指します。従来のEラーニングはインプット中心でしたが、アウトプットしてもっと理解を深くする仕組みが必要だと考えています。そこで、受講者が学習内容について突っ込んだ質問ができたり、自分の仕事に引き付けたアドバイスを受けられたりするグローバルビジネスの「AIコーチ」の導入を検討しています。学びを実践に繋げる新たな学習機会を提供することで、Eラーニングで学んだことが仕事に活かしやすくなると考えています。

②グローバル人材アセスメントサービスの開発
グローバルビジネスで成果を出すために必要な普遍的な知識、マインド、行動特性を測定するアセスメントを作るべく研究を進めています。これができればグローバル人材の要件を明確化し、採用・育成・評価を一気通貫で科学的に行うことが可能になります。多くのクライアント企業から「グローバル人材の要件を定義しきれず、経験に基づく判断になってしまう」というお話をよく聞きます。当社は約8千人以上の海外事業の専門家と200社以上のグローバルビジネスを展開されているクライアント企業とのネットワークがあります。海外事業の経験豊富な先人たちの知恵とクライアント企業の課題意識、弊社の暗黙知を形式知に変換するノウハウを駆使すれば、本格的なアセスメントの開発が可能だと思います。弊社は「グローバル人材育成の新スタンダードを創る」というビジョンを掲げていますが、それに一歩近づけると考えています。

③外国人人材の育成サービス
海外駐在員として現地に赴任すると、現地のナショナルスタッフの方をマネジメントすることになりますが、各国それぞれ商習慣が異なりますので、ワンチームを作ることは容易ではありません。日本独自の商習慣として代表的なものに根回しや合議制、報連相などがあります。どれも日本人にとっては当たり前でも、海外の方にとっては理解や納得が難しいもので、日本式の商習慣が現地に受け入れられず、ナショナルスタッフの方が十分に力を発揮できないことが多々あります。現在日本人向けに海外の文化を理解いただくコンテンツを提供していますが、現地のナショナルスタッフ向けに、日本の商習慣を背景から理解いただく学習コンテンツまで開発することで、ワンチームを作る土壌を提供したいと考えています。

上記に加えて、企業の成長フェーズに合わせた業務基盤を構築したいと考えています。当社は2020年に事業を開始し、現在は上場企業を中心に200社以上の企業様からご支持をいただくまでになりました。事業基盤を固める「0→1」フェーズの完成間近で、今後は事業を拡大する「1→10」フェーズに移行します。創業からこれまで、個々の社員の専門性とパッションを武器に事業を進めてきましたが、今後は事業・組織拡大を見据えて、チームとして成果を出せる業務基盤を構築することが重要です。具体的には、業務ノウハウの形式知化/標準化、データによる組織的な意思決定、事業に関わる全ての人のミッションの浸透などです。当社は部門間の垣根を意識せず、柔軟に連携できる風土がありますので、これまでの強みを活かし事業の拡大フェーズに合わせた組織に成長させたいと考えています。

以上は最低限実現させたいことです。これ以外にも様々な事業や商品・サービスの構想を持っています。上記に留まらず、組織の成長に合わせて1つでも多くの構想を実現させたいと思います。

Q2. インサイトアカデミーに入社した理由を教えてください

インサイトアカデミーに入社した理由は、直感的に「これからの日本に必要なことをやっている」と感じたこと、そしてそれを実現できる組織だと確信したことの2点です。

キャリアの次の挑戦を模索していた際にインサイトアカデミーのウェブサイトを見て、グローバルビジネスで成果を上げた方々が惜しみなくノウハウや実践知を提供している姿に驚きました。またそういったコンテンツが150近くもあり、体系だって学べるサービスになっている点に感心しました。「グローバルでビジネスをするためには独自の知見が必要」であり「それを習得することの重要性」は疑いがないことだと思いますが、それを実際に体系だったサービスに昇華させることは、言うが安し行うは難しで、シンプルにリスペクトの気持ちがわいたのを覚えています。また、組織の文化にも大きな魅力を感じました。最終面接は事業戦略をプレゼンするというものでしたが、社長の金さん、取締役の北村さんと事業をどう伸ばすのかフラットに議論をさせていただきました。面接で数回しか会っていない私とでも立場を超えて議論できる環境に魅力を感じました。このような風土の会社なら自分も参画して事業を成長させることに貢献ができるのではないかと考えました。

Q3. インサイトアカデミーはどのような会社ですか?

