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ベター・プレイスの"エンジニア"として働く面白さープロダクトの機能改善から安全性の向上へー

こんにちは!
株式会社ベター・プレイスの採用担当です。

本記事では、CTOでITソリューション部ゼネラルマネージャーである原田さんに、今のベター・プレイスのITエンジニアとして働く魅力についてお話いただきました。

・ITソリューション部の設立が求められるようになった経緯
・今だからこそ実現できる経験と学び
・ITソリューション部が目指す理想の組織

について書かれておりますので、「プロダクトの成長に長く関わっていきたい」「ITエンジニアとしてスキルを高めるだけでなく、社会にも貢献したい」「しっかり話し合いができる組織で働きたい」という方はぜひ最後までご覧ください!


◆組織のこれまで◆

私が入社する以前のことなので、かなり過去に遡りますが、お客様に『はぐくみ企業年金』のサービスを利用・管理してもらうために、資産形成支援システム『はぐONE』の開発プロジェクトが立ち上がりました。

しかし、当時のベター・プレイスにはITエンジニアは在籍していませんでした。
最初は外注という形で開発を始めるわけですが、いろいろな苦労があったと聞いています。

『はぐくみ企業年金』の届出情報を送信するシステムを新規開発するプロジェクトが動いていたのですが、開発過程で度々バグが発生。
プロジェクトは遅々として進まず、リリース延期が繰り返されていました。

委託先の業者を何度か変えてみたり、評判のいいベトナムの会社に依頼したりしたようなのですが、それでも上手くいかないことが多かったと聞いています。

このような経緯があって「社内にITエンジニアチームをつくろう」となったのが2021年の終わり頃です。


1名のエンジニアからITソリューション部はスタートしました。


最初は苦労も多かったようです。

開発のフローやルールの整備、バグの原因探しとその除去、そもそも開発を追い立てられてるようなところもあったため、開発環境を整えることも重要な課題でした。

1年くらいかけて開発環境を整えたり、開発文化をつくったりしたことで、2022年ごろから少しずつ採用が増え、現在のITソリューション部は私含めて15名の社員と業務委託が5名が働く組織になりました。


◆ITソリューション部の今の組織体制◆

現在のITソリューション部には優秀なITエンジニアが増え、技術に関してはメンバー主導のもとプロジェクトを推進できる組織になっています。

そのような中で今後取り組むべき課題は、マネジメント体制の強化です。

まだまだマネジメント層に意思決定権が集中しているところがあり、それが組織成長のボトルネックとなっています。
組織としてもう一段上のステージに行くためには、如何に的確に権限委譲するか、できる人や得意な人に任せていくかが重要だと考えています。

また、メンバーのキャリア形成についても最近はよく考えます。

取り組んでいきたい技術分野が明確にある人、技術だけにコミットするのではなくビジネス的な知見を身に付けたい人など、ITエンジニアの考え方や目標はそれぞれです。

人が増えたことで、最近は特にそのように感じています。

私たちマネジメント側のポジションは、メンバーに個性を発揮してもらいながらチームとして一定のクオリティを担保したアウトプットが出せるような仕組みづくりを行っていかなければなりません。

目標は、技術力向上や技術拡張に取り組む人と、自らの技術を活用しながらビジネス面を考えてコミットしていく人、それぞれが自分の仕事に集中できる環境のなかで、お互いをリスペクトし合える文化を醸成させること。

月1回以上行うメンバーとの1on1ミーティングで、やりたいことや理想のキャリアをヒアリングし、プロジェクトの中身とすり合わせながら、適材適所を目指しています。


◆今のITソリューション部で働く面白さ/魅力◆

当社ではIPO実現に向け、組織の拡大・強化に取り組んでいます。
成長期のいまだからできるチャレンジや、商品価値の高さから副次的に得られるスキルや満足感など、さまざまな魅力があります。


①機能改善⇒安全性のフェーズに携われる貴重なタイミング

サービスが立ち上がったばかりのフェーズでは、どうしても機能改善が優先されます。
それは、お客様の利便性に直接つながる内容であるため、必然的に優先度と緊急度が高くなるからです。
機能が充実し、ある程度成熟してくると、次に求められるのはユーザビリティと安全性の向上。

