「就活でアピールできる経験(ガクチカ)がない」
「漠然と自分に自信が持てない」——。
そんな不安を抱えていた一人の学生が、
いきがいの長期インターンで営業に挑戦し、
目標に掲げた月30〜40件の成約を達成。
さらに学生組織の運営を任され、その経験が就活の軸となって、人事コンサルタントの道へ進みました。
今回は、2025年に大学を卒業し、
社会人1年半を迎えた新関 一心さんに、参加前のリアルな焦りから、社会に出たいまだからこそ見える手応えまでを聞きました。
新関 一心さん プロフィール
都内私立大学の文系学部を2025年に卒業。
塾講師とライブスタッフのアルバイトを経て、いきがいの長期インターンに参加(在籍1年以上)。携帯販促(携帯電話の販売促進)の営業で、目標に掲げた月30〜40件の成約を達成。
その後は支部長として学生組織の運営も担当。現在は人事コンサルタントとして、医療機関や企業を担当している。MBTIはENFJ。
「塾講師のガクチカ」では、面接で自分らしさが出せない
―― 今日はよろしくお願いします!まずは参加前のお話から。いきがいに入る前は、どんな学生でしたか?
塾講師と、ライブスタッフのアルバイトをしていました。当たり前のようにバイトはしていたのですが、あるときふと考えたんです。「自分の強みって何だろう?」「逆に、弱みは?」と。
それで考え始めてみるんですけど、答えはまったく出てこないんですよね。自分のことをわかっていないから、当然未来のことなんて考えられなくて。
これはまずいぞって思ってたのを覚えています。
―― 事前のアンケートには「塾講師時代のありきたりなガクチカでは、ライバルと差別化できない」と書かれていました。当時は焦りもあったのでは?
焦りが大きな危機感になる感じでしたね。
いきがいの長期インターンを始める前の段階で、ガクチカとして語れたのは、塾講師のアルバイトかなって思ってました。
ただ正直、似た経験をしている大学生はいっぱいいるので、面接で話したとしてもインパクトが薄いですし、何より自分らしさを伝えることも難しいなと思っていました。
このままだと、希望する会社への入社は難しいだろうなと。
―― 面接でのアピールから逆算して考えられていたなんて、かなり冷静だなと感じます。ちなみに、志望業界や職種は決まっていましたか?
いえ、どちらも決まっていませんでした。
働きたい内容も環境も決まってない。ガクチカもユニークなものはない。
こんな状態で、自分はどうやって決めるの?って思ってました。
決め手は「カンパイ」。正直、最初はあやしいと思っていました(笑)
―― そんな思いを抱える中で、さまざまな長期インターンを検討されたと思うのですが、いきがいに決めた理由は何でしたか?
2つあります。
1つは、社員さんのサポートが手厚かったこと。もう1つは、「カンパイ」という、他にはないカルチャーに惹かれたことです。
―― カンパイ、気になります。最初はどう見えていましたか?
ぜひ、いきがいに入って経験してみてください(笑)
最初は、そんなに意味のあるものなの?って疑ってましたが、中身を知っていくうちに、本音で話せて、お互いを尊敬できる時間だなって感じてきて、いきがいは、本当の自分をさらけ出せる場だと分かってきて。
―― それが決め手になったんですね。
はい。自分の思い・考えを素直に話せる場所だ、と思えたのが大きかったです。
就活って、受かるために自分をよく見せがちだと思うんです。でも、それをやっている限り「自分の強みって何だろう」には一生たどり着けないと気づいて。
―― いきがいに入ってみて、想像とのギャップはありましたか?
いい意味で、想像以上でした。
他のインターン生ともただの仲良しこよしで終わらないですし、何より社員の方がちゃんと自分の成長にフォーカスして向き合ってくれる。
大勢の場からそっと抜けて、みんなの前では言えないことを1対1で相談できたりもして。気配りや配慮に助けられたことは多かったです。サポート体制は本当に充実していたなと感じます。
―― 素敵な環境ですね!逆に、しんどかったギャップはありますか?