まだまだ会社は小さいですが、日本企業のグローバル競争力を強化していくうえでなくてはならない存在だと思います。少し大げさな表現かもしれませんが、そういった存在になりたいと考えています。当社は「海外で収益を生み出す人材を育てる」、そのために「グローバル人材育成の新スタンダードを創る」というビジョンを掲げていますが、そのビジョンに多くのグローバルビジネスリーダーが共感してくださっているのが事業の強みの1つです。トヨタ自動車やソニー、三菱商事といった日本のリーディングカンパニーのビジネスリーダー、大学の教授、コンサルタントや弁護士、人材育成のプロの方々が当社の動画や研修に登壇してくださっています。当社のサービスを導入してくださっている企業様にインタビューをさせていただく機会がありますが、どの企業様も当社のサービスを高く評価してくださっていると実感します。日本ではまだ、グローバル人材の育成方法が確立していないのが現状です。当社の使命はこのビジョンに共感してくださる多くの方の想いを形にすることだと考えています。またそれができれば、この領域の社会課題を解決できる数少ないプレイヤーとして、社会に貢献できると考えています。

Q4. 教育デザインDiv.ではどのような仕事をしていますか?

教育デザインDiv.では、主に以下の3つの業務を行っています。

①動画コンテンツの作成
当社はグローバルビジネスで役立つ実践的な知見や情報をEラーニングとしてお届けしています。教育デザインDivではその動画の個別企画と制作をしています。既に約150の動画がありますが、現在も引き続き制作している動画としては、駐在員の方向けに赴任先の経済状況やマネジメントのノウハウをパッケージとしてまとめた「国別駐在員」や「各国の特徴」といったシリーズ動画です。海外駐在をするうえで、一番の課題は現地の方のマネジメントです。文化が国によって異なる以上、マネジメントも国によって最適なスタイルが異なります。制度や仕組みの違いだけではなく、その背景にある文化的な意味合いまで理解できるような動画にしており、対応国の拡充や情報のアップデートを続けております。また、最近では大手総合商社の海外拠点長(現地法人社長)の方にご登壇いただき、拠点長の役割を体系的に解説いただく動画を収録しました。今後は海外拠点の強化としてビジネスインテリジェンスの在り方など、視座が高まるようなコンテンツの提供も考えており、目の前の課題解決にとどまらず、一歩先の提案までしていきたいと思います。

②研修サービスの提供
弊社の主力事業はEラーニング事業ですが、研修事業も好評で、Eラーニングと組み合わせる形でクライアント企業様から受注しています。プール人材育成から海外駐在前、海外駐在後の駐在員向け研修まで幅広く対応しています。どれも海外ビジネスでの経験豊富な講師と練り上げたプログラムで、一度ご利用いただくと毎年継続してご利用いただくことが多いです。これまで様々な研修を開発・ご提供してきましたので、今後はそれを生かし更に付加価値の高い研修へと昇華させていきたいと考えています。

③新規事業開発
事業戦略に基づき、「AIのチャットボットサービス」や「アセスメントサービス」、「外国人向けの動画・研修プログラム」の開発に向け準備を進めております。Eラーニングでの学びを深め、実践に活かすためのAIコーチサービス、人材の採用・育成・評価を一気通貫して科学的に行うためのアセスメントサービスなど、まずは現事業を強化するサービスの開発に力を入れます。この開発にめどがつけば、外国人材向けのプログラム開発や、SNSを使ったネットワークのサービスなど、新しい技術・切り口で提供価値の範囲を広げていきます。弊社はグローバル人材育成専門のEdtech企業です。ITやAIなどテクノロジーを駆使し、高付加価値のサービスを開発・提供し続けていきたいと考えています。

