ABABA広報の尾上です。
就活で最終面接まで進んだ学生がその実績を評価する企業からのスカウトを受け取れるサービス『ABABA』。
サービスを支える社員の皆様に株式会社ABABAでの働き方やカルチャーについて聞く社員インタビュー企画です。
今回はバックオフィス・CX部門から島本小弓さんに話を聞きました。

島本 小弓/バックオフィス・CX メンバー

神奈川県藤沢市出身。
新卒で大手航空会社に客室乗務員として入社後、
大手自動車会社やクラウドファンディングを運営するスタートアップを経て
2024年6月 株式会社ABABA入社。

リソースが限られているならば社会貢献性の高いことに使いたい

──社会人になるまでの経歴を教えてください

出身は神奈川県の藤沢市です。育ったのは主に神奈川なんですが、3歳から10歳まではアメリカに住んでました。すぐに帰国することを考えて日本人学校に通っていて、全然英語が話せるとかではないんですが結果的に7年くらい住んでいた経験があります。
学生時代は親に「学生の時にしかできないことをやりなさい」って言われていて、「バイトしちゃダメ」くらいの感じだったんですが、自分としてはいろいろやってみたくて、商業施設内で軽食を売るバイトや塾のチューターを少しやってみたり、学内ではチアダンスに挑戦したりしていました。

ほかにも留学の準備とかも進めていて、やりたいこと全部に手をつけていたような感じだったんですが、大学２年生の途中くらいから体調が徐々に悪くなっていったんです。その年の冬には倒れたというか、耐えきれなくなったというか、全然体力がないみたいな状態になってしまいました。でもそのときは原因が分からなかったのでずっと騙し騙し過ごすしかありませんでした。

──就職活動はどうされたんですか？

新卒での就活ももう無理かもしれないと思っていたんですが、自分が本当に入りたいと思う会社を中心に５社ぐらいだけ受けました。そしたら運良く第一志望だった航空会社に客室乗務員として採用してもらえたんです。ただ、体調が治らないままやっていたので全然もたなくて。すごく体力が必要な仕事だし、いろいろとストレスも多かったので２年が限界という感じでやめました。

体力の問題がどうにもならないので、その次は家から近い場所で事務職だったらできるかもと思って大手の自動車会社に事務職として入社したんですけど、それも毎日9時6時で出社するのがきつくて1年経たずにやめてしまいました。

それでもう「私にできる仕事はないかもしれない」みたいになってしまって何年間かお休みの期間を設けてみました。でも30歳になる手前で流石にこのままじゃまずいと思って、自分の体調のことをたくさん調べてみたんです。
一生懸命調べていた時に自分の体調とドンピシャで同じことを書いてある本に出会って、その本を書いた先生に会いに行ったことで体調不良の原因が分かりました。

それでようやく治療を始めることができて、本当に少しずつだけど回復していって「もういける」となったタイミングで前の会社に入社しました。

──復職するにあたって前職の会社を選ばれたきっかけは？

SDGsが世間のトレンドになる少し前に、父が会社でサスティナビリティ系の仕事をする部署に配属されたんです。それで環境問題の話とかを家でよく聞いていて、もし自分が復職するのであれば体力がない分少しでも人や社会のためになる社会貢献性が高い企業で働きたいと考えていました。

それで選んだのがクラウドファンディングを運営している会社です。寄付性・社会貢献性の高いプロジェクトを担当していて魅力的に感じました。最初は体力が不安だったので短時間勤務が可能なアルバイトとして入社。そこではABABAで言うところのカスタマーサクセスのような仕事をしている人たちのサポートを担当していて、最後の1年はtoCマーケ領域の仕事もさせてもらいました。

決め手は明るい雰囲気

──ABABAを知ったきっかけは何ですか？

3年経ったし、何か新しい仕事をやってみたいなと思って会社を探していた期間に代表の中井さんからメッセージをもらいました。
ちょうどその直前にABABAがテレビで取り上げられているのを見ていて、すごく印象に残ってたんです。「誰も気づいてなかったところに目をつけたサービスだな」って結構感動して、家族にも話すくらい心に刺さった記憶があります。だから「あの会社だ！」ってなって、人材業界は全然興味がなかったんですけど話を聞いてみようかなと思いました。

