今回は、当社の人事制度についてご紹介させて頂きます!社内にいくつかある仕組みのインフラとも言える大事なものでして、制度そのものはもちろん、そこに込められた思いなどもお伝えできればと思っております💡今回は、人事・総務部の新森さんに執筆していただきました!
SORABITOの人事制度の目的
人事制度は、端的に言うとメンバーの処遇を決める仕組みですが、処遇を決めるのは、人事制度が当然備えるべき機能だと考えています。
SORAIBTOはその機能とは別に、人事制度の目的あるいは存在意義を定めています。
全社ミッションの達成
当社の人事評価期間は、5月-10月、11月-翌4月の半年ごととしており、期初に全社として目指すべき定量目標である全社ミッションを設定しています。
その全社ミッションを部ミッションに、部ミッションを個人ミッションにおとしこむ流れで個人ミッションが設定されますので、メンバー全員が個人ミッションを達成すれば部ミッションが達成され、最終的に全社ミッションが達成されるという構造です。
ゆえに、当社の人事制度は、個人ミッションの達成を通じて全社ミッションを達成するための基盤となっています。
バリューの実践、浸透
当社では、ミッション、ビジョン、バリュー(いわゆるMVV)をそれぞれ掲げています。ミッションは「組織が果たすべき使命」、ビジョンは「ミッションを実現するための中間目標」と定義している中で、バリューは、「ミッションや、その中間目標たるビジョンを実現するために 、メンバーひとりひとりに貫いてほしい姿勢や日々の行動指針であるとしています。
当社の人事制度はバリューの実践を評価する仕組みとなっており、その実践がビジョンやミッションの実現に寄与すると考えています。
個人の成長(人材の育成)
全社のミッションを達成するために、設定された個人のミッション。その個人のミッション達成のために取り組み、並行してバリューを実践していくことで、個人の成長が促されます。そして、それは最終的に事業、あるいは会社の成長につながると信じています。
SORABITOの人事制度
当社の人事制度は、等級制度、評価制度、報酬制度の3つで構成されています。
人事制度は、たとえいい仕組みを作れたとしても、メンバーに理解され、かつ活用してもらわないと価値を発揮できないため、シンプルさを最も重視した作りとなっています。
等級制度
当社の等級制度は、所属メンバーの期待役割をもとに等級を決める仕組み(いわゆる役割等級制度)で、人事制度の基盤となります。
等級は全部で7つあり、スタートがM1とすると、M2、M3と上がっていきますが、M3の次のキャリアとして、P(A)、P(B)、G1に分かれる仕組みとなっています。それぞれの等級の詳しい説明は下図の通りです。
評価制度
当社の評価制度は、所属メンバーのミッション達成やValueの実践を評価する仕組みで、「人材要件に基づく評価」と「ミッションに基づく評価」で構成されます。
「人材要件に基づく評価」
評価期間において、等級ごとに設定されたバリューの実践イメージを、各メンバーが実践できているか否か、上長が10項目それぞれで評価します。
当社のバリューと、それに紐づく具体的な実践イメージは、下図と過去のストーリーを参照してください。
ミッションに基づく評価
期初において、評価期間内で達成すべき全社ミッションを個人レベルまでブレークダウンした個人ミッション(定量的な行動量や成果)を設定し、期末において、各メンバーが達成しているか否か上長が評価します。
いわゆるOKRを準用したミッション設定・管理の仕組みです。
最終評価
人材要件に基づく評価と、ミッションに基づく評価を掛け合わせて、最終評価が決まります。ゆえに、どちらか一方だけ頑張れば高評価を得られるという仕組みではなく、両方バランスよく高評価を得ることが期待されています。
報酬制度
等級制度を基盤にしつつ、評価制度による各評価期間ごとの評価をもとに、所属メンバーに対する処遇を決める仕組みです。
期末に、全社ミッションの達成度に応じて昇給原始総額が決まり、昇格可否と最終評価を勘案して所属メンバーの昇降給額が決まります。なお、昇降給額決定の際に、当該メンバーの労働市場における価値(そのメンバーが転職活動をしたら、いくらのオファーがでるか)を一定考慮するというのが特徴です。
SORABITOの人事が大切にしていること
人事は採用、育成、制度、労務など、人に関連するところで幅広い役割を担っていますが、常に心に留めている指針があります。
事業に貢献すること
人事制度の目的の一つである「全社ミッションの達成」は、事業に貢献する分かりやすい事例ですし、バリューの実践は、事業への高い貢献につながるよう設計されています。
高い事業成長に寄与する人事とはどういったものかを常に考え、実践しています。
現場の声を大事にすること
役職が高いからといって、適切な評価ができるとは限りません。むしろ、そのメンバーと共に仕事をしている人の方が、そのメンバーの働きぶりを十分に理解している可能性が高いと考えます。
ゆえに、直属の上長の評価や、報酬提案をできる限り尊重するという姿勢を持っています。
引き続き採用活動を行っています!
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!
当社では引き続き、様々なポジションで仲間を募集しています。
少しでもご興味お持ち頂けましたら、ぜひ求人サイトよりご応募ください!