Q5. 教育デザインDiv.の仕事の魅力を教えてください

教育デザインの仕事には、沢山の魅力があります。まず、海外ビジネスで成果を上げている第一線のプロフェッショナルと直接関わることができる点が挙げられます。企業秘密ともいえるノウハウを目の前で学ぶ機会があり、それはまさに役得と言えるでしょう。また、自分たちが作ったコンテンツを、リーディングカンパニーの幹部候補の方々が活用し、世界で戦っていると思うと、大きなやりがいと責任を感じます。さらに、当社はまだ企業規模が小さく、お客様との距離が近いので、受講者様の成長を直に感じることができるのも大きな魅力です。そもそも会社の稟議や大量の企画書作成といった煩雑な作業が少なく目の前のお客様のためにエネルギーを集中できる点も良いですね。
教育デザインへ入られる方が得られるスキルやキャリアについて言えば、欲しいもの、必要なもの全てが得られると言っても過言ではありません(笑)。スキル面では、構想力、企画力、推進力、コミュニケーション力、交渉力、思考力でいえば論理的思考力、論点思考、仮設思考など、行動面では主体性や能動性などでしょうか。現サービスのブラッシュアップや新規事業開発を確度高く、そして生産的に進める必要があります。事業の成長を目指す過程で、結果的に上記のスキルや行動特性が強化されると思います。少人数で事業を成長させるフェーズなので、大変な部分はありますが、ビジネスマンとしての必須の力が鍛えられるある意味とても恵まれた環境だと思います。事業の成長を目指す過程で、自分の成長も実感できる、そんな充実した仕事環境がここにはあります。

Q6. 今後インサイトアカデミーをどのような会社にしていきたいですか?

グローバル人材育成に関わる全ての方から最も支持される会社になりたいと考えています。当社にはミッションに共感し、想いを持って仕事をする方たちが集まっています。社員だけではなく、グローバルビジネスリーダーの方、講師の方、外部スタッフの方などこの事業に関わる全ての方の想いを形にかえ、事業を成長させていきたいと思います。それができれば、結果として上場ができているはずですし、創業当時からの想いである「グローバル人材育成の新スタンダードを創る」というミッションも実現できるはずです。ではそのために必要なことは何でしょうか。それは特別なことではなく一つ一つの目の前の仕事に真剣に向き合い、成長し続けることだと思います。101%の260乗は約13.3だそうです。毎日仕事で1%でも成長できれば、複利の効果で1年後には13倍にもなるということですね。同じミッションを共有した仲間とともにお客様のことを考え、日々成長することで、名実ともにグローバル人材育成NO1の会社になりたいです。

Q7. 応募者へメッセージをお願いします

インサイトアカデミーは、グローバル、人材育成、EdTech、ベンチャーといった言葉で特徴を捉えることができると思います。これらの言葉で表せる領域は市場性が高いため、適切な戦略(経営・財務)と実行体制が整えば、組織としてもビジネスマンとしても大きな成長機会があります。一方で、当社はまだまだ小さい会社であることから躊躇される方もいるかもしれません。不安な気持ちがある方もいらっしゃると思いますが、妥当な戦略とそれを実現する体制を整えつつあります。この事業に参加してみたい、このミッションを達成してみたい、少しでもそう思ってくださる方がいれば、まずは弊社に問い合わせてください。世の中で尊敬される全ての企業は、ベンチャー時代を経験しています。当社は現在、0→1フェーズの壁を越え、1→10フェーズに向かおうとしています。本格的な拡大前夜といった感じです。このタイミングで入ってくだされば、大きな事業成長を牽引する主役になれます。あなたもインサイトアカデミーの一員として、新しい挑戦に加わってください。ご応募お待ちしています!!


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