──ABABAに入社する決め手は何だったんですか？

まずはみんなにとっていいサービスだということ。あと人の雰囲気が良かったというのはすごく大きかったです。そして自分のやりたいことと、任せてもらえることが合致していたことですね。

人の雰囲気で言うと、一度オフィスに足を運んだ時にみんなの雰囲気が明るかったのと、面談を担当してもらったボードメンバーがすごく話しやすかったのが印象的でした。こういう人たちが上にいるんだったら組織としても明るい雰囲気なんだろうなと思ったことがすごく大きいですね。

──ABABAでの仕事

バックオフィス系の仕事とCX(カスタマーエクスペリエンス)業務を担当しています。もう少し細かく分けるとバックオフィスの中でもオフィス全体の管理が3割ぐらい。セールス部門のサポートが2割くらいでカスタマーサポートが5割みたいな感じです。バックオフィスは2人体制なんですが、もう一人は基本的にリモートなので出社しないとできないようなところを私が担っています。
UXでいうとお客様とのキックオフミーティングをして、スカウトの送信開始までのお手伝いをしています。チームの中では少し長い期間をかけて改善していく課題みたいなものの計画管理的な領域を任されることが多いです。

兼任は大変ですがどちらも楽しさがあるし、自分がすでにできることもありつつ伸び代やチャレンジしがいのあることもあって、大変な分やりがいも2倍になっているのかなという感じはしますね。

──働く場所としてのABABA

私は一応メンバーの中では最年長でなんですけど、みんなといい感じの距離感で接することができていてすごく話しやすいです。話しやすいから相談もしやすいし、イメージ通りすごく快適に働けているかなと思います。

──ABABAで活躍できる人

先を見て楽しめる人ですかね。ベンチャーだからもう毎日忙しい、毎週忙しい、毎月忙しいみたいな感じで。繁忙期に入社しちゃったし笑。でもその先には売り上げとして何億円を目指すとか何万人の内定承諾者を出すといった大きい目標があるわけで。その過程としての今の仕事なので、目の前の仕事そのものだけを見ちゃうと結構キツイけど、ちょっと遠くの目標を常に頭の中に入れて、「これを乗り越えたら何かいい未来が待っている」みたいな感じで働けるとすごくいいのかなって思います。

ABABAを使って就活するのが当たり前の世界に

──7月度のMVPを獲得されましたね

素直に嬉しいです。先月は代表の久保さんから一票をもらって、今月もメンバーからだけでなくCCOの古林さんと執行役員の古本さんというふうにボードメンバーからの票も入っていて、恐れ多いけどちゃんと見てくれているんだなというか、重みがあってうれしいです。これからも頑張ろうと気持ちが引き締まる思いです。

──コミュニケーションの取り方が評価されているのが印象的でした。

特に意識はしてないんですが、前職でもテキストコミュニケーションの取り方を褒めてもらえることがありました。そのときはフルリモートで全部の情報をチャットに詰め込んでいたので、そのときの癖かもしれませんね。
今は基本オフィス出社なので結構口頭確認で解決することが多いんですが、私はtoo muchかなみたいなことも結構チャットに残しておくので、それがリモートや関わりが遠いメンバーにとっては意外と欲しい情報だったりするのかなとは思いました。

──これからの目標を教えてください

個人としてはブランクがある分を取り戻すとか追いつくってところまではいかないかもしれないけれど、みんなに求められる役割を自分なりに伸ばしていけたらいいなと思います。
あと長年苦労した体調不良もだいぶ良くなってきたとはいえ、体質的なもので完全に治るものではないので今でも定期的に通院しながら頑張っています。調子に乗るとまた倒れるかもしれないので、自分も"サステナブル"でいられるように、無理せず働き続けたいというのは大前提としてありますね。
ABABAには元気な人が多いので「羨ましいなー」と思いつつ、これも自分の個性とポジティブに捉えて、体力以外の部分でバリューの「尖ろう」を体現できたらいいなと思っています。

チームABABAとしては、市民権を得られている会社になれたらいいかなと思います。友達に「ABABAで働いてる」って言った時にすぐに認識してもらえるくらい社会に浸透したらいいなって思いますね。ABABAのサービスを使って就活するのが当たり前になっていてほしいです。

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