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新卒から18年 - 部長になって振り返ること、これからのLTSソフトウェアテクノロジー

こんにちは!株式会社LTSソフトウェアテクノロジーの採用担当です。

今回は、主に受託開発を担っている第3システム部の部長・吉野さんにインタビューを実施しました。

18年前に新卒でLTSソフトウェアテクノロジーに入社し、様々な経験を経て部長となった現在。

  • 部長になるまでの経緯
  • LTSソフトウェアテクノロジーの過去と現在
  • LTSソフトウェアテクノロジの魅力と厳しさ
  • これからどうなっていく?

などなど、様々な質問をしました。
静岡県でITエンジニアを目指したい方、LTSソフトウェアテクノロジーでの働き方や会社の未来に興味がある方に、少しでも弊社のことを知っていただく機会になれば幸いです。



吉野さんが部長を務める第3システム部は主にどんなことを担当していますか?

製造業の受託開発案件を主に引き受けています。
生産管理系、実績管理系、B to E系の受注が多いです。
また、SESとしての開発やプロジェクトリーダー支援も行っています。


吉野さんの新卒から現在にかけての経歴を教えてください。

現在LTSソフトウェアテクノロジーに勤めて18年目です。第3システム部の部長を務めています。
LTSソフトウェアテクノロジーには新卒で入社し、入社後はおよそ1年置きに開発と運用保守を行ったり来たりしました。6年目頃からお客様先でプロジェクト支援を5年ほど担当し、その後5年間、受託開発案件のPLを任せていただきました。そして再び、社内SE、運用保守と転々とし、マネージャーに昇格したばかりの頃、第3システム部の部長として任命されました。

これだけ異動を経験しているのは、弊社ではイレギュラーです。(笑)


どんどんステップアップしてきたんですね。

20代後半という比較的早い段階でリーダーとしての機会に恵まれましたが、お客様からご指名いただいたことが多かったと思います。

社内だけでなく、お客様から活躍を評価されれば、年齢によらず昇格や大きな仕事を任されるきっかけになるのは、現在のLTSソフトウェアテクノロジーでも同様です。


18年前と現在のLTSソフトウェアテクノロジーは違いますか?

違いますね。
入社当初は会社の規模が小さかったため、風通しは悪くなかったものの、典型的なトップダウン方式でした。離職率も高く、当時の社員数は40名程度でしたが、年間で4, 5名は退職者が出ていました。

その後、時代の変化や、社長交代が何度かあり、また2020年にはLTSグループへの加入もありました。
規模が大きくなると風通しが悪くなると考えがちですが、むしろ今の社長は現場の声を拾ってくださる方で、よく聴いてくれると感じています。
そのことが離職率の低下にも現れていると感じていて、過去3年間、病気や定年を理由としたものを除けば、退職者は1名のみです。


働きやすさの他には、どのような変化がありましたか?

経営層やリーダークラスに求められる数値目標への取り組みには、より厳密な考え方が要求されるようになりました。そのぶん、報酬ややりがいも大きくなって返ってきていると感じています。



吉野さんご自身が社員に求めることはありますか?

社長と同様ですが、リーダーポジションの方には、プロジェクトの予算に対して、適切なコストの範囲でチームをマネジメントする意識を持っていただきたいですね。
また、様々な世代に対して公平な判断やコミュニケーションを行っていただくよう呼び掛けています。


リーダー以外の社員に対しては、どういったことを求めますか?

将来に向けて、まずは成長していただければ大丈夫です。
基本的には技術力のスキルアップを最優先に置きつつ、人としても成長してもらえればと思います。

等級が上がっていくと、求められることが多くなっていきます。
例えば、リーダーポジションに近づいてくほど、お客様と会話する時間が増えます。その際、相手の求めていることを理解するためのコミュニケーションが必要です。それを見据えて、技術力と対話力の双方を身につけていってほしいですね。


吉野さんご自身は、そういった力をどのように身につけていったのでしょうか?

もともと、人と話したり、物事を正確に理解したりする適性はあるほうだったと思います。ただ、仕事の考え方や伝え方、立場ごとの視点などを教えてくれる方々が周りにいたからこそ吸収できました。

当時の自分は「話が長いなぁ」なんて思いながら聞いていたのですが(笑)、今思い返すと、そういった先輩方の言葉が実際に活かされていますね。


様々な経験をされたなかで、一番大変だったことは何ですか?

