こんにちは!ABABA広報の高橋です。
今回から、ABABAのバリューを体現するメンバーにフォーカスする連載企画「バリュー体現者インタビュー」をスタートします。
先日開催された「ABABAアワード(2025年10月〜2026年3月)」にて、全取締役の議論を経て選出された3名の受賞者たち。彼らがどうバリューを形にし、組織を前進させているのか。全3回にわたってお届けします!
第1弾は、「Best Value Driver賞 -いいザコでいよう-」を受賞し、今年4月にリーダーへ昇格した門田琴羽さん(愛称:もんちゃん)。
SMB(中小・中堅企業)領域での実績に安住せず、自らエンタープライズ領域へ。周囲を巻き込む「いいザコ」というスタンスを、いかにして確かな推進力へと変えたのか。その現在地を紐解きます。
※2026年5月時点の情報です。
門田 琴羽 / タレントコンサルティング リーダー
新卒で人材系企業の人事に従事し、採用の最前線で組織と個の可能性を見つめる。2024年4月、ABABAの思想に共感し参画。タレントコンサルティング DivisionにてSMB領域で実績を積み、2026年1月からは自ら志願しエンタープライズ領域へ。未完成な自分をさらけ出し、周囲の専門性を統合するスタイルで、予算ハイ達成を構造から牽引。同年4月、SMB領域においてリーダーに就任。
信じてもらえることが何よりの原動力。信頼が、新しい打席を引き寄せる
── 受賞、そしてリーダーへの抜擢おめでとうございます!まずは今回の受賞の背景から教えてください。
門田: ありがとうございます!今回は、ABABAのバリューの1つである「いいザコでいよう」を最も体現した人間として賞をいただきました。ABABAに入社してから2年、TC(タレントコンサルティング)のSMB(中小・中堅企業)チームにいたのですが、2026年1月からエンタープライズ(EP / 大手企業)チームに異動させていただき、そこでの新業務に対する姿勢を評価いただけたのではと思っています。
── 入社当初のTCから、自ら希望してEPチームへ異動、そしてリーダー抜擢。激動のキャリアですね。
門田: 本当にそうですね(笑)。異動のきっかけは、入社して1年半くらい経った頃に「もっと営業の幅を広げたい、新規営業に挑戦したい」という欲求が湧いてきたことでした。営業未経験で入ったからこそ、営業の楽しさを知って「もっとスキルを伸ばしたい」という考えにシフトしたんです。一度SMBの現場を離れて、セールス組織全体を大局的に見れたことで、逆に「SMBはもっとこうできるはず」というアイデアが明確に見えるようになったのも、良いタイミングだったなと思います。
── EPを兼務しながらのSMBリーダー。かなりハードな役割ですが、打診された時はどう感じましたか?
門田: 正直に言うと、「ラッキーチャンスだ!」と思いました(笑)。リーダーとしての経験も積めるし、プレイヤーとして現場で走り続けることもできる。なかなかないポジションですし、断る理由はありませんでした。もちろん不安がゼロだったわけではありませんが、それ以上に「もんちゃんならやりきれるだろう」と信じて背中を押してくれた、上司であるげんさん(夏谷さん)や森井さんたちの期待に応えたい、という気持ちが勝りました。
── 今回の受賞の核となった「いいザコでいよう」。門田さんはこの言葉をどう定義していますか?
門田: 単に「謙虚でいる」という意味ではなくて、自分はまだ未完成で、発展途上だという前提を持ちながら、ちゃんと挑戦し続ける姿勢のことだと思っています。
ただ遠慮したり自分を低く見積もったりするのではなく、「まだできることがある」「もっと良くできる」と考えて、自分から学びにいける状態というか。特に仕事って、経験を積むほど「自分のやり方」に固執しやすくなると思うんですが、そこで「自分はまだ伸びる余地がある」と思える人のほうが、周囲から学べるし、変化にも強い。個人の能力だけじゃなく、そういう姿勢を持った人が増えることで、組織全体として成長し続けられるんだと思っています。
「いいザコ」は、変化に強い自分であるためのマインドセット
── 授賞式の評価コメントでは、3Q・4Qの予算ハイ達成についても、大きな成果として高く評価されていましたね。不慣れな業務も多かったはずですが、どんなマインドで向き合ってきましたか?
門田: 「初めての業務で、最初から完璧にできないのは当たり前。でも、そこで止まるのではなく、できるようになることを期待されて自分はこの役割を任せてもらっている」というマインドを持つようにしていました。
なので、期待に応えるために必要であれば、素直に「わからない」と言って助けを求めることも意識していました。変にプライドを持って、自分一人で抱え込んだ結果、事業やチームの進行を止めてしまうほうが良くないと思っていたので。むしろ、早くキャッチアップして成果につなげるために、周囲を頼ることも「いいザコ」の一つだと思っています。
── 未知の壁への向き合い方として、何かコツはありますか?
