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匿名性と文字表現の関係性、或いはそこから受け取る感情について


今後の当ブログの文字表現に関して下記方針とする事にしてみた。

~原則禁止~ ※以下、A群とする。

  • ww(複数個以上の草表現)
  • !!、??(大文字、複数個以上の連続した同一感嘆符)
  • (^ω^)等(ωの入った顔文字)

でかいもじ

  • のように強調目的でのデカい文字。



~必要最低限で許可~ ※以下、B群とする。

  • w(単一での草表現)
  • !!、??(小文字、複数個以上の連続した同一感嘆符)
  • 絵文字

タイトル

本題

  • のようにインデントや読みやすさ目的で使用するデカい文字


~通常使用可能~ 以下、C群とする。

  • 草(漢字での使用)
  • !、?(感嘆符の単体使用)
  • (^^)(ωの入らない顔文字)
  • 太文字


理由としてはA群とB群は目的に対してネガティブな効果を生むと感じたからです。

以下、背景。


そもそも当ブログは本来、僕のたんなる趣味で始まった。

まあ今でもそれは殆ど変わらないのであるが下記がちょっと変わった。

  • 読者層⇒当初は身内、顔見知りばかりだったのが求人媒体経由やSNS経由でのアクセスが増えてきた。
  • あわよくばの気持ち⇒上記のように自慰行為に近い形で始まったブログも、現在は求職者や新規クライアントに対して一定のメッセージ効果を狙っている。

というわけで、顔も知らない第三者の目線に立って本ブログを少し見返してみた。

すると、A群の表現がちょっとウザいと感じたのである。

カロリーが高いというかバカっぽいというか知性を感じないというか。

まあそんなところを感じた。(個人差はあると思う。)

※ここではA群表記が単純に「ダサい」という議論には触れません。

仲の良い友人がA群表現をしていても「あいつは相変わらずだな~」とか「元気でやっとるな」とか「リアクション兼ねてたまには連絡してみるか。」となるのに、性格をよくわかっていない顔を知らない第三者が書いていると途端に上記になる。


なぜなのか。


ところで話は急であるが私は「バーロー世代」である。

造語なので何のことか解らないと思いますが30代半ばの人はピンと来るはず。


そう、2ちゃんねる及びまとめサイトでA群(特にw)が乱発されていた時代の人間です。

あの頃も関係性としては顔を知らない第三者だった。IDしか情報がない存在である。

なのに、特段ネガティブな感情は無かった。むしろ「良いぞもっとやれ」だったように思い出す。


「年を重ねて落ち着いてしまった。」

「文化が変わった。」

「コンプラ意識が変わった。」


等々、色々と理由はあるかもしれないが個人的には受け止め方が匿名性のレベルで変化しているように感じている。


というわけでその観点から理由を考えてみる。

以下、匿名性レベルの個人的イメージを羅列。

この感覚でいえば、上2つと下2つはA群でも良い気がする。

知っている人。或いはまったく知らない人たちである。

これがYOUTUBEチャンネル等へのコメントになると少し敷居が高くなり、Twitterになるとウザい感が顕著になる体感がある。

何が違うか考える。

Twitterで付与されるのはプロフィール情報と横のつながりである。

つまり個人は特定できないが、その人の属するクラスターは想像できる。という段階(もちろん例外は沢山ある。)

「顔も性格も知らないが、何を生業にしているのかは何となく解る。」という状態。


この開示レベルでA群が頻発するとちょっとウザい。



一方で、このまま個人情報開示レベルによってA群の受け止め方が比例するかと思いきや、Instagramで少し事情が変わる。

InstagramでA群を出しても「なんとなる許せる」感が出てくる。

(重ね重ねですがあくまで個人的意見です。)


ここが少しポイントな気がした。

InstagramとTwitterで大きく違う点。

それは顔出しの程度かと思う。

Instagramではむしろプロフィール情報は削られて匿名性は上がっているかもしれない。

ただし、顔出しは増えている。

ここで思考実験。


その人物はよく知らないしプロフィールも情報薄い男性が、顔出しした写真や動画と共にA群表記をしまくっているとする。


うん。

なんとなく許せる気がする。

(何度も言いますがこれは個人的意…rya)

よってここで一つの仮説を立てる。

~仮説~

(1)全く情報が無い第三者がA群表記を行っても感情的ネガティブは発生しにくい。

(2)プロフィールや属性は想像できるが、顔は知らない第三者がA群表記を行うとネガティブな感情が発生する。

(3)その人の顔や表情を認識しているとネガティブな感情が緩和される。

これを要約する。



中途半端に情報はあるけど顔は知らない第三者がお調子者な文章表現をするとちょっとウザい。

……

なんかめっちゃ当たり前な結論に落ち着いてしまった気がする…

気を取り直そう。(これに何分費やしていると思っているんだ!!@B群)




でも、この「顔を認識できるかどうか」の閾値は楽しい観点なのではないかと思う。

是非とも、微妙に偏差値の高い大学で卒業論文テーマに困っている文系大学生に追跡調査してもらいたいテーマである。

(Twitterでも顔出しアイコンかどうかで受け手の感情変化を調査する。とか面白いのでは。既にあるかもしれんけど。)

なにはともあれ当ブログは既に「株式会社シンプルの代表が書いているのは知っているが、顔は見たことないし性格も知らん」という領域にいるのでA群は控えることにしました。

その方がネガティブ感情が減ると判断したので。

リアルに僕のことを知っている人は陽キャでも陰キャでも無く、お喋りでも無口でも無く、良くも悪くも風来坊な性格だということを知っていると思うので、きっとこんなブログでも違和感はないだろう。

というわけで、今後はしばらくこの方針でやっていきます。

こんな記事に目を通していただいた顔も性格も知らない第三者の方や知人の皆さま。

今後とも何卒宜しくお願い致しますm(__)m@C群

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