働くことに対する、認識のギャップですね。
お金をいただいて働くってこういうことなのかと、その大変さを思い知らされました。
正直、辛いこともかなり多かったです。ただ、就職する前にそれを経験できたのは、価値があったと思います。
―― ちなみに、もともと営業をやりたくてインターンを探していたんですか?
いえ、最初から営業をやりたかったわけではないんです。
営業って大学生があまりやらない仕事じゃないですか。最初は普通に怖かったです。
それでも「この組織で頑張りたい」という気持ちのほうが強くて、挑戦を決めました。
「取らなきゃ」と思うほど、取れなくなる
―― 実際に営業を始めてみて、一番の壁は何でしたか?
数字目標の達成です。
月30〜40件の成約を目標にしていたのですが、最初はまったく届かなくて。
営業って、数字の世界なんですよね。自分の成果が出ていない=貢献できていないということが、誰の目にも一目で分かってしまう。
しかもアルバイトではなく、社会人の一員として現場に立っている。結果に責任があるんです。あのプレッシャーは初めてでした。
―― そこから、どうなっていったんですか?
沼にハマりました(笑)。
「取らなきゃ、取らなきゃ」と思うほど、結果がついてこない。
数を意識するほど結果が出ない、という矛盾に苦しんで。
あの時期が、一番きつかったです。
スマホのメモに問いを立てた。振り返りを習慣にしたら、目標に届いた
―― 苦しい時期からどうやって抜け出したんですか?
一番大事にしたのは、振り返りです。
うまくいかなかったときと、いったとき。比べてみると、振り返りをしていたかどうかの差が大きくて。うまくいかないときは、うまくいかないやり方をしているだけなんですよね。
―― 具体的には、何をしていましたか?
2つの方法で振り返りを徹底しました。
1つ目は、ひとりでの振り返り。スマホのメモに「なぜ結果が出ていないのか」という問いを3つ4つ立てて、自分で答えを書く。本当にそれだけです。
2つ目は、他の人から見た振り返りです。社員さんに30分いただいて、自分では気づけない部分をフィードバックしてもらう。この2つをセットでやったのが、大きかったです。
―― 自分の目と、他人の目。両方そろって初めて効くやり方ですね。それで、数字に変化はありましたか?
はい。目標だった月30〜40件も、そこから届くようになりました。
やり方をガラッと変えたというより、うまくいかない理由を毎回ひとつずつ潰していっただけです。
やはり基礎が大事なんだなと。
ここを疎かにしても、望む結果は手に入らないんだなと、社会人になる前に身をもって経験できたことは財産だと思います。
―― 目標を下げるのではなく、届くまでやり方を直し続けた。そこが分かれ道だったんですね。「自分は変わったな」と実感した瞬間はありますか?
お客様から指名をいただいたときですね。
自分の努力が、自分の中だけで終わらない。指名という、はっきりした形で返ってきたんです。あれで、ようやく自信が持てました。
社会人1年目の壁で、いきがいの経験がそのまま効いた
―― ここからは社会人になってからのお話も聞かせてください。1年目の壁は何でしたか?
大きく2つです。
1つ目は、先輩や上司との関係づくり。2つ目は、社外のお客様とどう接点をつくるかでした。
―― 1つ目の、社内の先輩や上司との関係づくりでは、いきがいの経験が活きた実感はありますか?
かなりあります。
いきがいでは、その日その日に現場へ行って、関係づくりから仕事が始まるんです。現場ごとに初対面の人と信頼関係を築いた経験は、そのまま社内での人間関係づくりにも活きています。
私が先輩や上司と積極的に距離を詰めていく姿勢を見て、いまの会社でも周囲の方から「後輩力が高いね」と評価していただいているんです。組織内でうまく立ち回れるのは完全に、いきがいで鍛えられたおかげですね。
―― 社外のお客様についてはどうですか?
