日本の基幹産業であり、70兆円という市場規模を誇る建設業界。しかし、その足元では深刻な人手不足、進まないDX、そして止まらない廃業。積み重なった不を前に、多くの企業が立ち往生しているのが現実です。
多くの専門工事会社は、世界に誇るべき「技術」を持ちながらも、それを維持・発展させるための「経営」という機能が属人化し、組織としての持続可能性に課題を抱えています。
このままでは、私たちの日常を支えるインフラそのものが維持できなくなる──。そんな強い危機感から立ち上がったのが、ネクスゲート株式会社です。
本記事では、私たちのビジョン「ものづくりに集中できる、建設業界へ」を実現するための具体的なサービス内容と、事業の全貌について詳しくご紹介します。
建設業界が直面する課題──深刻な人手不足と一品生産の壁
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建設業界が直面している課題は、単なる景気の波ではありません。そこには、個社の努力だけでは突破できない3つの問題が存在します。
まずは、私たちが解決すべき不の正体を、マクロと現場の両面から整理します。
労働人口の急減とマクロ環境
最大の難敵は、少子高齢化に伴う担い手不足です。建設業においては、2030年に22.3万人、2040年に65.7万人の労働供給不足が推定され、2040年の労働需要(298.9万人)に対する不足率は22.0%という予測も出ており、人手不足はもはや個社の工夫で解決できるレベルを超えています。
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参考元:リクルートワークス研究所「未来予測2040 労働供給制約社会がやってくる」
さらに、原材料費の高騰やコロナ禍における融資の返済開始が追い打ちをかけ、倒産件数は過去最大級を記録。経営の難易度はかつてないほど高まっているのが現状です。
一品生産ゆえのDXの遅れ
建設業界のDXが他産業に比べて遅れている理由の一つに、「一品生産」という特性があります。製造業のように同じものを大量生産するわけではなく、建物や道路は一つひとつ仕様が異なります。
そのため、業務フローの平準化が極めて困難で、ITツールを導入しても現場に即さないケースが頻発しています。また、一つの現場に数百社が関わる多重下請け構造が、情報の統率をさらに困難にしている実態もあります。
技術があるのに「受け皿」がない、事業承継の断絶
業界内には高い技術を持つ会社が無数に存在しますが、財務面をはじめとする経営基盤に課題を抱えている企業も多く、M&Aのマーケットにおいても「手出しがしづらい」案件とされるケースが少なくありません。
また、後継者不足も深刻です。代表・宮崎のルーツもそうであったように、職人の子どもたちが必ずしも現場を継ぐとは限りません。経営と実務の両輪を一人で担う属人化した経営スタイルが、次世代へのバトンタッチを物理的にも精神的にも困難にさせているのです。
ネクスゲートの役割──「経営者の懐刀」として、経営課題の解決を支援する
「技術と経営の分離」という新概念の社会実装
こうした状況を打破するために、ネクスゲートが提唱しているのが「技術と経営の分離」という形です。卓越した実技を持つ作り手の方が、夕方まで現場で汗を流し、その後に疲れ切った体で慣れない会計業務や採用活動、DXの検討に追われる。この構造そのものが、業界の発展を阻害する最大の要因であると私たちは考えています。
現場の最前線に立つ人々には「つくること」に100%集中していただく。一方で、戦略策定、組織化、販路拡大、財務戦略といった「経営の舵取り」は私たちが黒子として徹底的に支える。この役割分担を確立することこそが、一社一社の価値を最大化させる鍵となります。
理想とする未来へ二人三脚で伴走するパートナーシップこそが、ネクスゲートの介在価値です。
サービス・事業の特徴──販路拡大から財務改善まで、実務に踏み込むオーダーメイド支援
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この役割を具現化するために、私たちは顧客の課題に合わせたオーダーメイド支援を提供しています。
経営課題を一括解決するワンストップ支援
ネクスゲートの支援は、窓口一つで経営課題を網羅的に解決する「ワンストップ型」であることが特徴です。特定の商材に縛られないからこそ、経営者の本当に解決したいことに対して最短距離で応えることが可能です。
建設業界は、見ず知らずの相手に数千万円の工事を依頼することに慎重な、信頼関係が重んじられる世界です。大手ゼネコンの元役員などといった顧問のネットワークを活用し、紹介という形で質の高い商談機会を創出します。これにより、付加価値の高い商流へのシフトを支援します。
採用戦略の立案から実行までをリードします。ターゲットの定義はもちろん、求人媒体の選定、さらには高校向け求人の出し方がわからない企業に対して、ハローワークへの申請といった、他社が踏み込まない実務まで一気通貫でサポートします。
銀行出身者等の専門家と連携し、決算書の改善や個人保証の剥離といった、資金繰りの最適化を図ります。これにより、将来的な事業承継やM&Aを見据えた「選ばれる会社」への体質改善を推進します。
非効率を解消する業務改善をテーマに掲げ、ボトルネックの特定から改善施策の立案・実行までを一貫してサポートします。具体的には、Google Workspaceを用いた情報共有の円滑化や、AIによる社内アプリ構築など、現場のリテラシーに合わせた最適な手段を選択。ツール導入をゴールとせず、現場が自律して運用できる「土壌づくり」から整備します。
ネクスゲートの強み──SaaSでは届かない「前提条件」を整える、圧倒的な現場主義
ネクスゲートが提供する多角的な経営支援が、なぜ多くの経営者から選ばれ、実効性の高い変化をもたらすことができるのか。そこには、単なる外部コンサルタントやツールベンダーの枠を超えた、実務に直結する3つの独自優位性があります。
