【特別企画】『北国の恵み』愛用者様へ向けた感謝イベント | 株式会社ウェルヴィーナス
こんにちは!採用担当の室谷です。今回は、当社が行っているイベントに関してご紹介したいと思います!対面販売と異なり、通販業界ではお客様とお会いする機会がほとんどありません。だからこそデータと向き合...
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こんにちは!採用担当の室谷です。
今回は、株式会社ウェルヴィーナスの代表取締役社長、橋本 真吾さんをご紹介します。
私たちの会社は、社員数20名ほどの規模です。
橋本さんとは毎日顔を合わせる機会があり、社員一人ひとりの性格や働き方、取り組んでいることをしっかり理解してくれている、距離がとても近い社長です。
そんな橋本さんがどんな人物なのか。興味を持ってくださった方には、ぜひ知っていただきたい!
学生時代のエピソードから、社長になるまでの経緯、社員への思いや会社の将来についてまで、詳しくお話を伺いました。
少し眺めのインタビューになってしまったので、前編・後編に分けてお送りいたします。
前編では、橋本さんの学生時代やウェルヴィーナスへ入社、そして社長就任までのストーリーを紹介します!
読んでいただいた方に、橋本さんの人柄や仕事への熱い思いが少しでも伝われば嬉しいです!
プロフィール
氏名:橋本 真吾
好きなもの:音楽鑑賞・読書・野球観戦(西武ライオンズファン)
苦手なもの:皆さん苦手なあの虫・梅干し・トマト
休日の過ごし方:子どものサッカーの試合観戦、キャンプ、妻とショッピング
趣味:洋服、アナログレコード収集(HIP HOP、SOUL、JAZZなど)
高校生のころから25歳くらいまでDJとしての活動なさっていたそうです!
最近嬉しかったこと:NAS(ナズ)のライブに行ったこと
学生時代、アルバイトで提案営業を経験
通販・広告との出会い
ウェルヴィーナスに入社してからのこと
1年でプロモーションの責任者に!
社長になった経緯と、その時の心境。
▼後編へ続く
室谷:橋本さんはどんな学生時代を過ごしたのですか?当時、熱中していたことがあれば教えてください!
橋本:大学時代は10代から始めたDJとしての活動にハマっていました。DJは25歳くらいまでは定期的にイベントを開催するなどして続けていて、自宅では今でも高校一年生ころに買ったターンテーブルが現役で活躍しています!
趣味を充実させるため、当時はコールセンターのアルバイトを頑張っていました!
室谷:どんな業務内容だったのですか?
橋本: BPOと言われる業務の一環で、企業向けにECモールへの出店を提案する営業をしていました。
当時の目標は忘れてしまいましたが、1日平均10社くらいの契約を取っていましたね。
室谷:企業向けの営業で、1日10社ってすごいですね。
それだけの成果を出すのは、かなり大変だったのでは??
橋本:実は「結構楽だな」と感じていた部分もありました。
まず、FAX DM(当時、営業のツールとして活用されていた)にレスポンスがあった企業が対象だったので、すでにある程度関心を持ってくれている状態でこちらの話を聞いてくれる感じでした。
それに、提案を繰り返すうちに、強調するべき独自のセールスポイントや、取扱商品のジャンルによってお客様へ刺さる提案の仕方みたいなものがなんとなく分かってきて、こちらに手ごたえがある状態で営業できていたからだと思います。
室谷:・・・天才じゃないですか。
橋本:ははは。
盛大なる勘違いですが、当時は自分でも「俺、天才」って思っていました笑
だけど、今思うと、良い上司に恵まれたことが一番の理由だったと思います。
室谷:どんな上司の方だったのですか?
橋本:放任主義の上司でしたが、常に指針は示してくれました。
放置されるだけじゃなくて、信頼して任せてくれていると感じるから、モチベーションを高く維持できて、成果を出すために必要なこと真剣に考えながら仕事に取り組めたたのだと思います。
室谷:(その結果、売り上げを伸ばしていたのは橋本さんの実力でもある・・・)
橋本:成果を出せていたし、周りの人が好きだったので、そのまま社員として入社しました。
室谷:社員になってからも業務内容は変わらず?