ベター・プレイスは、今がそのフェーズです。

『はぐくみ企業年金』は、お客様の大切なお金と個人情報をお預かりするサービスなので、品質と情報セキュリティの面をより一層強化していく必要があります。

ユーザーの多さによってシステム設計は大きく変わるのですが、実際、当社もサービス開始時の設計を見直している段階です。

利用者が増えると、バグ1つとってもお客様に与える影響というのは大きくなるため、それを如何に出さないかが重要で、今は仕組みを変えてテストを自動化するなどの取り組みを行っています。

プログラムを書いたり、システムをつくったりするための本は多く出版されていますが、サービスを安定させていくといった書籍は前者に比べて圧倒的に少ないような気がします。

それを実務経験を通じて学べるというのは大きな魅力ではないでしょうか。


②自社サービスの価値をさらに高め、世の中の幸福度アップに貢献

『はぐくみ企業年金』というサービスを通じてお客様の未来に貢献できる、そしてITの力でサービスをさらに良くしていくことができる、それがITソリューション部で働く最大の魅力だと考えています。

当社のサービスは、老後を含めた将来の資産形成に大いに役立ちます。

退職金や企業型確定拠出年金をはじめ、福利厚生が充実している上場企業であれば、問題はないかもしれません。
ただ、日本国内の上場企業の割合は約0.1%と言われており、多くの中小企業ではこのような制度があまり整備されていません。

ですから『はぐくみ企業年金』は、中小企業で働く方にとっては、非常に有益なサービスです。

私は過去に会社を立ち上げた経験があり、お客様に独自のサービスを提供していました。

そもそもお客様のニーズを満たすサービスをつくること自体が難しいのですが、さらに社会貢献性まで備わったものにしようとすると困難極まります。

そういった意味では、『はぐくみ企業年金』はかなり優れたサービスです。

しかもITエンジニアとしてのスキルを活かして、サービスの価値をさらに高められると考えると、社会にとってもウェルビーイングな仕事だと思います。


③困ったときはお互い様の精神で、助け合いながら仕事をする組織

IPO実現に向けて準備を進める会社として、売り上げに直結するような動きを求められることは当然あります。

しかし、一方で当社は別の顔も持っており、ガツガツしすぎず、社員同士が協力的で、コミュニケーション量は多く、明るい雰囲気があります。

ITエンジニアは仕事の特質上、困っていることを解決しようとすると1日かけても終わらないケースがよくあります。
「今日一日、仕事がまったく進まなかった」みたいな状況も少なくはありません。
だから助けを求める側としては、遠慮しがちです。

当社の場合は、チャットの相談チャンネルなどを利用して「今これに困ってるんですよね」みたいにカジュアルに聞けるうえ、メンバーも積極的にレスポンスをしてくれます。

こういったことを目の当たりにすると、「本当にいい組織だな」とつくづく実感しますね。


◆ITソリューション部のこれから◆

SIerやSESの会社で経験を積んだ人、フリーランスで多様なプロジェクトに参画してきた人など、メンバーのバックグラウンドとしては受託案件がメイン。

総じて開発に関する知見やスキルは高いのですが、プロダクトと向き合うマインドやそれを育む文化は、これからつくり上げていく必要があると思っています。

ITエンジニアにとってプロダクトに向き合うということは、頭脳労働ですから、かなり頭を悩ませることになると思います。

ただゼロから考えていくわけではなく、足掛かりはあります。
1つの要素としてはデータです。
データを基にユーザーがサービスをどのように使っていて、どのようなことに困っているかを数値化して仮説検証。

検証内容を踏まえ、最適なプロダクトの方向性を導き出せるはずです。

そういった意味では、少し情報を付け加えて「データドリブンを活かしたプロダクトと向き合える組織をつくりたい」ですね。

ちなみにITソリューション部の場合、こういった場を設けると議論がかなり白熱します。
かなり時間を費やすので最初は困っていたのですが、今はそれも必要な過程だと考えるようになりました。
煮詰まるくらい話し合うことでプロダクトに向き合える組織になるのであれば、むしろ大歓迎です。

最近はメンバーの中から「UX改善に向き合うようなミーティングをやりたいです」といった提案をする旗振り役も出てきているので、いい傾向なんじゃないかなと思っています。

データを活かして仮説検証しながら自社プロダクトを変革し、事業を伸ばしていく、一緒に頭を絞ってくれる仲間を求めています!


ーありがとうございました!

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