主に担当しているのは構造計算。構造計算が自社で行えるようになったことで、コストダウンと付加価値が高められる結果に。なくてはならない裏方。
神馬建設には2022年4月に入社しました。浦河の隣町、様似町の出身で、1958年生まれです。様似町役場の建設課建築係として30年勤務し、定年を迎えました。役場に入る前は東京と仙台で約10年ほど、パビリオンの設計政策などに携わっていました。
役場で働いている頃は設計や発注、積算から業者の指導など、1人で担当していました。地元の建築物は地場企業で建てるべきだと常々考えていたので、自分の家も地元の企業に発注して建ててもらいました。定年後、もう少し働きたいとハローワークに行き、神馬建設の求人を見つけました。自分がこれまで身につけてきた知識、経験が活きる職種と思い応募しました。
現在は神馬建設の社内で、現場監督としての仕事に加え、耐震等級の構造計算を担当しています。神馬建設は耐震等級3を標準にしています。住宅のプラン、図面を作成した後に、構造計算をする場合、プランが変更になるたびに構造計算をし直して、時間とコストがかかってしまいます。ですが、ウチは、社長がプランを作成する段階で既に一度構造計算を行い、耐震等級3をクリアできる設計を事前に行い、また設計変更が発生する場合も、同様に社内で構造計算が行えるのでお客様へのフィードバックも早くなり、コストダウンにもつながります。
神馬建設は社員大工がいる会社です。しかも経験豊富で、神馬建設の家づくりを熟知しているベテランも多いので、現場はスムーズに進みますが、私も現場監督として現場がうまく回るように大工さんや技能者の方々とコミュニケーションを大事にしています。
神馬社長の家づくりは、敷地に合った家の向き、採光の取り入れ方。庭木のプランなど、現社長が家づくりでお客様へ行っている提案を詳しく聞くと、なるほどなと思うことが多いです。
そして、浦河町全体の建設業の未来を考えていて、視野が広いとも思います。若い社長、社員のいる神馬建設なら、お客様の家の面倒を後々まで見られる、長続きする会社が目指せるのではないかと思っています。