「仕事を変えて人生が変わった」ユーザーの声を原動力に、より良い開発環境を整えていく

細田 春音
プロダクト部　プランナー

レシピサイトの運営会社、コンサルティングファームなどを経て、2024年1月にスタンバイに入社。WebサイトにおけるUI施策のプランニング、プロジェクトマネジメントを手掛ける。

テクノロジーで課題解決をしていくことにコミットできる環境が魅力だった

2024年1月からスタンバイにジョインし、プランナーとしてWebサイトにおけるUI施策の企画立案に携わっています。
入社以前は、レシピサイトの運営会社やコンサルティングファームなどを経験しました。これまでの経験の中で、レシピ動画の企画業務やシステム開発のPMO・業務プロセスの改善プロジェクト、データ分析基盤の構築や組織づくりなどを手掛けてきました。いずれも共通していたのは、データ分析から課題や解決策に繋がる示唆を発見し、そこから企画へとつなげていくプロセスです。データから解を導き出す姿勢や、プロジェクトが持つ目標へのコミット力、テクノロジーへの興味関心の高さが私の強みだと考え、プロダクトマネージャーとして新たなキャリアに挑戦しようとスタンバイへの入社を決めました。
スタンバイに惹かれたのは、「世の中のためになる」と信じられるサービスを提供しているから。サービスも組織もこれから大きく成長する途上にあり、マネジメント力が鍛えられる環境だと感じました。加えて、優秀なエンジニア人材の多さ、職種に関わらずテクノロジーの力で課題解決をしていくことにコミットしている社風にも共感し、入社を決めました。

求職者の使いやすさと求人企業側の影響を分析し、最適解を考える

現在は、求職者であるユーザーの方向けにスタンバイの検索画面の改善企画の提案と進行管理を担っています。ときには、プロジェクトごとに設定した目標の軌道修正も必要になります。ユーザーの使い勝手の良さを追求する上で方向転換をすべきであれば、いつから何を新たなゴールに置いて動くべきか。柔軟な意思決定に向けてメンバーと議論することも行っています。

しかし、検索画面に変更を加えることは、スタンバイを利用されている求人企業各社にも影響を及ぼすことになります。例えば、あるUI施策により特定の属性のユーザーの行動が活性化すると、そのユーザー層が興味関心のある求人の表示回数が増えるといった、細かな数字の変化が生じます。その影響度合を分析し、ユーザーにとっての利便性とお客様の成果のバランスを考えていくことも、プランナーとして考えるべき大事なポイントになります。仕事探しをしているユーザーに、より良い情報と選択肢を提供していきたい。それが、求職者と採用企業とのマッチングを増やしていくと考えており、企画の提案から進行まで、どのプロセスでもユーザー視点をブレずに持つことを常に心がけています。

スプリントごとの状況を可視化、環境整備を進めていった

開発の進め方や働き方の改善にも、さまざま取り組んできました。まずはプロジェクト管理について。1～2週間単位でゴールを決めて開発を繰り返す「スプリント」サイクルでの開発手法を導入しています。チームの成果を最大化するには、メンバー間での具体的なゴールイメージとタイムスケジュールの共有と、必要とあらばチームで起動修正を行っていくことが重要だと考えています。そこでまずは、所属チームの全プロジェクトのゴールと計画と進捗を誰もが見れる環境を整備しました。そのうえで、まずはプランナーを中心にスプリント途中でも素早くリスク検知をする会議体を設定し、細かい計画の見直しを行えるようにしました。

また、もう一つは、データ分析を進める上で、集計定義を揃えることにも注力してきました。人によって使う集計定義がバラバラだと、同じ数値について分析したはずが、数値の意味に違いが生まれ、求職者であるユーザーと求人企業各社へ正しく価値を届けられているのか判断を迷う事態が生じてしまいます。ちょうど同じ課題意識を持ったメンバーがいたので、初めは有志数名で集まり、データ抽出のフォーマット作成から取り組むことに。徐々に関係者を巻き込み、正式なプロジェクトにしました。プロジェクトでは約半年かけて、KPI定義の刷新やデータ抽出手法の整備を進めました。どの部署の人でも同じ集計定義で数値を見れるようになったことで、より良い開発環境づくりに貢献できたと思っています。

多様なバックグラウンドを尊重し合い、自分にできることを見つけていく

スタンバイでは、多様なバックグラウンドを持った中途メンバーが多く活躍しています。全員に共通しているのが「いい人」が多いことです。「いい人」というと抽象的かもしれませんが、私が感じている「良さ」は、互いへのリスペクトと、課題解決への「当事者意識」の高さです。「今日の自分にできること」を考えて小さな一歩を踏み出せば、「ここは私やりますよ」、「あの人に繋ぎますね」と、自然と率先して助けてくれる人たちが現れて解決が進んでいくんです。なので、困難な仕事にも思い切って挑戦することができます。ここは入社してから実感したスタンバイの良さですね。

求職者の方向けに実施するユーザーインタビューでは、「スタンバイを使って転職できたおかげで、人生が変わった」というリアルな声が寄せられます。仕事を変えることは、生活の大半を占める時間の使い方を変えるということ。それによって「新しい自分を見つけられた」、「毎日が楽しくなった」といった言葉に触れると、やってきてよかったと心から思えます。