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イベント企画担当者の想い〜凸凹サロン〜

面接の際によく聞かれるのが「エンラボで行われているイベントはどのように企画され行われているのですか」という質問です。そこで今や定期的に開催されるようになった「凸凹サロン」の企画担当者に話を聞いてみました!


【凸凹サロン】

各事業所毎月1回土曜日(14:00〜15︙30)に開催されているイベント。発達障害の診断関係なく発達凸凹について話したい当事者、及びご家族の方向けに開催。

凸凹サロンが開催されてから、どれくらい経つのですか?

2019年10月からなので、ちょうど2年になります。
私が「エンラボカレッジセンター南」に所属している時に、学生(利用者)さんから

「悩んでいることを共有できるワークはないのでしょうか?」

という意見を聞いたのがきっかけでした。

その後、上司と「確かに、そんな空間があったらいいかもね」という話になりました。エンラボカレッジに通所されている方から意見が出るということは、事業所がある地域でも同じような思いを抱いている方がいらっしゃるかもしれないと思い、本格的に実現できないか検討を開始しました。

結果、地域でも同じ思いの方がいらっしゃって、、、
発達凸凹で困っている当事者だけでなく、当事者を支えるご家族の皆さんも悩んでいることから、言いづらいことなどを少しだけでも話せる場所、情報交換ができる場所を作っていきたいという思いがどんどん強くなっていきました。そして本格的に2019年10月から「凸凹サロン」として開催することにしました。


「凸凹サロン」を知らない方々のために、どのようなイベントなのか教えてもらえますか?

各事業所で毎月1回開催しており、宮崎、横浜関内、センター南、川崎と4事業所での開催を合わせると月に4回開催しています。

気軽な空間作りを目指して少人数制で開催しているので、毎回6〜7名を目安の人数として参加いただいていて、発達凸凹について気になることや心配なことについて話してみたい当事者の方はもちろん、ご家族の方も多く参加されています。

また現在、エンラボカレッジを利用されている方や、エンラボカレッジから次のステージに行かれた方なども、たまに自分自身の振り返りを行うような形で参加される方もいらっしゃいます。


いろんな方が参加されていますね。

やはり人付き合いや人間関係の悩みや、生活面での困りごとなどが話題にあがることが多いんですよね。

自分ではこう思っているけれど、大丈夫かな。など不安に思ったり、わざわざ誰かに連絡するほどではないけれど、ちょっと人と話してみたいというようなこと、誰でもあると思うのです。

そのような時に凸凹サロンに参加されると、みなさんホッとしたような表情をされるんです。その表情を見たときに開催してよかった〜と思いますし、もっと発達凸凹で悩まれている方々に参加してもらいたい。って思います。


今後、凸凹サロンをさらにこんなふうにさせていきたい。など企画者としての想いはありますか?

とにかく悶々と悩んでしまったり、誰かに話したいな。と思ったまま話せずにいる。なんてことが無くなるように、気軽に参加いただきたいと思っています。できることは色々やって身近に感じてもらえるようにしていきたいと思っているので、当日はニックネームを使って参加してもらったりしています。
少しでも話しやすい雰囲気や、皆にとってホッとできる空間作りを大切にしていきたいと思っています。

そして、学生(利用者)さんの声をきっかけに生まれた企画なので、これからも何ができるかを考えながら学生(利用者)さんにとってよりよい支援を目指していきたいと思っています。


「チャレンジ」していくということですね。

はい、常にチャレンジしていきたいと思っています!
一緒に働く仲間とも色んな意見を出し合って、凸凹サロンだけでなく新たなことも取り入れていきたいです。

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