こんにちは!ちば興銀人事部の加藤です。今回は、昨年から恒例となりました新人,2年目行員が創り上げる入行式をご紹介します!
入「行」式から入「興」式へーー新しいスタートのかたち
ちば興銀では、2026年度「入行式」を「入興式〜新たな千葉をともにつくる〜」と呼ぶことにしました。
千葉県を拠点に活動する千葉興業銀行の一員になることへの決意と、この場に集まった方との繋がりを大切にしたい。そして、新たな千葉をともに興したい。
新入行員たちがそう考えたからです。
しかも、この入興式は、銀行から決められた台本どおりの式ではありません。昨年4~8月にかけて、2025入行行員(2年目行員)が14チームに分かれて企画を持ち寄り、予選を勝ち抜いた3チームが決勝ラウンドで2026卒内々定者(新入行員)にプレゼン。2026卒内々定者が自分たちの入興式を「審査・投票」して選びました。
▼入行式リニューアル企画はこちらから
さらに本番の準備と当日の運営は、自ら名乗りをあげた2026入行の入興式実行委員3名と、その企画を生み出した2025入行行員が一緒になってつくり上げています。
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▲入興式の看板の題字も実行委員が制作した
銀行の“はじまりの日”を、若手が自分たちの手でデザインするーー。
そんな入興式からスタートするちば興銀は、きっとあなたの「裁量を持って挑戦したい」「主役として働きたい」という感覚とも、どこか重なってくるはずです。
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▲入興式の進行・運営は、2025入行行員(2年目行員)が実施
トリセツレク:頭取にも「取扱説明書」がある銀行
入興式の前半で行われるのが、「トリセツ(取扱説明書)レク」。
新入行員一人ひとりが、自分を“製品”に見立てて「製品の特長(性格・好きなこと・苦手なこと)」と「メンテナンス方法(ストレス発散法・気分が上がること)」を1人3分で紹介していきます。ポイントは、このフォーマットを役員も同じように使うこと。会長や頭取も、同じテーブルに座って、自分のトリセツをさらけ出します。
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▲トリセツファイルも全て入興式実行委員が作成
「実は月曜日の朝はご機嫌ナナメなんです」 「落ち込んだ時は、サウナでリセットします」
そんな役員の一言に、新入行員のテーブルからどっと笑い声が上がり、「え、自分もサウナ好きです!」と会話が広がっていく。
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隣の席では、トリセツファイルをめくりながら、「この人とは同じマンガが好き」「常務とは同じ部活出身だ」と共通点を見つけて盛り上がる姿も。
役員も新入行員も、同じフォーマットで自分を開く。
その光景は、「銀行=上下関係が固い場所」というイメージを、たった30分で静かに、でも確実に壊していきます。ここからちば興銀の“フラットで対話的なコミュニティ”が動き出します。
繋がりのリース:役員と新入行員の決意を「カタチ」にする
入興式のクライマックスのひとつが、「繋がりのリース」です。
新入行員にはピンク色のリボンが、役員には金色のリボンが1本ずつ配られます。新入行員はそこに「これからどんな銀行員でありたいか」という意気込みを、役員は「新入行員への一言メッセージ」を静かに書き込んでいきます。
書き終えたリボンは、1本ずつ小さなリングに結ばれ、一つの大きなリースへ。誰の文字かは見えなくなりますが、「この輪のどこかに、自分の決意と誰かのエールが編み込まれている」という感覚だけが残る。役職や年次に関係なく、同じ輪をつくるこの時間は、「会社の歯車ではなく、一人ひとりが必要なピース」というちば興銀のスタンスそのものです。
完成したリースは、研修拠点である幕張学問所の入口に飾られ、以後の研修で何度も目にすることになります。
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迷ったとき、壁にぶつかったとき、入興式の日に書いたあの一言を思い出す。
このリースは、「学び続けるコミュニティ」としてのちば興銀が、ここから始まることを象徴しています。
タイムレター&ビデオレター:成長の時間軸をデザインする
リースづくりが終わると、会場は少しだけ静かになります。新入行員一人ひとりの手元には、3か月後、そして3年後の自分に向けた「タイムレター」の用紙。
「どんな銀行員になっていたい?」 「どんな仲間と、どんな仕事をしていたい?」
頭の中でぼんやりしていた未来像を、言葉として書き起こしていく時間です。これは、会社から与えられた目標ではなく、自分で自分の成長曲線を描く最初の一歩でもあります。
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続いて流れるのは、若手から課長クラスまで、現場で働く先輩たちからのビデオレター。
新人時代の不安や失敗談、想像もしていなかった挑戦のチャンス、支店の仲間と本気で笑い合えた瞬間ーーきれいごとだけではないリアルなストーリーが、次々と語られていきます。
「うまくいかないことも多い。でも、この銀行には一緒に悩んでくれる人たちがいる」
そんな言葉に、新入行員の表情が少しほぐれ、「ここでなら、自分も挑戦してみたい」と小さくうなずく姿も見られます。
入興式は、辞令をもらうだけの日ではなく、「自分の成長を自分で設計し、先輩のリアルから学び始める日」としてデザインされているのです。
入興式に込めた新入行員の想い:式ではなく「コミュニティのスタート」に
「入行式を“辞令を読むだけの日”で終わらせたくなかったんです」
入興式の企画を進めてきた実行委員メンバーが、打ち合わせのたびに口にしていた言葉です。
この日を、ただ緊張して座っているだけの時間ではなく、「これから一緒に学び合う仲間と、本音で出会う日」に変えたい。その想いが、「トリセツレク」や「繋がりのリース」「タイムレター」という仕掛けの根っこにあります。
設計の中心に置いたのは、三つの距離を縮めることでした。
- 一つ目は、役員との距離。頭取や常務も同じテーブルで自己開示し、一緒にリースを作ることで、「いつでも話しかけていい存在」だと感じてもらうこと。
- 二つ目は、同期同士の距離。入興式の時点でお互いの“取扱説明書”を知り、弱みも含めてさらけ出せる関係をつくること。
- 三つ目は、自分自身との距離。タイムレターで「こうなりたい自分」と対話し、新入行員自身が主体者としてスタートを切ることです。
銀行の式典というより、「小さなコミュニティの立ち上げ」に近い入興式。
そこから、ちば興銀での5年後・10年後のストーリーが静かに動き出します。
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▲入興式実行委員メンバーの皆さん、お疲れ様でした!!
編集後記
ここまで読んで、「銀行の入行式って、思っていたのと全然違う」と感じていただけたなら、とてもうれしいです。
ちば興銀の入興式は、完璧な答えを持った大人たちが一方的に語る場ではなく、「これからどうしていく?」を、役員と新入行員が同じテーブルで語り合い始めるスタートラインです。
トリセツレクで笑い合い、繋がりのリースで決意を編み込み、タイムレターで未来の自分と約束する。
そのひとつひとつの仕掛けに、「一人ひとりが主役でいてほしい」「学び合う仲間でいてほしい」という、ちば興銀らしい願いが込められています。
「銀行っぽくない銀行で、自分のアイデアと行動で組織を面白くしてみたい」。
もし少しでもそう思ったなら、ぜひ一度、ちば興銀の話を聞きにきてください。あなたがどんな入興式やコミュニティをつくりたいのか、直接聞ける日を楽しみにしています。