増え続けている【リモートワーク】という働き方
リモートワーク とは、自宅やコワーキングスペースなど場所に囚われずに仕事をする「働き方」のことです。
企業が、リモートワークは導入するだけでなく、東京本社の企業でも地方にサテライトオフィスを構え、本社とはリモートで対応する企業も数年前よりも増加しています。
最近では、Uターン・Iターン先でも仕事の一部を継続したり、育児中の合間をぬって自宅で数時間仕事をするスタイルも増えてきました。エンジニアドリブンの組織ではフルリモートの会社もあり、全てをオンライン会議で決定する会社もあります。
▼サテライトオフィスの誘致に積極的な徳島県の事例(一部)▼
徳島サテライトオフィス・プロモーションチーム
▼参考▼
テレワークの企業・働き手によるメリット
(引用:厚生労働省 「テレワークではじめる働き方改革」)
厚生労働省ではテレワーク普及促進関連事業として普及を進めています。
テレワークとは『ICT(情報通信技術)を活用し、時間や場所を有効に活用でき る柔軟な働き方』です。※《テレ=離れたところ》で《ワーク=働く》
大企業の在宅ワークの導入や一部事業や機能の受託により様々な働き方が創出されています。
一部を簡単に整理してみましょう。
/////リモートワーク (在宅勤務)/////
所属先に出社しないで自宅で1日の業務をすべて在宅で行う仕事。
または、遠隔で仕事を行う勤務形態。
メリット
・通勤負担の軽減
・育児・介護期の従業員がキャリアの継続を図ることができます
・病気や怪我・障害での通勤が困難な従業員の就労継続にも効果的です
・体調不良や風邪などの感染予防にも有効です
/////モバイルワーク /////
顧客先、外出中のカフェなどを一時的な就業スペースとし働くことを指します。
営業職で外出が多い場合、場所に囚われずネットワーク環境で仕事を進めることで生産性向上の効果があります。
メリット
・移動交通費の削減
・体力的負担の軽減
・時短効果(一部をポイントの合間で仕事をするなど)
/////サテライトオフィス勤務 /////
企業や団体の本拠地から離れた地域に設置されたオフィスです。
Iターン・Uターン先での就業先の増加・地方での人材確保・地域活性化のメリットがあります。
①都市型サテライトオフィス
営業活動などでの作業拠点
②郊外型サテライトオフィス
社員が住む郊外に設置されているケースが多く、本拠地以外で企業や団体から認められた就業場所
③都市部の企業が地方に構えるオフィス
地方自治体の誘致により、都心と地方の格差のない仕事
地域活性化を狙う自治体も多い
リモートワークで大事な3つのこと
リモートワーク導入時に特に大きな課題は3つと言われています。
この3つに対して、企業と働き手の対策と意識が必要です。
■勤怠管理
オンライン・オフラインのタイミングと実際の仕事を行った時間には誤差がでます。
その為、本人の誠実な自己申告が必要です。
■信頼関係の構築
コミュニケーションと取り、お互いの理解・工夫が必要です。
■セキュリティ
情報漏洩・紛失、盗難管理・不正アクセスのリスク。
個人のセキュリティ対策は必須です。
リモートワークだからこそ、成果に集中して遠隔にいる相手の立場にたち想像力を働かせ仕事を進めていく必要がありますね。