私は、履歴書をあまり信じていません。誤解を恐れずに言えば、あの紙に書かれた学歴や職歴は、その人の魅力のほんの一部でしかないと思っているからです。
これまで私は、大手からベンチャーまで、いくつもの事業の立ち上げに関わってきました。九州で唯一のLINE認定パートナー企業で執行役員を務めながら、自分の会社も経営し、気づけば1万人以上の採用やマネジメントに携わってきました。立場上、数えきれないほどの履歴書に目を通してきたと思います。
その中で、何度も同じ場面に出会いました。スペックは申し分ないのに、なぜか力を発揮できない人。逆に、経歴だけ見れば地味なのに、現場に入った瞬間に誰よりも輝く人。紙の上の優劣と、その人の本当の魅力は、まったく比例していませんでした。むしろ、見れば見るほど、履歴書がいかにアテにならないかを思い知らされたのです。
人の魅力は、定性的で、数値化しづらい。逆境の中で生き抜くためにやってきた泥臭い努力や、もがいてきた軌跡は、あの小さな枠には絶対に収まりません。そして厄介なことに、その人自身が、自分の強みにまったく気づいていない。「息を吸って吐くように」自然にやれることほど、「こんなの誰でもできる」と思い込んでしまうのです。
だったら、その“当たり前”を見つけ出し、言葉にして、必要としている企業に届ける仕事をしよう。そう決めて、認知科学や脳科学とマーケティングを掛け合わせた、まったく新しい採用支援「SAISAI」を立ち上げました。人の魅力は感覚で語るものではなく、構造的に言語化できる——そう確信したからです。
立ち上げてから今日まで、3.2万社がひしめく超レッドオーシャンと言われるこの業界で、ありがたいことに多くの企業に導入いただいています。それは、私たちのやり方に本気で共感してくれる人が、確かにいるという証拠だと受け止めています。
私たちがやりたいのは、求人を右から左へ流すことではありません。求職者にとっても、企業にとっても、一番の理解者になること。生まれた環境だけで人生は決まらないし、努力が才能として輝く場所は、必ずあります。私はそれを、きれいごとではなく、本気で信じています。
「運命を変える出会い」の一歩目は、私たちと出会うことから始まる。もしこの考えに少しでも心が動いたなら、ぜひ一度、気軽に話しましょう。あなたの“当たり前”の中にある強みを、一緒に見つけにいきたいのです。