アドバンスでは、『ADVANCEシネマ』という珍しいイベントを開催しています。
新しい試みをおこなうアドバンスですが、イベントにはどのような想いが込められているのか、スタッフの岡野さんに伺いました。
Q.ADVANCEシネマとはどのような活動なのでしょうか?
ユナイテッドピープル(映画配給会社)から配給されるSDGsがテーマの作品を上映しているイベントです。
不定期開催ですが、年度内に4回の上映を目標にしています。11月に2回目を開催予定です。
Q.なぜ「ADVANCEシネマ」の取り組みを始められたのですか?
SDGsがテーマの映画上映を通して、世代を超えたフランクな交流をする目的があります。
いくつか理由はありますが、大きくは、「新しい人の流れを作りたいという想い」や「世代を超えたフランクな交流をする場にしたいという想い」があげられます。
映画の内容が、SDGsや平和、難民、貧困、気候危機などの世界の課題ということもあり、参加されるのは社会課題に関心の高い方々が多いので、固いディスカッションにならないようにフランクな雰囲気にして交流そのものを重視しています。
Q.参加者はどのような方々がいらっしゃいますか?
お客様となる会社関係者が多いですが、学生も参加してくれています。
まずお客様にご案内をしますので、お客様となる会社関係者の参加が多い状況です。
うれしいことに学生の参加もあります。現在もインターンとして働くスタッフは「ADVANCEシネマ」に参加したことで、アドバンスで働く社員の方々とお話ができアドバンスの雰囲気を知ることができたようです。
参加者は、社会人が6割、学生が4割くらいの印象です。社会人は40~50代の方が多く、一部20~30代も参加されています。
1度の開催で10名ほど参加してくださることが多いです。
大規模での開催ではないため、コミュニケーションも社会人も学生も関係なくフランクにできている印象です。
Q: ADVANCEシネマを通じて、良かったことや印象に残っていることはありますか?
一番は、普段接することのない方々との出会いを生んでいることだと思います。
社会人や学生という垣根を超えたコミュニケーションの場として、もっともっと活用して欲しいと思っています。
また、お客様にとっても「アドバンスの新しい取り組み」を知っていただける良い機会になっていると思います。
お客様の中には担当者とは普段から接点があっても、会社全体としてどんな社員がいるのかご存じないケースもあるかもしれません。そういう意味では、アドバンスグループ自体や社員への理解を深めていただける場にもなっているのではと思っています。
さらに言えば、学生世代や20代といった若い世代も参加されるので、人事の方々にとっては、世代が違う方たちの考え方や傾向を知る良い機会にもなっているようです。
実際に話をする機会があることで、お互いの理解が深まっているのではないかと思います。
まとめ
今回のインタビューを通じて、『ADVANCEシネマ』が単なる映画上映会を超えた、新しい対話の場として機能していることが印象的でした。
当初は「SDGsシネマ」という名称にしていたという事ですが、今年から「ADVANCEシネマ」と名称を変えフランクな雰囲気で参加しやすい工夫も凝らしているそうです。
社会人と学生という異なる立場の参加者が、「”そのとき一緒に観た”映画」という共通の話題を通じて垣根を超えた対話を実現している。
その中で、企業の新しい一面を発見したり、若い世代の考えに触れたりする機会が自然な形で生まれているようでした。
継続的な開催を目指しながら、回を重ねるごとに参加者の反応を見て形を変えていく姿勢。
そうした企業の柔軟な姿勢こそが、社員の声を反映して働き方を改善していることと連動しており、社員の定着率が高いことにも繋がっているのだと感じます。
他のストーリー記事では、「アドバンスの働き方」や「社員インタビュー」を多数掲載していますので、ご興味ある方はぜひご覧下さいませ。