こんにちは。フェロースタイルの採用担当です。
今回は代表取締役 阿部のインタビューです。いつもと変わらぬ穏やかな語り口で創業前から創業後、現在に至るまでを語りつくしてもらいましたので、是非ご覧ください!
ーフェロースタイルは2011年8月の創業ですが、起業前は何をしていたのでしょうか?
直近はビデオオンデマンド形式のコンテンツ配信サービスを行う会社で事業企画の責任者をしていました。その前もIT系の会社で働いていました。営業などを担当していた時期も若干ありますが、基本的にはどの会社でも事業企画や新規事業の立上げを担当していました。
何故かよく間違えられるのですが、エンジニアでないことは間違いないですね笑
ー何故ITの世界に飛び込んだのでしょうか?
携帯電話が爆発的に普及した時に、面白そうだなと直感的に感じたことがきっかけでした。起業はアプリが普及し始めたタイミングです。振り返ってみると、これから大きく何かが変わっていきそうな社会のうねりの様なものに合わせるように意思決定をしてきました。
ーそもそも何故起業されたのでしょうか?
少しがっかりさせてしまうのかもしれませんが、実は強い目的意識や覚悟があって起業したわけではありません。もっと自由に自分らしくやっていきたいという気持ちがベースにあり、実現するには起業が一番適していると考えて起業しました。気負わずに自然に選択をした感覚です。
ですので、当時から今に至るまで「ドンドン大きく会社や事業をスケールさせていきたい!」「社会課題を解決したい」!というような考え方はしていません。
関わるみんなが幸せで、かつ利益もしっかりと上げていける会社を作りたいですね。
ー起業前と起業後でギャップは感じられましたか?
ならではの楽しさが思った以上にありましたね。なかなか出会えない方々とお会いして仕事を共にすることが出来たり、自分がやりたい仕事を選択することができたり。
起業をして10年以上経ちますが全く後悔はしていないですし、日々楽しめています。
ー創業から約10年で会社のターニングポイントになったことはありますか?
難しい質問ですね…色々ありすぎて少しマヒしているかもしれません笑
ただ、受注するプロジェクトの質を変えられたことは大きなターニングポイントでした。
ー具体的に教えていただきたいです。
どこもそうなのかもしれませんが、創業直後は短納期・単発・低単価の所謂しんどいプロジェクトのお声掛けをいただくことが多かったです。私自身も会社を軌道に乗せたい一心で、とにかく何でも受けていました。まずは売上や実績を積み上げたいという気持ちで。その結果、せっかく入社してくれた社員が疲弊して辞めてしまうという負の連鎖を生んでしまいました。
一方で今は2~3年間の長期的なスパンで継続的に関わらせていただけるプロジェクトが増やすことができ、大きなエンドユーザーやベンダーとの直取引比率も高められています。自社サービスの開発もできています。この質の変化で自分達も成長し、前向きに仕事と向き合える良いサイクルが出来てきました。
ー阿部さん自身が仕事の質を高めるために工夫していることはありますか?
とにかく社内コミュニケーションをたくさん取ることです。特にエンジニアのみんなと話す頻度を増やしました。プロジェクトは正しく要件を整理してスケジュールすることが質に直結しますが、それを開発陣に正しく伝えること、そしてそこに関わることで未来の自分達にどんな影響を与えるのかという点まで伝えていくようにしています。
関わるメンバーが高いモチベーションでプロジェクトに取り組めれば、質の高い仕事は実現できます。
ー今のフェロースタイルの体制は今は阿部さんがプロデューサーの役割を担っているということですよね?
はい。今は私自身がプロジェクトをリードしていく役割を担っていますが、これから思い切って権限委譲を進めて現場主導で会社を違うステージに引き上げていきたいと思っています。
ーそこで今回の採用ということなんですね。
そうですね。いくつか採用したい職種があって、それぞれに期待はありますが共通して作ることが好きな方がいいですね。
作る対象はサイトやアプリだけでなく、事業や組織などのより大きな粒度で作るということを考えて、行動していける方が理想です。こうした経験がなくても全く問題ありません。巻き込んだり巻き込まれたりすることを前向きに捉えられる方、未知の領域に踏み出すことを楽しめてしまう方と一緒に仕事がしたいですね。
いかがでしたか?
次回のインタビュー後編は今後の事業戦略などが中心です。興味をお持ちいただけた方は後編も是非ご一読ください。
また、少しでもフェロースタイルにご興味をお持ちいただけた方はお気軽にご応募ください。ご面談はもちろんオンラインでも対応可能です。まずは少し空いた時間にお話しすることも大歓迎です。
宜しくお願いします。