内覧時に苦手な匂いがすると、82.5%が物件に対して「マイナスの印象」だと?住空間と香りの関係性に関するアンケート調査の結果発表!
こんにちは!サマンサ・ホームステージング 広報の南です。
金木犀が香る良い季節になりましたね!
サマンサ・ホームステージングでは、実際に3年以内に居住中の物件に内覧し購入した方に限定したリアルな声を元に、不動産物件売却時において「香りによる空間演出の有用性」についての調査・分析を実施しましたので、今回は結果データをチラッとお見せしたいと思います!
■ 調査企画:株式会社サマンサ・ホームステージング
■ 調査方法:インターネットリサーチ
■ 対 象:以下すべての要件を満たす方
・20~40代の日本国内在住者
・3年以内に不動産物件を購入し、且つ検討に携わった経験がある
・居住中(売主がまだ住んでいる)物件の内覧した経験がある
■ 調査期間:2023年9月14日〜2023年9月16日
■ 有効サンプル数:442件
居住中物件の内覧時に、74.0%が部屋の匂いが「とても気になった/気になった」。
居住中物件の内覧(=実際に住んでいるお宅に伺い、販売中の物件を見学すること)を過去3年以内に経験した方に、内覧時の物件の匂いについての意識調査を行ったところ、「とても気になった(31.7%)」「気になった(42.3%)」という結果に。
また、どのような匂いが気になったかについては、「水回りの排水口臭やカビ臭(51.8%)」「トイレ臭(46.6%)」「玄関の靴箱臭(33.0%)」が上位にランクインしました。
内覧時に苦手な匂いがすると、82.5%が物件に対して「マイナスの印象」を持つ。
内覧時に嗅いだ苦手な香りの印象が、物件本来の価値・評価をマイナスに引き下げる可能性が非常に高いという結果に。
臭覚は唯一感情に直接働きかける感覚器官と言われ、過去の記憶と結びついたり、感情や情動の変化が起きやすいとされています。
数秒で決まると言われている「第一印象」において、香りでのアプローチはとても有効的。
物件購入の際に、多くの物件の中から優先度の高い物件を絞り込み、検討を重ねた上で行動に移す内覧において、「香りの演出」によるの印象アップは、購買意欲向上に大きく貢献すると、サマンサ・ホームステージングは考えています。
自身が内覧を開催する際、90.5%が何かしらの香り対策を実施したい。
売主が居住中に物件を販売する際、内覧での香り対策として実施したいのは、「匂いの発生源の片づけ・掃除(59.0%)」「消臭剤で匂いを消す(45.9%)」「換気(43.4%)」が上位に。掃除や片づけ換気などで匂いを消したうえで「香りの演出(35.3%)」を行うとの結果に。
ホームステージングでは、ホームステージャーによる簡単なお掃除に加えて、キッチンやお風呂場などの水回りの清掃を提携しているプロの専門スタッフが行い(オプション)、匂いの生活感を排除するサービスも行います。
住空間の香りに求める効果のトップは「リラックス」。次いで「清潔感や清涼感」。
香りの演出に求められる効果としては「リラックス(68.8%)」「清潔感・清涼感(51.1%)」「高揚感・前向きな気持ち(32.1%)」との結果に。
また、効果として「リラックス」を求める方にはハーブ系、ウッディ系、グルマン系、オリエンタル系の香りに好印象を感じるとの回答が上位に。「清潔感・清涼感」を求める方には、シトラス系、グルマン系が好印象上位という結果になりました。
年代別にみると・・・
20代は「集中力向上」を、30代は「高揚感・前向きな気持ち」、40代は「清涼感・清潔感」で、他の年代に比べて高い数値に。
20代・30代は家で、在宅ワークや勉強などをする方が多いのかもしれませんね。
ルームフレグランスの人気は20・30代で「フルーティー系」「フローラル系」、40代は「シトラス系」が人気。
フルーティ系は年代が低い程人気が高いという傾向に。40代はフレグランスの効果として「清涼感・清潔感」を求めることが多いことから他の年代に比べて「シトラス系」や「ハーブ・グリーン系」が上位の傾向であると推測しました。
ホームステージング専用フレグランスが、サマンサ・ホームステージングから誕生!
売主が居住しながら家を売る際に行うホームステージングサービスの一つとして、空間を香りで演出するためのホームステージング専用オリジナルフレグランスを開発し、2023年10月10日「お片付けの日」から試験的にご提供開始しました!