ニカモト ハンナのプロフィール - Wantedly
景色をつくり、人をつなぐ 「こんな場があったらいいな」という構想を、企画・制作・運営まで実装。行政・企業・地域を巻き込みながら、人が自然と集まり、また関わりたくなる場づくりをしています。一児の母として、育児も仕事も楽しみながら取り組んでいます◎
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こんにちは!株式会社グリーンアップルの採用担当です。
グリーンアップルは「イベントには、社会を変えるチカラがある」というミッションのもと、防災、SDGs、地域活性化など、多岐にわたる社会課題にイベントという手段でアプローチするプロデュース企業です。
今回は、プロデューサーとして活躍する二家本 帆菜(にかもと はんな)に話を聞きました!
東京藝術大学で先端芸術表現科を学び、新卒でグリーンアップルへ。防災や地域コミュニティなど、それまで縁のなかったテーマにも飛び込みながら、9年間にわたって数々のプロジェクトを手がけてきた二家本。その歩みから、ゼロから企画を組み立てる仕事の面白さ、そして今後挑戦したい「地域コーディネート」というテーマまで、たっぷりと話してもらいました。
「初めてのことを面白がれる」「自分から一歩踏み出せる」、そんな方は、ぜひ最後までご覧ください🍏
―― まずはこれまでの経歴を教えてください!
二家本:2017年に東京藝術大学美術学部先端芸術表現科を卒業して、同年4月に新卒で株式会社グリーンアップルに入社しました。現在は、渋谷防災キャラバン、千代田区防災フェスタ、YCC 代々木八幡コミュニティセンターで実施している「YCCつながるイベントシリーズ」、SHIBUYA NODOJIMANなど、防災や地域に関わる案件を中心に担当しています。そのほか、新規事業の企画・提案や、採用業務もやってますね。
―― 二家本さんは、新卒でグリーンアップルに入ったんですよね。何が決め手になったんですか?
二家本:大学では、作品を制作するだけではなく、地域と関わるアートプロジェクトの企画・運営にも多く携わっていました。その中で、自分自身が作品を生み出す作家というよりも、人と人、人と地域をつなぎながら企画を形にしていく役割に面白さを感じるようになったんです。当時は「自分は作品をつくる側には向いていないんじゃないか」と悩んだ時期もあったんですけど、それならまずは好きなこと以上に得意なことを仕事にしてみようと思いました。
美術館の学芸員や文化ホールスタッフのような仕事も考えたんですが、ひとつの場所を守るよりも、さまざまな場所や人のもとへ自分自身が動いて、新しいプロジェクトをつくっていく働き方のほうが自分には合ってるなと感じていて。そんな中でグリーンアップルと出会って、イベントという手段を通して地域や社会課題に関わりながら、多様な人たちと一緒に企画を実現していく仕事に魅力を感じて入社を決めました。今振り返っても、自分に合った選択だったと思っています!
―― イベントの企画から当日の運営まで、どんな流れで進めているんですか?
二家本:クライアントからは、漠然としたアイデアやイメージの段階でご相談をいただくことも多いんです。その場合は、まずプロジェクトの目的やターゲット、目指すビジョンを一緒に整理するところからスタートします。
その内容をもとに企画のアウトラインを考えて、企画書を作り、関係者との打ち合わせを重ねながら内容を具体化していきます。予算管理をはじめ、会場や出演者、協力団体との調整、広報、制作物の進行、当日の運営計画まで、プロジェクト全体を一貫して担当することが多いですね。
イベント当日は現場全体を見ながら、想定外の出来事にもその場で判断して、関係者と連携しながら進行します。終了後は振り返りや効果検証をして、次回以降の改善につなげています。
―― 案件によって、進め方も変わってくるんですか?