橋本:いや、業務内容はガラッと変わって、通販会社に向けたコールセンターの営業やコンサルの営業をすることになりました。
その後、広告代理店として広告の営業も担当するようになって、 広告に興味を持ち始めましたね。
当時はシニア世代向けの商材を扱う案件が多く、必然的にオフライン広告がメインになっていたけれど、震災やスマートフォンの普及などさまざまな環境の変化からWEB広告が急成長しているタイミングでした。
世間ではFacebook、Twitterを中心にソーシャルメディアが盛り上がってきていて、それまでオフライン広告に注力していた通販会社も次第にWEB広告に予算をシフトしはじめていたんです。
この変化を見て、通販業界で生き残るには、WEB広告はいち早く取り入れるべきチャネルだと感じていました。
そんなタイミングで、知人からWEB広告の代理店に誘われて、今だ!と思い転職したんです。
室谷:転職先への入社の決め手を教えてください。
橋本:少人数の会社だったので不安もありましたが、社長直下でWEB広告を学べることが一番の魅力でしたね。幅広く業務を任せてもらえる環境だったので、WEB広告の経験や通販の知見を蓄積するにはぴったりの会社でした。
室谷:実際に入社してみて、社長直下で働く環境はどうでしたか?
橋本:一番感じたのは裁量が大きいことですね。自分で提案して行動して、どんどん経験値を積むことができたのでスピード感をもって成長できたと思います!
ただ、社長からの案件が突発的に降ってきたりして振り回されることもありましたけど笑
室谷:それでもメリットの方が大きかったということですね?
橋本:はい、断然メリットの方が大きくて、この経験は今でも私の糧になっています。
ここまでのキャリアでテレビ広告はほとんど触れる機会が無かったけれど、それ以外のチャネルについては自分の知識・スキルとしてしっかり身に付いたと感じていましたね。
「通販のすべてを理解した!!」と(今思うと、これも盛大なる勘違いですが)。
そんなとき、ウェルヴィーナスの創業者から「CRMに詳しい人が欲しい」と声をかけられて入社することになったんです。
室谷:創業者に引き抜かれて入社したのですね!入社後、最初に担当したのはどのような業務でしたか?
橋本:最初に担当したのはカスタマーサポートの管理業務でした。
室谷:カスタマーサポートの経験もあったのですか?
橋本:実は、実務は初めてでした(笑)。ただ以前のコールセンターの経験や、支援側の立場からだけれどおおよその業務内容は把握できていると思っていたので、「やれる」と思いましたね。
室谷:さすがです。
橋本:いや、全然さすがじゃないんですよ(笑)。実際は、想像以上に難しかったんです。
室谷:え…笑
橋本:カスタマーサポートの業務は想像よりずっと複雑で難しかった。
「通販はすべて理解している!!」なんて思っていた自分が恥ずかしくなるほど、それまでの経験からは、表面的な部分しか見えていなかったことに気付かされました。
覚えることが多くて、大変でした…。
とはいえ、カスタマーサポートは通販の要ですから、。任された責任感で一生懸命頑張りました!
入社して3カ月ほどは毎日終電近くまで働いて、だんだんと全体像や仕組みなど細かなところを理解することができたころ、商品の施策やリニューアルを担当することになりました。
そこでカスタマーサポートで学んだことがすごく活きた!
大変だったけど、真剣に取り組んできて良かったなと思いましたね。
室谷:努力が報われた瞬間ですね!
橋本:さらに同時並行で、創業者が担当していたインフォマーシャル(テレビCM)の担当を引き継ぐことになったんです。
室谷:テレビ広告に関わったことが無いと仰っていましたが、インフォマーシャルも未経験だったということですか?
橋本:そうです!まったくの未経験でした。そんな状態で専任の担当者になったので、ここでもまた覚えることがたくさんあって苦労しましたね。
室谷:そうなのですね。インフォマーシャルを担当して、大変だったことを教えてください。
橋本:そもそも私自身がインフォマーシャルを観て商品を買ったことがなかったことです。だから視聴者の気持ちがまったくわからないし、どのような内容にしたら商品の魅力が伝わるのか、まったく見当もつかなかったんです。
そこが最大の課題でした。
室谷:どのようにその課題を克服したのですか?
橋本:自分だけで仮説を立てたり、想像したりすることには限界があると感じたので、実際に商品を愛用しているお客様から、たくさん話を聞ききました!
お悩みの内容や商品の感想などを詳しく聞いて、徹底的にお客様の気持ちに寄り添うことで、少しずつユーザー心理を理解していくことができて、だんだんと現在のクリエイティブ制作にも繋がる形が見えてきました。
室谷:お客様の声を直接聞くことが、役立ったんですね。
橋本:はい、お客様と対話することで、お客様がどう感じているのかを知れて勉強になったことはもちろん、直接お喜びの声を聞けたことにすごく感動しましたし、自社の商品がお客様を幸せにしている!と、大袈裟に言えば社会貢献性も感じることができて、仕事へのモチベーションが一気に高まりましたね。
その時の感動をメンバーのみんなにも経験してもらいたくて、今も積極的にメンバーのみんながお客様と直接顔を合わせて会話する機会をつくるようにしています。
室谷:現在も続いている、お客様感謝イベントや、座談会の実施は橋本さんの実体験がもとになっているのですね!