コンサルタントも営業をする仕事なので、ここも直結しています。いきがいでのインターンを始めた直後の頃は、お客様への押し売りっぽく提案してしまってうまくいかない日が多かったんです。
でも、続けていく中で身につけた「お客様のことを考えて、隣で質問を投げる」というやり方は、いまも重宝しています。
売る側ではなく、隣で寄り添うパートナーの目線を持って応対することで、お客様との関係性がグッと縮まるんです。
営業ではなく「組織づくり」が、進路を決めた
―― 新関さんはいきがいでインターンをする中で営業を経験した後、支部長(学生組織の一部門をまとめる役割)として運営も担当されていたそうですね。
はい。
私が所属していた頃は、学生組織を立ち上げようとしている真っ最中でした。営業スキルを身につけたいから始めましたが、支部長を任されてから、組織づくりも面白いぞと気づかせてもらいました。
―― それが人事コンサルという進路選択にも影響を?
むしろこの経験がなければ、営業職をしていたと思います。
いきがいでの日々の中で、営業を通しての学びもありましたが、自分はゼロから組織をつくる過程の面白さとやりがいの方が大きかった。
だから就活で、人事コンサルを選びました。
―― いま振り返って「もっとこうできた」と思うことはありますか?
あります。
当時は焦っていて、後輩メンバーに対して、押し付けるようなマネジメントをしていたなと。いまの知識を持って戻れるなら、まずは自分が管轄している組織の仕組みを整えて、メンバー一人ひとりと向き合う時間をより多くつくったと思います。
―― 事前アンケートでは「いきがいの経験は、社会人となった今どれくらい活きていますか」という質問に、
10点満点の10と
答えていただきました。
はい。学生時代に本気で組織づくりに取り組み、自分の未熟さを痛感できたことは、今のキャリアに直結しているので間違いなく10点満点です。
だからこそ、まずは今の会社で結果を出したいと考えています。
ありがたいことに、いま任されている目標を達成できれば、本来は4年目以降に就くポジションへ、3年目で挑戦できる可能性があると言われているんです。
そこでマネジメントスキルを磨き直し、ゆくゆくは事業会社へ移って、当事者として組織づくりに再挑戦したいですね。
くすぶっている後輩へ
―― いま成果が出ずにくすぶっている学生に、声をかけるとしたら?
くすぶっている時期は、通過点です。成長するのに絶対必要なフェーズだと思っています。
だからこそ、振り返りは大事にしてほしい。あとは、絶対に一人で抱え込まないでほしいです。
優しい社員さんがたくさんいるので、うまく頼りながら、光が見えるところまで走りきってほしいなと思います。
―― 一度そこを抜けた人の言葉なので、重みが違いますね。参加前の自分に声をかけるとしたら、何と言いますか?
「いまやりたいことがなくても大丈夫。ここで全力でやれば、強みも、弱みも、やりたいことも見えてくるよ」と伝えたいです。
僕自身、いまは営業職ではありません。強みさえ分かっていれば、選択肢はいくらでも広がります。
いきがいは、帰ってこられる場所
―― 最後に、いきがいの良さをひと言でいうと?
「帰ってこられる場所」ですね。
ここでの経験って、大学時代で終わらないんです。実は昨日も、いきがいの方と飲んでいました(笑)。
社員も学生も、みんなで支え合う空気がいきがいには根付いています。そこは、在籍していた当時からいままで変わりません。
社会に出てから抱えるモヤモヤも、楽しいことも、辛いことも、社員さんが分かってくれる。実家みたいな感じが、近いかもしれません。
いきがいでは、新関さんのように
「このままではまずいかも」
と思っている学生の挑戦を、研修と社員のサポートで全力で応援しています。
卒業したあとも帰ってこられる場所として、待っています。
少しでも気になった方は、まずは気軽に話を聞きに来てください。