こんにちは!
SNSマーケティング支援とクリエイタープロダクション事業を展開するSI株式会社です。
今回は、事業推進部で現場のリーダー陣から最高役職まで、トップ層の育成を担う岡田歩さんをご紹介します。
2024年4月にSIへ入社後、わずか9ヶ月で会社全体の運営を担う「事業推進部」へ昇格。新人、メンバー、そして現在は現場トップ層のマネジメントを担当。ジョブローテを重ねながら、組織全体の成長を支えています。
完全成果報酬の世界に飛び込み、もがきながらも組織を動かす立場へとステップを進めてきた彼に、これまでの軌跡と仕事に懸ける想いを聞きました。
支えてもらう側から、支える側へ
__ まずは、長期インターンを始めたきっかけを教えてください。
きっかけは二つありました。一つ目は、就活への漠然とした不安です。
幼稚園の年長から高校3年まで、13年間ずっとサッカーに打ち込んできました。本気で悔しくて涙した瞬間も、本気で笑った瞬間も、その全部がサッカーの中にありました。でも大学に入ってからは、その熱量がどこかに消えてしまったんです。
商学部だったので、まわりに合わせて簿記やFPの資格勉強をして、バイトをして、遊んで。ごく普通の大学生でした。一見充実した毎日のなかで、本気で打ち込めるものはひとつもありませんでした。
違和感を突きつけられたのは、3歳上の姉の姿でしたね。公務員志望だった姉が、大学4年の夏になってようやく就活を始めて、焦りながら机に向かっている。その背中を見たときに、ふと自分の未来が頭をよぎったんです。「社会に出たとき、自分は何を武器に戦うんだろう」と、焦りが一気に押し寄せてきました。
そしてもう一つ、大きな動機がありました。母を支えたいという想いです。
大学2年のときに母方の祖父が亡くなり、それを境に、母からだんだん元気が消えていきました。精神的に不安定な日々が続いていたんです。
それまで自分は、ずっと母に頼って生きてきました。困ったときに支えてくれるのは、いつも母でした。悲しんでいる母を見たとき「自分はもう頼る側じゃなく、支える側にならないといけない」と、実感したんです。
早く力をつけて、母を安心させたい。 就活への不安はもちろんありましたが、それ以上に、母を早く支えたいという想いが、長期インターンに踏み出す一番の後押しになりました。
部活のような、本気を求めて
__ 数ある会社の中で、SIへの入社を決めた理由は?
理由は、二つあります。
一つは、完全成果報酬という環境に惹かれたから。サッカー部時代のように、本気を出し切れる場所にもう一度身を置きたかったんです。
もう一つは、人事の荒木さんとの面接でした。普通、面接って30分から1時間で終わるものじゃないですか。でも荒木さんは、私のために2時間半も時間を割いてくれたんです。
「岡田くんは将来どうなりたいの?そのためにうちが合っているなら、入ればいいよ」と、私の人生に本気で寄り添ってくれました。
スキルや経歴ではなく、「岡田歩」という1人の人間に向き合ってくれた。この人と一緒に働きたい、そう心から思えたことが決め手になりました。
逆算思考と、伝える力
__ SIでインターンをやってきたからこそ得られたスキルや経験はありますか?
たくさんありますが、特に大きいのは思考力とマネジメントスキルの二つですね。
SIは完全成果報酬の世界です。成果を出さなければ報酬は伸びない。だからこそ、目標を達成するために逆算で考える癖が自然と身につきました。「より短い時間で、より大きな成果を出すには、どこに力を入れるべきか」__。その思考の精度が、入社前と比べて格段に上がったと感じています。
マネジメントスキルについては、レイヤーが上がるほど求められる質が変わってきました。プレイヤーとして自分が成果を出すだけなら、自分の中にノウハウを溜め込んでいけばいい。でも人を育てる立場になると、成功体験を体系化して、再現性のある形で人に伝える力が必要になるんです。
学生のうちに、配下のマネジメントを本気で任せてもらえる環境って、そう多くはないと思います。「成功体験を言語化して、人に渡す」__ 。この感覚が身についたのは、SIで働けたからこそだなと感じています。