▼イベントに関するストーリーはこちら
室谷:ウェルヴィーナスに入社して、1年くらいでプロモーションの責任者になったそうですね。
プロモーションの責任者として苦労したことを教えてください。
橋本:苦労したことは、大きく2つあります!
プロモーション領域に限った話ではないですが、まずは「マネジメント」ですね。
私は元々プレーヤー気質な人間なので、部下に任せて仕事を進めることが苦手でした。
自分でやった方が早いし、精度にも自信がある…そう思ってしまうタイプで…笑
「任せて口を出さずに見守る」というのが得意ではなかったんですよね。正直、今も苦手かも…笑
今はメンバーも増えて、マネジメントレイヤーも強化されてきているので顕在化していないけれど、私の一生の課題かもしれません。
2つめは、「売上や利益に対してのプレッシャー」です。
ウェルヴィーナスのプロモーション部門は売上対比で約50%以上を広告費に使うこともあります。大きな予算を使って、使うだけではなく売上、利益目標を達成させなければいけないわけですから、部門を率いる上でかなりのプレッシャーを感じました。
室谷:それでもウェルヴィーナスの売上は右肩上がりで、橋本さんがプロモーションを担当してから『北国の恵み』はどんどん売上を伸ばしていますよね。どのような方法で成果を出してしてきたのですか?
橋本:やるべきことを明確にして、一つ一つきちんと取り組んできただけです。
クリエイティブを量産して、スピード感をもってPDCAを回し改善を繰り返すこと、データを分析して課題を抽出し、対策を打つこと、また、業界や競合の動向を常にチェックすること。
また、相手へのリスペクトは忘れてはいけませんが、取引先との妥協ない条件交渉を重ねることも大事ですね。そういった基本的なことにきちんと向き合って行動していった結果だと思います。
そして、一番重要なのは、「お客様の存在を忘れないこと」です!
通販の仕事はお客様と直接お会いする機会が少ない(まったく機会が無い会社も少ないくない)けれど、データの裏にはお客様のリアルな声がある。それをしっかり認識して行動しないと、成果を残すことはできないと考えています。
室谷:具体的にはどのように行動していたのですか?
橋本:一例を挙げるとすれば、お客様からいただいたコメントやコールセンターの対応履歴などには毎日必ず目を通していましたね。
クレームとなってしまったネガティブなご意見を見て、「伝えたいことがしっかり伝わっているか」「どんなことにお客様が不満を感じていらっしゃるのか」を確認し、広告の内容を改善していくということを繰り返し行い、認識のギャップを埋めるべくクリエイティブをブラッシュアップしてきました。
一方で、「『北国の恵み』を飲んでスポーツを再開できるようになった」とか、「不安なく旅行に行けるようになった」など、ポジティブなお声もたくさん届いていましたので、そういったコメントは広告に使用し、お客様の実際のお声を届ける広告にこだわっていましたよ。
室谷:今も続いている「お客さまの生の声を使用した広告」は、その頃から始まったんですね。
橋本:そうですね。良く言えばキャッチー、悪く言えば過剰な表現を用いた広告クリエイティブはインパクトがあるけれど、時に誇大になり、結果的には顧客に対して不誠実になってしまうことも。
過度な表現を避け、お客様の生の声を活かした発信をしていくことで、信頼していただける本質的な広告になっていくと思っています。
室谷:社長になった経緯とその時の心境を教えてください。
橋本:前任の社長が退任するタイミングで、私が次の社長に指名されたことがきっかけですね。
心境としては、「ついに来たか」という感じでした。
2019年に役員になり、2023年に社長に就任するまで約4年間No.2として頑張っていたけれど、当初から漠然と「社長か自分どちらかがいなくなった時に会社が困る状態にはしたくない」と考えていたから、社長の仕事には常に気を配っていたし、いつでも交代できるような心構えができていたと思います。
室谷:社長になってから、今日までで一番つらかったことを教えてください!
橋本:つらかったこと・・・特に思い浮かびませんね。
想定外のことやトラブル対応はたくさんありましたが、それも社長としての仕事の一部だと割り切っています。、大変なことがあっても、美味しいお酒を飲んだらまた翌日から頑張れますしね。
ただ一方で、社長としての責任の重大さは常に痛感しています。
会社として、お客様の期待に応えることはもちろん、メンバーの期待に応えることも私の重要な責務なので、「その責務を果たすためにどうすべきか」ということと、常に向き合っていたいです!