皆さま、マイナポイントを受取るため(!?)のマイナカード申請は、間に合ったでしょうか?
エムザスでも2月28日に「諦めないで!!」とスタッフの一人を説得し、「家族全員分、3月1日に完了しました!早くに申請しなかったことを悔やむぐらい、オンライン申請は簡単でした!」と喜びの報告がありました!大方の予想通り(!?)、締切が延びましたしね。
マイナポイントだけでなく、マイナカードがあれば、コンビニで住民票や課税証明書などの各種証明書を役所窓口より安価で発行できたり、確定申告もe-Taxとマイナポータルを連携すると、さらに簡単に申請できます。税務署へ行くと「申告はマイナカードとe-Taxで!」という案内が多く見られ「紙より電子申請して欲しいのね、、、」と察しました。
そこで、私の家族名義で申告する、医療費控除と寄付金控除(ふるさと納税)の還付申告をマイナポータル連携でチャレンジすることにしました!事前準備として、初回のみ必要な下記の操作をしました。
①家族全員、マイナポータル「利用者登録」をする。
②確定申告をする本人が家族全員の代理人になるようマイナポータルで「代理人登録」をする。(同一生計の家族全員分の医療費通知情報を取得するため)
③ふるさと納税サイトで発行された電子証明書とマイナポータルの連携手続きをする。(数日かかります)
④国税電子申告・納税システム(e-Tax)とマイナポータルを連携させる
事前準備は面倒で、また、マイナポータルの代理人になっても、e-Taxとの連携は本人しかできないこと分かりましたが、医療機関に支払った合計金額の計算が不要になりますし、領収書の保管も不要になります。そして、e-Taxで申告が完了すれば、
・申告書を税務署へ郵送する手間無し
・税務署の職員さんが「紙申告よりチェックが楽だ!」と喜ぶ⇒残業が少なくなる⇒増税を防げるかも!!
など、多くのメリットがあります。
確定申告は、住民税の計算にも影響します。給与から控除される住民税は、毎年5月頃、各自治体から決定通知書が一斉に勤務先に届き、担当者は住民税更新業務をおこないます。確定申告が遅れると、期の途中で住民税額の変更が生じ、何の前ぶりもなく変更通知書が届きます。
弊社の給与計算担当者は「住民税額の変更を給与に反映する作業は、漏れやすい。『確定申告は遅れず、期日までにしてくれたら嬉しい』と日本中の担当者さんは思っているはず。」とのこと。
このコラムの公開日には、我が家の還付申告は完了していませんが、担当者さんの負担軽減と我が家のため、e-Taxで3/15迄の申告を目指します!
住民税額等の給与から控除する変更情報も、弊社開発の『EMクラウド』に集約し、変更対象月に一括抽出と給与計算システムへの反映ができますので、給与の漏れを防ぐことが可能です。