株式会社トリニティー's job postings
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これは実際にあったお話で、名古屋市内の個人のお客様のエピソードです。(写真はイメージです。)
WEBマーケティングで集客をしている弊社には毎日様々なお客様からお電話やメールをいただきます。
ほとんどがBtoBで企業からのお電話ですが、個人の方からの依頼も時々あります。
その日は、女性からのお電話でした。
「高齢で一人暮らしをしている母の家に防犯カメラを設置してスマホで遠隔監視がしたい」
とのご希望。
なんでも、その女性のお母様が脚を患っており、普段の生活を心配されているご様子でした。
実際に営業がお客様のお宅にお伺いし、弊社の防犯カメラをデモさせていただき、工事費用を算出、防犯カメラはお宅の中に2台、屋外に2台のフルハイビジョン防犯カメラ計4台でご契約をいただきました。
娘さんがスマホで遠隔監視をし、お母様のご自宅では、リビングの液晶テレビのHDMI入力に防犯カメラの映像を出力し、テレビで防犯カメラが見れるようにさせていただきました。
ある日、そのお宅の向かいの喫茶店に泥棒が入り、その泥棒がカメラに写っていないか警察から映像を提供してほしいといわれて困っているとのことで、お伺いしたらレジを丸ごと盗む2人の泥棒が映像に残っていました。映像のバックアップのお手伝いをし、警察に映像を提供させていただいたあと、珈琲を淹れてくださり、少し世間話をしておりました。
その時にお母様から伺ったお話が印象的でした。
「私は、脚が悪くてほとんど外出しないのよ。だから毎日この防犯カメラの映像を見てるの。時々ね、猫が庭に入ってきて、日向ぼっこをするの。それをね、じっと見てるの。先日はね、向かいのマンションに引っ越しのトラックがやってきて、若くて元気な男の子たちが一生懸命荷物を運んでるの。珈琲を淹れてそれを朝からずっと眺めてたの。突然雨が降った日はとても面白いのよ。人が慌てて駆けてくの。今の私の趣味はね、防犯カメラの映像を見ることなの。」
防犯カメラをそのように使っていただいているお客様は初めてで、とても感慨深い出来事でした。