当時辛かったことも、今振り返ると意外と楽しい思い出になっているんですけどね(笑)
過去には深夜2時くらいまで働いていた時期もありました。

もちろん現在はそういったことは基本的にありません。ただ、運用保守の場合、緊急性の高いバグやトラブルの発生時にはすぐに対応する必要がありますし、余裕がないなかで作業するという意味で大変だと思います。



部長になったきっかけを教えてください。

立候補ではなく抜擢された形でした。
マネージャーになってまだ1年といった時期でしたが、会社が組織構成を変えようとしていたタイミングで、部門が増えるにあたって「部長にならないか」という声掛けをいただきました。

若い頃からマネジメントコースに進みたいと思ってはいたのですが、まだ5~6年先のイメージだったため「思っていたより早い」と感じました。年齢の関係ない昇進だったので、他の社員が自分に対して上下関係の面でどう感じるか不安は少しありましたが、「もっとこうしたい」「自分だったらこうやりたい」と日頃から感じていたことを形にしていけると考え、部長を引き受けました。


「もっとこうしたらいいのに」というのはどういった点があったのでしょうか?

例えば、以前は数少ない取引先からの案件に依存していたので、会社として仕事を選ぶということができず、まずそのことに課題を感じていました。
また、内部の課題として、会社がもっと現場の悩みに耳を傾けるように変えていく必要があることや、存在する制度に対して基準が明文化されていない部分があり、人事考課でも評価基準が曖昧だった……といった点を改善していこうと思っていましたね。

現在はそれらが改善されていますし、引き続き積極的に、より良くしていく方針です。


数年後のLTSソフトウェアテクノロジーはどうなっていると思いますか?

まず、10年後の目標があるので、そこから逆算してお話します。

10年後には、私より若い世代の誰かが中心人物になっていて、戦力としてもコミュニティとしても、メインになっていることを望んでいます。
仮に何もしない場合、現在の若手がメイン層になるのは10年以上先になってしまうのですが、今のうちから会社が若年の社員にも活躍の場をどんどん与えていくことが重要だと考えています。少し早いくらいでも、30代前後の社員に大きな仕事を与えていきたいです。

そして10年後になって、40代前後の社員たちが、業務はもちろん、社内の様々な活動でも中心人物になっていることが理想です。
まずは自分の部門から働きかけていくことになりますが、会社全体としてそういった方向に進んでいくよう目指したいです。

これからマネージャーとしての入社をご検討される方でも、20~30代の方を育てることが好きな方にご入社いただけたら嬉しいです。


現在、そしてこれからのLTSソフトウェアテクノロジーの魅力を教えてください。

第三システム部では、現在40代以上の世代が運用保守を全員経験しているので、開発においても運用設計の視点まで踏まえた設計ができています。あとから入った社員もそういった先輩から学ぶことができることは、一つの強みだと思っています。
また、お客様からよく褒めていただく言葉で、素直で真面目な人が多いと言っていただけるので、これも弊社の魅力です。

そして、今後に期待していただきたいこととしては、2020年に親会社となったLTSから、静岡県外の仕事もどんどん引き受けていくつもりです。全国津々浦々の様々な業種に携われるようにしていきたいと考えていますので、多様なプロジェクトを経験できるようになると思います。


読者の方へ、最後にコメントをお願いします。

LTSソフトウェアテクノロジーは静岡のIT企業としては知名度が低い現状ですが、将来、県内TOP3に入るベンターとなることを目指し、具体的なKPIを定めて取り組みを進めています。
今の段階で入社すると、そこまで一緒に目指していく過程や、盛り上げていく楽しみを味わえると思います。また、そういうことを一緒にできる方に応募していただけると、非常に嬉しく思います。



以上、部長・吉野さんのインタビューでした。

ここ数年でさらなる変化や成長の機会を迎えているLTSソフトウェアテクノロジーですが、目指している方向性や、現在の社内外に向けた考え方がご理解いただけましたら幸いです。

LTSソフトウェアテクノロジーでは、要件定義から保守運用まで幅広くサービスを提供しております。
ITエンジニアとしてこれから成長していきたい、さらにステップアップしたい!という方からのご応募をお待ちしております。

少しでもご興味を持っていただけましたら『話を聞きに行きたい』よりお気軽にご連絡ください!

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