門田: 正直に言うと、自分はかなり「完璧主義」だと思っていて、今もそんな自分が出てきてしまいそうになることもあります(笑)。ただ、「完璧」に捉われてアウトプットを止めてしまうと、事業の進行も止まってしまう。「今求められているのは100点の完成品なのか、叩き台なのか」を意識するようにしていました。
特に煮詰まったときは、げんさんとイメージのすり合わせをしたり、「このレポートが完成したら、どんなふうに活用されるのか?」を改めて確認させてもらっていました。
理想が高すぎて「げんさんが出すような完璧なものを出さなきゃ」と自分を追い込んでいた時、げんさんが掛けてくれた、「目的が明確になると、判断しやすくなるよ」という言葉に救われました。目的が明確になると、「まずここまで出せれば次に進めるな」と判断しやすくなる。そう思えるようになってから、すごく肩の力が抜けました。
── 門田さんの強みは、まさにその「頼る力」にありそうですね。
門田: 自分で言うのもアレですが、よくも悪くも、めっちゃ頼り癖があると思っています(笑)。一人で抱え込んで止まってしまうより、周りのプロたちに助けてもらって、自社にもお客様にも貢献できる、Win-Winな状態を早く作る方が大事。カオスな環境だからこそ、一人で抱え込まない。それが私が大事にしているスタンスです。
「お客様に二度同じことを言わせない」。バトン渡しにこだわりたい理由
── 毎月の「バリュー大賞」でも、門田さんのFSからの引き継ぎの「準備の質」を絶賛する声が挙がっていましたよね。前後の工程にまで責任を持つのは、なぜですか?
門田: TCとして特に意識していたのは、「お客様に同じことを何度も言わせないこと」でした。担当が切り替わるのはあくまで我々側の役割分担で、お客様体験としては一続き。何度も同じことを聞いたり、過去の経緯を理解していない状態で会話してしまうと「ちゃんと社内で連携されているのかな?」という不信感につながってしまいます。
だからこそ、導入を決めた背景や不安に感じていることまでできるだけ理解した上でオンボーディングに入る。その安心感があるからこそ、より本質的な支援に早く入れると思っています。こうした動きがチームとして再現できるようになることで、組織全体として安定した顧客体験を提供できるようになると考えています。
── 周囲からは、門田さんが担当を離れた後も成果が出るような「仕組み(再現性)」にこだわっている、という声も聞こえてきます。自分がいなくなった後まで見据えるのは、どういう想いがあるからですか?
門田: 担当の引き継ぎって、お客様も後任も「次はどんな人が来るんだろう」という不安があると思うんですよね。前任がどんな支援をしてきたのかがわからないと、結局1から手探りになってしまう。それって、双方にとって無駄な負荷になってしまうと思ったんです。
なので、担当者情報・過去の採用実績・課題などを一覧化して、引き継ぎできる状態にしていました。自分の成果との両立については特別に切り分けていたわけではなくて、自分が成果を出すために整理していた情報を、そのまま再現できる形に落とし込んでいた感覚に近いです。「自分だけがわかっている状態」にしないことを意識していました。
完璧なリーダーより、弱みを見せ合えるチームを作りたい
── 4月からリーダーになり、今度はメンバーを育成する立場ですね。メンバーのどんなスタンスを拾い上げ、評価していきたいですか?
門田: ABABAやお客様のために「もっとこうしていきたい」といった「改善」のスタンスは、これからもっと拾い上げていきたいなと思っています。実際に日々サービスを活用しているメンバーだからこそ見えてくる気づきは絶対にある。だからこそ、そういった声をきちんと拾える人でいたいですし、話しやすい環境を作っていきたい。もちろん、「いいザコ」として未完成でもまず前に出てみる挑戦心もしっかり評価していきたいです。
── 「いいザコ」をチームの標準にするために、仕掛けていることはありますか。
門田: 日々のコミュニケーションの中で、「自分もまだまだ未完成だから、一緒に成長していきたい」という姿勢を意識しています。ありがたいことに「門田さんはすごい」と言ってもらえることもあるんですが、実際には私も毎日悩んだり反省したりすることばかりで(笑)。
なので、あえて自分の弱みや悩みも隠しすぎないようにしています。リーダーが完璧に見えすぎると、メンバーも「ちゃんとできてから出さなきゃ」と思ってしまう。それよりも、「わからないことは聞いていい」という空気を作ることで、チーム全体として「いいザコ」が自然と標準になっていく状態を作れたらいいなと思っています。
ABABAは、泥臭くあがいたプロセスを見逃さない会社
── 入社からの自分を振り返って、「ここは進化した」と褒めてあげたいポイントはどこですか。
門田: 一番は、挑戦に対するハードルが低くなったことです。入社当初は本当に失敗が怖くて足踏みしてばかりでした。当時は「失敗=できていないこと」という感覚がすごく強かったんです。
でも、ABABAでいろんな経験をさせてもらう中で、「最初から完璧じゃなくていい」「未完成でもまず挑戦してみることが大事」という考え方が、自分の中で少しずつ持てるようになりました。未知の領域に飛び込めたことや、リーダーに挑戦できたことは、私の中で大きな変化です。これは、挑戦したい気持ちを後押ししてくれる土台を作ってくれた歴代のリーダー、支えてくれた皆さんがいたからこそだと思っています。
── 最後に、ABABAでの挑戦に興味を持ってくれた方へメッセージをお願いします!
門田: ABABAは成果もしっかり見ますが、それと同じくらい、そこに至るまでの「挑戦」や「泥臭いプロセス」をちゃんと見てくれる会社です。
私自身、最初から何でもできたわけではありません。でも、ABABAでは完璧にできることよりも、「未完成でもまず前に出てみる」「もっと良くしたいと思って動く」といった姿勢を、周囲の方がちゃんと見てくれていました。だからこそ、失敗を恐れずに未知の領域にも飛び込めるようになったんです。
結果だけではなく、「どんなスタンスで向き合っていたのか」まで見てくださる方が多い。だからこそ、うまくいかなかった経験も次にどう活かすかを一緒に考えてもらえる安心感があります。
もちろん、泥臭く悩む場面もたくさんありますが(笑)、その分成長の実感が持てるので、すごくやりがいがあります。もし今、「まだ自信はないけど挑戦してみたい」と思っている方がいたら、ABABAは最高に面白い環境です。完璧な人よりも、未完成でも前に進もうとする人を全力で応援してくれる会社だと感じています!