こんにちは!株式会社Steadyy広報担当 伏谷です。
今回のテーマは「Steadyy」の過去と、これからの歩みです。
自社のアフィリエイトメディアから始まり、現在は数多くのクライアントを抱え自社事業の開発も行っているSteadyy。
乗り越えてきた数々の試練や、下積み時代のエピソード。
そして、これからのSteadyyについて、創業メンバーの末次功樹さんに語っていただきました!
プロフィール
末次 功樹(すえつぐ こうき)執行役員
大学在学中に代表の辻本と出会い、大学卒業と同時に創業メンバーとして参画。
現在はSteadyyの執行役員を務め、大手クライアントのwebマーケティング支援に従事。
創業メンバーは7人。少人数で乗り越えた下積み時代
──創業当初は7人でのスタートだったそうですが、どのように集まったメンバーなのか教えてください!
創業メンバーとは、主に大学生時代のインターン先で出会いました。当時、社長は複数社のマーケコンサルをしていて、インターン先の会社ではマーケ責任者を務めていました。あとは社員として働いていたメンバーと、同じくインターン生だったメンバーですね。本当に偶然出会ったんです。
──最初はなんの事業からスタートしましたか?理由も併せて教えてください!
最初はアフィリエイトメディアでした。メンバーの得意領域がWebマーケ寄りだったので、その領域で事業をはじめていきました。あとはゲームが好きなメンバーもいたので、海外ゲーマーの翻訳YouTubeもやっていました。自社プロダクトを創って伸ばしていきたい意向があり、各々が培ってきたスキルを活かした事業を立ち上げていました。
ただ、正直鳴かず飛ばずでうまくいかず、得意領域をクライアント支援に活かしていくようにシフトしていきました。
──その後、案件の獲得はどのように行なっていましたか?また、7人のメンバーで多くの仕事を請け負うのは大変だったと思いますが、どうして乗り越えられたのか教えてください!
案件の獲得はリファラル営業が主でした。徐々にWebマーケ支援事業が拡大していき、今に至ります。
もちろん、最初から仕事があるわけではないので、全員が“自分で仕事をつくりにいく”覚悟で動いていました。
営業も制作も提案も全部自分たちでやる。気づけば深夜までパソコンに向かっていて、気合と根性でどうにか回していた時期もあります。
でも不思議と大変というよりはやるしかないという一体感がありました。
一つひとつの案件に全力で向き合っていくうちに、いつの間にか処理できる量も質も上がっていって、気づけば乗り越えていた。そんな感じでしたね。
メンバーの失踪や、新たな出会い。波乱万丈の創業期に得たものとは
──創業期に大変だったことや、乗り越えたエピソードを教えてください。
実は、創業メンバーの1人が突然いなくなってしまったことがありました。
スマホも財布もパソコンもオフィスに置いたまま、連絡も取れず、完全に消息不明に……。
しかもそのメンバーが担当していた案件の納期が迫っていて、進捗状況も誰も把握できていない。そこから全員で慌てて状況を洗い出すところからのスタートでした。
蓋を開けてみると、作業はほとんど進んでいない、納品もされていない、クライアント対応も必要という状態。
残ったメンバー全員で、昼夜問わず作業にあたりました。
あのときは本当に修羅場でしたね。誰かが夜中に叫び出すくらい、限界ギリギリまで働いていました(笑)
それでも、最後まで諦めずに全員で踏ん張ったことで、いくつかの案件は継続にこぎつけることができたんです。
今となっては笑い話で、創業期ならではの貴重な経験ができました(笑)
──創業期に得られた成果や嬉しかったことはありますか?
会社として大きな転機になったのは、3〜4年目に年商1億円を達成したことです。
当時はまだ小規模な体制でしたが、地道に積み上げてきた信頼から大手クライアントとの取引が生まれ、さらに買収した漫画事業が大きく成長したことが追い風になりました。
それまで男性中心だった社内に、漫画チームとして多くの女性メンバーが加わったことで、会社の雰囲気が一気に明るく、多様性のある組織に変わったのも印象的でした。
その結果、採用の質も上がり、事業の幅も広がっていきました。
単に売上が伸びたというよりも、組織としての“進化”を実感できた瞬間だったと思います。
──これまでのSteadyyを振り返って、会社の成長を感じるポイントはありますか?
一番の成長は、やはり事業の幅が広がったことです。
創業当初はWebマーケ支援が中心でしたが、今では漫画事業や新規事業など、Steadyyならではの強みや個性が明確になってきました。
同じ領域の企業が数多くある中で、「Steadyyにお願いしたい」と言ってもらえるようになったのは大きな変化です。
また、コロナ禍という厳しい時期にも、既存のクライアントとの取引が継続できたことは大きな自信につながりました。
広告費を削減する企業が多い中でも、関係を継続していただけたのは、信頼を積み重ねてきた証拠だと思っています。
経営視点、マネジメント視点で見たSteadyyと今後の展望
──仕事をする上で大切にしていることを、経営視点、マネジメント視点で教えてください!
経営視点では、目先の数字や短期的な成果にとらわれないことを意識しています。
事業を伸ばしていくうえで、今すぐの効果だけを追うと中長期的な成長を阻害してしまうこともあります。だからこそ、将来の方向性を見据えながら、どのタイミングでどんな意思決定をすべきかを常に考えています。
また、役職によって見える景色が異なる中で、自分は現場メンバーの視点と経営者の視点の中間に立ち、両者をつなぐことを意識しています。
現場のリアルな感覚を理解しながらも、経営としての長期的な方向性を実現する。この“視点の橋渡し”が、組織としての一体感と成果の両立につながると考えています。
一方、マネジメント視点では、メンバーが「コンフォートゾーン」にとどまりすぎず、かといって「パニックゾーン」に入らないようにバランスを取ることを大切にしています。
適度な負荷の中でこそ人は成長できるので、そのラインを見極めながら業務を設計しています。特に、Webマーケティング支援のようにクライアントの成果に直結する領域では、一つの判断ミスが大きな影響を及ぼすこともあります。だからこそ、「挑戦と安全」のバランスを保ちながら、失敗を未然に防ぐ意識を常に持っています。
──今後の展望や成し遂げたいことはありますか?
事業を通じて、社会に提供できる価値の総量を広げていきたいと考えています。
BtoB・BtoCといった枠にとらわれず、クライアントやユーザーからいただく対価は、私たちが生み出している価値の“結果”だと捉えています。
だからこそ、より多くの企業や個人に対して価値を届けることができれば、その分だけ社会への貢献も大きくなるはずです。
今後も、価値を生み出せる領域や機会を広げながら、社会にポジティブな循環をつくっていくことを目指しています。
単に売上を伸ばすことではなく、「Steadyyが関わることで、世の中が少し良くなる」と実感できる状態を増やしていきたいです。
──最後に、これからのSteadyyを創っていく上でどんな人と働きたいですか?応募してくださる方へのメッセージもお願いします!
シンプルですが、仕事を本気で真面目にやる人と働きたいです。現在のメンバーはどうだろうと考えたときに、みんな仕事に対して真摯に向き合っているなと感じたんですよね。クライアントやユーザーに喜んでいただくためのアウトプットを目指し、仕事に責任を持ってもらいたいです。
自分で仕事に意義を見出せるようになると、本当に楽しいと思います。Steadyyには挑戦しやすい環境が整っているので、本気で仕事をしたい人はぜひ応募してください!