【事例紹介vol.2】〜街に、あたたかな光を灯す〜厨房スペースから、地域に愛される“八百屋バル”へ。制約を価値に変える空間設計の裏側とは?
こんにちは!
今回は路面店、八百屋バルの内装工事を担当させていただきました。
元々は設備が並ぶコンパクトな厨房スペース。この空間を、地域の人が気軽に立ち寄れる「街にひらかれたお店」へと再構築するプロジェクトでした。
設計において意識したのは、「入りやすさ」と「親しみやすさ」。
通りに面したファサードはガラス面を活かし、店内の様子やあたたかな光が外へ自然とにじみ出る構成に。
思わず中を覗きたくなるような、街との距離が近い空間を目指しました。
内装は、木の素材感をベースにしたシンプルなデザイン。
過度な装飾は避け、食材や料理が主役となるような“余白”を残しつつ、棚の間接照明や家具のディテールで、やわらかな温もりを演出しています。
奥へと続く細長い空間は、動線を整理しながら、圧迫感を感じさせないように設計。
視線の抜けや照明の配置を工夫することで、コンパクトながらも居心地の良い空間に仕上げました。
元々の厨房設備や制約を踏まえつつ、機能性とデザイン性を両立させることも本プロジェクトのポイントです。限られた条件の中で、どのように空間の価値を最大化するか。そのバランスを丁寧に積み重ねています。
日常の中でふらっと立ち寄り、あたたかい食事と時間を楽しめる場所。この空間が、地域に根ざしたお店として長く愛されていくことを願っています。