二家本:そうですね。グリーンアップルの仕事は、決まった形のイベントを繰り返すわけではなくて、ひとつひとつ目的もターゲットも実施場所も体制も予算も違うんです。毎回ゼロから企画を組み立てて、多様な立場の方々と対話を重ねながら形にしていく難しさはありますが、その分、新しい挑戦を続けられることが、この仕事の大きな魅力だと感じています!
―― 入社前と後で、仕事に対する感覚にギャップはありましたか?
二家本:学生時代からアートイベントの企画・運営をしていたので、入社後も仕事内容そのものに大きなギャップはなかったです。一方で、仕事を始めて大きく変わったのは、「誰のために企画をするのか」という視点です。
学生時代は、自分自身が面白いと思えることを軸に考えていました。でも仕事では、その視点に加えて、クライアントや参加者、地域の方々にとっても価値のある企画になっているか、そして次につながる成果を生み出せているかを考えることが必要です。そのためには、企画そのものを魅力あるものにするだけではなく、関わる人たちと信頼を積み重ねていくことも仕事の大切な役割なんだと実感しました。
―― これまでで、特に難しかったことや失敗談はありますか?
二家本:入社2年目でキャンプフェス全体の運営統括を担当したときは、限られた体制や情報しかない状態から準備を進める必要があって、何から手を付ければいいのか分からず、本当に毎日必死でした。自分の実力が伴わない中で多くの方を巻き込むイベントを担当して、体力的にも精神的にも苦しい時期でしたね。
―― それは大変でしたね…。どうやって乗り越えたんでしょうか。
二家本:「とにかく今は目の前の一つひとつに集中しよう」と思って、がむしゃらに取り組みました。ただプロジェクトが終わった後に、自分の限界や感じたことを社長に率直に伝えたんです。本音で話したことをきっかけに、会社として案件の向き合い方や進め方も少しずつ変化していって、自分自身も、より前向きに仕事へ向き合えるようになりました。
一方で、会社に変わってもらうためには、自分自身がこの人にいてほしいと思ってもらえるような存在になる必要があるとも感じていて。だからこそ、若いうちはできるだけ多くの経験を積んで、周囲から学んで、自分にしかできない強みを増やそうという気持ちで仕事に向き合ってきました。会社が変わること、自分が成長すること。その両方があったからこそ、今もこの仕事を続けられているんだと思います。
―― 今、二家本さんが中心になって進めている新規事業や、新しいチャレンジについて教えてもらえますか?
二家本:力を入れている取り組みのひとつが、今年から新たに始まった、代々木八幡コミュニティセンターという区施設で実施している「YCCつながるイベントシリーズ」です。「人と人がゆるやかにつながるきっかけをつくること」をテーマに、子どもから大人まで、さまざまな世代が気軽に参加できるプログラムを年間を通して企画しています。
例えば、音楽や環境、防災など、一見異なるテーマでも、「新しい人や地域との出会いが生まれる場」であることを大切にしています。イベントが終わったら終わりではなく、「また来たい」「次は別のイベントにも参加してみたい」と思ってもらえるような、継続的な関係づくりを意識して企画を進めているところです。
―― 今後、さらに挑戦していきたいことはありますか?
二家本:地域全体の課題や魅力に寄り添いながら、人や団体、行政をつなぐ「地域コーディネート」の仕事にも携われるよう、さらに挑戦していきたいと考えています。イベントは地域をつなぐためのひとつの手段ですが、それだけが答えじゃないんですよね。公共空間の利活用や、地域に必要な場や仕組みづくりなど、地域全体をプロデュースするような視点で、人が自然と関わり合える環境をつくっていきたいと思っています。
―― どんな人が活躍できる環境だと思いますか?