サービスラインナップの広さ:経営課題を網羅するワンストップ支援
販路拡大、採用、人材定着、財務、IT導入、そしてM&Aや事業承継まで、特定のプロダクトを売ることが目的ではないため、顧客のフェーズや悩みに合わせた全方位の提案が可能です。
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フェーズに合わせた伴走体制:何を入れるかの前に、どう解くか
私たちの伴走支援は、一社一社の歩幅に合わせることから始まります。企業の成長フェーズによって直面する壁は異なるため、既存の枠組みに囚われず、その時々の最優先課題に応える解決策をゼロベースで提示し続けます。
例えば、昨今数多くの建設SaaSが溢れ、DXの必要性が叫ばれていますが、導入する側の土壌が整っていなければ、どんなツールも宝の持ち腐れになりかねません。
前職で建設SaaSの事業責任者として普及の最前線に立っていた代表の宮崎は、どんなに高機能なツールも導入側の「準備」が整っていなければ機能しないという厳しい現実を、痛切に知っています。「何を入れるか」を議論する前に、まず「どう解くか」という戦略のデザインを描く。だからこそ、私たちはツールの売り手ではなく、経営者の「判断機能」を担います。何を解決したいのかを徹底的に紐解き、最適な選択肢を選択・実装するプロセスこそが、私たちの介在価値です。
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業界特化だからこその強み:経歴売りをしない、高精度な顧問マッチング
顧問マッチングサービスは数多く存在しますが、私たちの強みは「業界特化」ゆえの解像度の高さにあります。一般的なサービスでは、華やかな経歴のみでマッチングが行われた結果、顧問が自身の経験やスキルをフルに活かせず、早期の契約解除に至るケースも少なくありません。
私たちは、クライアントの具体的な悩みに対し、「その方が実務で何を提供できるか」を厳密に紐解くことを徹底しており、実際、提携している顧問の方々からも「ネクスゲートを通した仕事は非常にやりがいがある」という声を多くいただいており、他社と比較しても長い継続期間が、そのマッチング精度の高さを物語っています。
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今後の展望──29工種すべての「攻略本」を創り、新しい業界構造を定義する
個別の企業支援で得た現場の正解を、ネクスゲートは一社の利益に留めません。私たちの視線は、70兆円市場全体を書き換える、より大きな展望に向いています。
情報の資産化と、業界の地図の構築
建設業と一括りにしても、電気工事、足場工事、内装工事では経営の仕方も商流も大きく異なります。
ネクスゲートは、現場で得た一次情報をチーム全体で共有・資産化することで、29工種すべてにおいて再現性のある「経営の攻略本」を創り上げようとしています。この攻略本こそが、属人化された経営を標準化させ、業界全体の底上げを図るための最強の武器になります。
不の発見者であり続ける
私たちは現状の支援メニューに満足していません。現場に入り込み、一次情報に触れ続ける中で見つかる新たな「不」こそが、次なる事業の種になります。
将来的には、自ら工事会社の経営に参画する構想も視野に入れており、建設業界を若者が「稼げるしカッコいい」と語り合う未来にするために、私たちは業界の歴史を書き換え続けます。
得られる成長機会・スキル──「難しい × 難しい × 難しい」が、一生モノの武器を創る
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これほど壮大で難易度の高いミッションに挑む環境は、ここで働くメンバーにとっても、他では得られない成長の舞台となります。
高難度の現場で磨かれる、真のビジネス戦闘力
ネクスゲートでの仕事は、一言で言えば「3つの難しい」が重なる環境です。
- 難しい①:シード期という未認知のフェーズ
- 難しい②:取り扱うのは、経営課題という正解のないテーマ
- 難しい③:対峙するのは、実利と結果にシビアな経営者
裏を返せば「ここを突破できれば、どこへ行っても通用する」と言えるほど、一生モノの自信と実力を手に入れるための環境となります。
経営の疑似体験と意思決定の連続
現場の一次情報に触れ続け、社長の孤独や葛藤の隣で「意思決定」を繰り返すことは、まさに経営の疑似体験そのものです。また、ネクスゲートという組織が拡大する中では、自分自身がプレイヤーとしてだけでなく、自律した意思決定者として動くことが求められます。
正解がない中で、決めて突き進む覚悟を持ち、失敗を恐れず修正を繰り返していくプロセスそのものが、ビジネスパーソンとしての器を大きくします。
求める人物像:過去を脱ぎ捨て、会社を主語にできる人
求めるのは、これまでの成功体験に固執せず、常に学び直せるタフさを持った方。そして、自分主語ではなく「会社や業界を主語」にして、この巨大な変革を楽しめる方です。
そんな熱い志を持った方と共に、私たちは日本のインフラの未来を守り抜きたいと考えています。
さいごに──100年先の日本を守る、同志たちへ
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私たちの仕事は、単に利益を上げることではありません。その先にある、日本の街並みや歴史ある技術を守り、次世代へとバトンを繋ぐことです。
70兆円市場を舞台にした、この前例のない社会実装の主役になりませんか?
少しでも興味を持ってくださったなら、まずはカジュアルにお話ししましょう。あなたの挑戦が、新しい歴史の第一歩になります。
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