「楽しい」を作れるかどうかが、マネジメントの本質
__ SIで働いてから、最も印象に残っている仕事はなんですか?
入社6ヶ月目に、プレイングマネージャーとして9名の部下を抱えていた時期のことですね。
成果を出させるために必死でアドバイスを重ねていたんですが、なかなか数字が伸びない。チーム内には女性メンバーが3人いたんですが、男性ノリの強い空気に馴染めず、「自分は大切にされていない気がする」というネガティブな声がこぼれはじめたんです。
そのとき、ようやく気づきました。「自分は、楽しい環境を作れていなかった」と。
仕事って、本来しんどいものじゃないですか。だからこそ、その中でいかに「楽しい」を作れるかが、マネジメントの本質になる。事業部でディズニーへ行ったり、深夜にメンバーとドライブに出かけたり。一見業務に関係ないように見える時間こそが、チームの結束を生む土壌だったんですよね。
それ以来、成果ばかりを意識させすぎないように気を配るようになりました。「成果を出せ」と繰り返されれば、部下は「自分は、数字のために動かされている」と感じてしまう。求められるのはその逆で、「相手の成長のために動く」というマネージャー側の姿勢こそが、結果としてチーム全体の数字を押し上げていく。そう学びました。
「美点凝視」のカルチャー
__ あなたの感じる「SIの好きなところ」について、教えてください。
SIで一番好きなのは、悪い人が誰ひとりいないところですね。
「良い人が多い職場」はどこにでもあると思うんです。でもSIには、人をバカにしたり、足を引っ張ったりする人が一切いない。互いの個性を尊重して、相手の良いところを見て、伝え合う。社内ではこれを「美点凝視」と呼んでいて、組織文化として深く根づいています。
100人ほどの学生が同じ環境で働いているので、自分とはまったく違う価値観を持つ仲間と話す機会が日常になるんですよね。知らなかった考え方や視点に晒され続けることで、ビジネススキルだけじゃなく「人間性」が大きく磨かれていきました。
なかでも変わったのは、ネガティブをポジティブに転換する力です。SIでは成果がすべて数字で可視化されるので、ライバルに後れを取る瞬間も少なくない。以前なら「あいつがすごいから仕方ない」で終わっていたんですが、今は違います。「あの人はなぜできているのか」を分解して、自分のものにしようと動ける。そんな自分に変わりました。
関わる環境を変えたとき、見える景色は変わる
__ 今後の目標や、これから挑戦してみたいことを教えてください。
直近の目標は、今与えられている育成の仕事で120%の成果を出すことです。その上で、人事業務やプレイヤーとしてのマネジメント業務にも挑戦して、幅広く活躍できるジェネラリストになりたいですね。
プレイヤーから組織を作る側に回ってから、心から実感していることがあって。自分の実力を一段上に押し上げるには、関わる環境を変えるしかないんだ、と。
「自分の周りにいる5人の平均が、あなた自身になる」という言葉があります。
社長や役員、レベルの高い同期や仲間と日常的に言葉を交わせる環境にいると、その意味を日々実感させられているなと感じます。見える景色そのものが変わるし、自分の基準も自然と引き上げられていく。今いる場所で成長させてもらっているなと、本気で感じています。
立場が変わると、見える景色も変わります。組織として変えていきたい部分も、少しずつ見えるようになってきました。
「組織を変えたい」という意識は、プレイヤー目線では絶対に持てなかったもの。だからこそ、今の立場で積極的に取り組んでいきたいですし、そこに意義を感じています。
組織を変えていくのは、簡単なことではありません。そこに向き合い、改善すべき部分を変えていくのが、私の仕事だと思っています。
強さとは、継続力だ
__ 最後に、これから挑戦しようとしている学生にメッセージをお願いします。
私は、強さとは継続力だと思っています。
慣れない環境で慣れない業務に挑めば、絶対に挫折します。自分自身、入社当初は成果がまったく出せず、最初の3ヶ月は、ずっと「向いていないかもしれない」と思っていました。
でも、そこで逃げずに走り続けた人だけが手にできる成長と、仲間との濃密な時間が、SIにはあります。全社総会や表彰式で、本気で頑張ってきた仲間たちと一緒に涙を流す瞬間を迎えるたび、「自分も本気になれたんだな」と胸が熱くなります。サッカー時代に味わった、あの感覚そのものです。
辛いときには、本気で向き合ってくれる先輩が必ずいます。だからまずは、一歩を踏み出してみてほしいですね。あなたの一歩を、応援しています。