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【代表インタビュー】2021年度振り返りと2022年度の抱負

DACにしかできないサービスが立ち上がり、新規のお客様が増えたことで更に成長を実感した2021年度


2021年度を振り返って、どのような1年だったかを教えてください!

まず、会社としてはようやく売上高が10億円を超えました。
そのなかで、①DACにしかできないサービスが立ち上がったこと、②アジアでのビジネスを開始したこと、 この2つが大きなトピックだと思います。

DACにしかできないサービスというのは、具体的には2通りあります。
1つはデジタルアーツ社とのコラボレーションが大きく進んだことによるものです。お客様のセキュリティ環境をクイックに構築する「QuickStartシリーズ」がサービス提供を開始しました。デジタルアーツ社の主力製品である「i-FILTER@Cloud」「m-FILTER@Cloud」を購入いただけるお客様を中心に提供しています。また、構築だけではなく、セキュリティ運用・インシデントレスポンスまでもDACで支援できるサービスも準備できました。

もう一つは、ISMAPをはじめとする各種セキュリティ規格への準拠に向けたサービスです。セキュリティガバナンスのコンサルティングから、セキュリティ対策となるソリューションエンジニアリング、セキュリティレベルを維持するオペレーションと、それぞれ全く異なる機能のチームが一貫してお客様を支援するサービスを、まだマーケットが立ち上がるこの早い段階でリリース、加えて複数社との実績作りができたことが大きなステップとなりました。

海外ビジネスについては、Digital Arts Asia Pacific(以降、DAAP)を起点に、グローバルでお客様を持つディストリービューターを介して、海外エンドユーザーに対してセキュリティ商材・サービス販売を開始しました。まずはシンガポールを中心にビジネスを作っていきます。

グループ子会社としてではなく、DAC単体で対外的に発信していくというブランディングに力を入れていく2022年度

2022年度では、どのような1年を描いていますか?

まずは昨年度に立ち上げたいくつかの事業をしっかり拡大していきたいと思っています。DACはこれまでコンサルティング市場の2倍以上の成長率で売上を伸ばしてきましたが、2022年度に関してはこれまで以上の成長を描きたいと思っています。創業以来の6年かけて成し遂げたことを、この1年でもう一回やるくらいのチャレンジをしていきたいですね!

2021年度は「QuickStartサービス」により新規のお客様が増えましたが、このサービスはあくまで「点」に過ぎません。DACの優位性は高い専門性を持った集団がお客様を「面」で支援できることです。
1つのプロジェクトにおける提供価値範囲が広いということですが、この「面」でお客様の期待値を超え、継続的にDACのサービスを利用していただけるよう、新たなサービス開発だけでなく、既存サービスの品質も昇華していきます。


今後、DACをどのような会社にしていきたいですか?

我々は大手の総合系のファームではありません。専門性の高いブティックファームです。
「デジタルコンサルティング」「セキュリティコンサルティング」という2つの領域にフォーカスし、この両面で専門性を持つ唯一のコンサルティング会社を目指しています。

デジタルコンサルティングでは、ビジネスアナリティクスに専門性を持っています。こちらもQuickStartサービスが間もなく立ち上がります。このQuickStartに関しては、従来の業務コンサルを不要にする名目で市場に訴えていきたいです。これだけDXと叫ばれてお客様のIT環境も変わっていくわけですから、我々が提供するコンサルティングサービスの提供形態・価値も変わっていく必要があるという想いのもと、新しい価値を創造したいと考えています。

セキュリティコンサルティングでは、今後ISMAPをはじめとした企業、あるいはクラウドサービスのセキュリティ規格取得が拡大していくなかで、DACが実績もNo.1企業であるということを世の中に定着させていきたいですね。
サイバーセキュリティの市場は日々ニーズが高まり、メーカーによる技術開発・新製品開発が進んでいます。我々も、セキュリティトレンドに対していち早く取り組み、新しい挑戦を繰り返してきました。それによってDACはお客様を高い品質で支えることができるセキュリティサービスを提供している自負がありますが、このようなことをマーケットに認知していただくよう訴求していきます。


海外事業において2022年度はいかがでしょうか?

ここは地道な戦いですが、まずはしっかりとした事業を確立させます。現状維持では意味がありません。将来的には大きくグローバルマーケットに討って出ます。そのうえで、海外事業を一緒に作っていくメンバーがDACに来てくれると嬉しいですね。

アドバイザリーというコンサルティングビジネスの本来の提供形態から見たときに、「現実を変える力」を付けたい、という方にぴったり

今後会社をより大きくしていくうえで、どのような人と働きたいですか?

「従来のコンサルティングビジネスを変えていきたい」ということに賛同して動いてくれる人や、デジタルあるいはサイバーセキュリティにおいて「日本No.1の会社をつくりたい」と思っている方とぜひ一緒に働きたいですね。
エンジニアでは、お客様の要望どおりに完結させるという従来のエンジニアリング業務ではなく、コンサルに近い立場でお客様の支援をしていきたい方には、ぜひ来ていただきたいです。

また、海外事業の成長に向けてグローバルで活躍していきたいという方にもぜひ来ていただきたいです!現在DACではバイリンガルの社員が3割程度ですが、今後は社員の5割をグローバル対応ができるような会社にしていきたいと思っています。

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