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「2021年春」新しい仲間を迎え入れました!

みなさんこんにちは。
私たちのストーリーを見ていただきましてありがとうございます。
今回はタイトルの通り「私たちが今年の新入社員をどう迎えたか」お伝えしたいと思います。

コロナ禍で揺れに揺れた2021年卒採用でしたが、とてもありがたいことに彌榮自動車では新卒・第二新卒合わせて(過去最高)7名の新入社員(新卒ドライバー)を迎え入れることができました。

コロナ禍のなかで感染対策と入社式をどう両立させるかについて検討を重ねながら、やはりできるのであれば「リアル空間で顔合わせをしたい」という判断になり、できる限りの対策を施したうえで4月1日に入社式を執り行いました。

そして昨年まではマナー教習などの導入教習が終わってから二種免許の取得を行い、すぐにドライバーとしての(法令や運転などの)初任教習がスタートしていました。

しかし私たちはいろいろと想いを巡らせました。
それは「これから新社会人として入社してもらうみなさんに、もっと広く彌榮自動車とヤサカグループを見てもらえる機会を作れないか?」ということです。

確かに新入社員のみなさんはドライバーとしてデビューして、京都の交通や観光を支えてもらうことになります。しかしそれだけではありません、最初はタクシードライバーとして活躍してもらいますが、ゆくゆくはハイヤードライバーとして、そして彌榮自動車の根幹事業である運輸部門を支えてもらう人財となってほしい。

そこで「彌榮自動車で社会人の第一歩を踏み出す新卒メンバーに彌榮自動車とヤサカグループのことをもっと深く知ってもらおう!」という思いから、全社&ヤサカグループ横断の総合研修を行うことにしました。社内各部署のみなさんと関係会社のみなさんに相談したところ、みなさん快く引き受けていただき、4月上旬のいちばん忙しい時期に見学や講義を引き受けていただきました。

まずは彌榮自動車各部門の話から。
「タクシーってただ走っているだけ」と思われるかもしれませんが、数々の部署があり彌榮自動車が成り立っています。たとえば「お客様のご注文を受け付ける」コールセンター、「ドライバーをまとめ営業センターにおける直接のマネジメントを行う」運輸部門、「観光タクシーやハイヤーを主に取り仕切る」営業部門など、そのほかにも数多くの部署がありますが、それぞれ講師を派遣してもらいい講義をしてもらいました(写真はコールセンターでの光景)。

また私たちの仕事は車が大切な「相棒」になります。
そこで社内の整備工場である「サービスセンター」で実際の車両を使って「車を細かく触ってみる」実務研修も行いました。

そしてこれは「意外なこと」として受け止められることが多いのですが、彌榮自動車は事業用用地の有効活用に端を発した不動産事業も大きな柱で、貸ビル事業者としては京都市内有数の事業者に成長しました。例えば...京都初の「某コーヒーチェン」など、数々の「京都初」に関わっているのですが、そのようなことも含め不動産事業部についても学んでもらいました。

そしてこれまた意外と言われるのですが、貸ビル事業に関連して京都市内中心部に複数の事業用物件を保有していることから、彌榮自動車は京都三大祭の一つ、「祇園祭」で中心となる「鉾町(ほこちょう)」に加入しています。今回はその中の一つ「函谷鉾(かんこぼこ)」でのお話を伺う機会を頂戴しましたので、函谷鉾保存会で「函谷鉾と彌榮自動車の関わり」についてお話を伺いました。

次に伺ったのはヤサカグループの関係各社。
ヤサカグループの基幹事業はタクシー事業なので、そこはイメージが付くかもしれませんが、それ以外にも主に観光バス事業や自動車販売事業も行っています。その中でも今回は「滋賀ヤサカ自動車」「ヤサカ観光バス」「ネッツトヨタヤサカ」そして「京都トヨタ自動車」を見学させていただきました。

ヤサカ観光バスでは「バス専業の会社としては国内屈指の規模」という話と観光バス事業についての紹介にとどまらず、サプライズで今年入社した新卒ガイドさんと対面することになり、タクシーと観光バスの新入社員という組み合わせで記念写真を撮影しました。

そして自動車販売事業(自動車ディーラー事業)では訪れた京都トヨタ自動車とネッツトヨタヤサカで手厚い歓迎を受け、そしてとても詳細に自動車販売事業について紹介してもらっただけではなく、実際にショールームへお邪魔して展示車両に触れる機会もいただきました。

ちなみに上の写真の白い車は水素自動車の「MIRAI」。なんと1台800万円近くするのですが「どうぞ触ってもらってOKですよ」と声をかけていただき、この後みんなでいろいろと覗き込んでいました。

そして外には高級ミニバンの「アルファード」と「ハリヤー」が展示されているのですが、ここについても「触るのはもちろん、ぜひ乗ってみてください」というこれまた想定外のことも提案いただき、みんなで客席の座り心地や運転席の感触を確かめていました。

京都トヨタ自動車とネッツトヨタヤサカは京都府内のトヨタディーラーとしては屈指の規模で、扱う車種も豊富なこと、そして高級車を取り扱っていることから、車好きの新入社員にはたまらなかったようです。またアルファードのような高級車を使用する「ハイヤー」の仕事についても「使う車が高級=接客サービスをしっかりしないといけない」といったイメージが付いたようで、目を輝かせている新入社員が多かったことが印象的でした。

これまでの想いやいろいろな部署、そして関係会社の協力もいただきながら、今年初めて「全社横断&ヤサカグループ横断による導入研修」を実施しました。すると各部署、関係会社から「もっと(いろいろなことを考えて)来年はよりよい機会にしたい!」という声をいただきました。そして新入社員にも「印象的だった」との声をもらい、本当にやってみてよかったと感じています。

とはいえ、今の取り組み完璧ではなく、まだまだ改善の余地があると思いますが、会社に興味を持ってもらうために、そして(新入社員も既存の社員も)みんながそれぞれの分野について関心を持てるように、もっといろいろなことに取り組んでいきたいと思います!

それでは今回は少々長くなりましたが、ここでいったん失礼いたします。
また続編もお楽しみにお待ちください!

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