二家本:経験やスキル以上に、「初めてのことを面白がれる人」かどうかが大きなポイントだと感じています。
先ほどもお話しした通り、私たちの仕事に決まったマニュアルはないので、「まずやってみよう」「分からないなら調べてみよう」「相手に聞いてみよう」と、自分から一歩踏み出せる人が、とても活躍できると思います。
また、この仕事は一人では成り立ちません。行政、企業、地域の方々をはじめ、出演者やテクニカル・運営スタッフ、施工や物品の手配先など、本当に多くの人と関わりながらプロジェクトを進めていきます。多様な関係者と連携しながら進めていく力も求められますね。
―― 逆に、どんな考え方だとミスマッチになりやすいかも、率直に教えてもらえますか?
二家本:「マニュアルや指示がないと動けない」という方や「ここからここまでが自分の仕事」と業務範囲を区切りたい方にとっては、大変に感じる場面があるかもしれません。もちろん、一人で抱え込む必要はありませんが、「自分に何かできることはないか」と自然に考えられる人のほうが、この仕事の面白さを感じられると思います。
―― 日々の業務で、大切にしている価値観や想いを教えてください。
二家本:私が仕事をするうえで一番大切にしているのは、想像し続けることです。
グリーンアップルでは、自分が初めて触れるテーマのプロジェクトを数多く担当してきました。そのたびに専門家や当事者の方のお話を伺って、それまで知らなかった価値観や文化に出会ったり、「自分が知っているつもりでも、実際には知らないことがたくさんある」と感じる場面も何度もあって。
だからこそ、「相手はなぜそう考えるのだろう」「どんな背景があるのだろう」と想像し続けることを大切にしています。プロジェクトに関わるさまざまな人の、考え方や価値観、置かれている状況を受け止めながら対話を重ねて、企画を形にし、実現させていくことが、この仕事の面白さだと感じています。
また、私自身は、できない理由よりもどうしたら実現できるかを考え続けたいと思っています。多様な関係者と連携・調整を重ねながら、一緒により良い形を探していくことを大切にしていきたいですね。
―― 今後、どんなキャリアを歩んでいきたいと考えていますか?
二家本:自分が経験したことのない分野や新しいテーマには積極的に挑戦しながら、自分自身の視野を広げ続けていきたいと思っています。
これまで、防災やパラスポーツなど、それまでは馴染みのなかった分野でも、専門家や当事者の方々から直接お話を聞き、現場を積み重ねることで、多くのことを学ばせてもらいました。特に昨年のデフリンピックでは、きこえない・きこえにくい人たちの文化や価値観、合理的配慮について理解を深めることができて、自分自身の価値観や企画の視点も大きく広がったと感じています。今後は、こうした経験を生かしながら、人々の多様性を社会に伝えていくようなプロジェクトにも、より積極的に関わっていきたいです。
また、会社から任された仕事を形にするだけではなく、自分自身で地域や社会課題を見つけて、新しい仕事やプロジェクトを生み出せる存在になりたいです。会社や社会に新しい価値を生み出せるプロデューサーとして、挑戦を続けていきます。
―― 最後に、これから応募を考えている人へメッセージをお願いします!
二家本:グリーンアップルの仕事は、正解のない中で考え続ける難しさもありますが、その分、自分一人では出会えなかった価値観や社会課題に触れたり、「こんなこともできるんだ」と仕事を通じて新しい自分を発見できたりする、とても面白い仕事です。
私自身も新しいことに挑戦し続けたいと思っているので、一緒に切磋琢磨しながら成長できる仲間と出会えたら嬉しいです。お互いに刺激を受けながら、「もっと良い企画にしたい」「もっと地域や社会に価値を届けたい」と本気で考え、一緒に挑戦していけるチームをつくっていきたいですね。
そして、ひとつのプロジェクトをやり切った後に、「頑張ってよかったね」と笑い合えたり、たまにはみんなで美味しいご飯を食べながら次の挑戦を語り合えたり。そんな関係を少しずつ築いていけたら素敵だなと思っています!
グリーンアップルでは、社会課題解決に向けて共に考え、走り抜けてくれるメンバーを募集しています。
気になった方は、ぜひ気軽にお話ししましょう!