「おいしいは、人が生きる力」
この理念のもと、スーパーマーケット「ロピア」をはじめとする食品総合流通業を展開する株式会社OICグループ。2031年までにグループ売上2兆円、グループ企業100社を目指すという壮大なビジョンを掲げ、既存の流通業界の常識を覆すスピードで急成長を続けています。
その急拡大する組織を「人」と「仕組み」の側面から支えているのが、人事労務部門です。今回は、航空業界の現場職から未経験で人事労務へキャリアチェンジを果たしたN.Kさんにお話を伺いました。
現場の苦労を知る彼女だからこそ感じる「支える仕事」のやりがいとは。そして、次々と新しいグループ会社が加わるOICグループならではの業務のリアルに迫ります。
N.K / 人事労務
短期大学卒業後、羽田空港にて貨物・グランドスタッフ業務に従事。コロナ禍を機に不動産企業で人事労務を経験し、「働く環境を整えたい」という想いから2023年にOICグループへ入社。現在は人事労務部にて勤怠・給与管理やPMI(統合プロセス)業務を担当している。趣味はグルメ巡りとダイビング。
憧れの空港勤務。「飛行機の下にはライオンがいる」ディープな現場の世界
ーーまずは、これまでのキャリアの原点からお伺いさせてください。学生時代は観光やエアライン業界を志望されていたそうですね。
はい!もともと2020年の東京オリンピックに向けて観光業が盛り上がっていた時期で、「その時にしかできない体験や、世界中の方々へのサービスに関わりたい」という想いがありました。短大でエアラインの授業を受けたり、実際に空港で働く方のお話を聞いたりする中で、空港という場所に強く惹かれるようになったんです。
ーー新卒では、航空会社に入社されたそうですね。航空業界の中で、貨物という領域を選ばれたのはなぜですか?
マニアックですよね(笑)。でも、実はそこに私の性格が出ているのかもしれません。私は昔から好奇心が旺盛で、気になったらすぐにやってみないと気が済まないタイプなんです。貨物の仕事って、普段私たちが乗っている客席の下の世界なんですが、実は動物園のライオンが乗っていたり、見たこともないような特殊な荷物が運ばれていたりするんです。
ーーライオンですか!それは驚きです。
そうなんです。「普段は見えない裏側の世界」に触れられることにワクワクしましたし、何より物流という社会インフラを支える面白さに惹かれました。危険物のチェックなど、分厚い辞書のようなマニュアルと睨めっこしながら確認する細かい作業もありましたが、それも含めて楽しんでいましたね!
コロナ禍での出向が転機に。「働く環境」を変えたいという芽生え
ーーそこから人事労務へキャリアチェンジされるきっかけは何だったのでしょうか?
入社2年目の頃、コロナ禍の影響で航空需要が激減し、会社の施策として1年休職する機会がありました。そこで私は不動産会社の人事労務職に手を挙げたんです。
実は空港の現場で働いていた時、シフト勤務の過酷さや、休暇の取りづらさなど、労働環境の課題を肌で感じていました。仕事自体は楽しいのに、環境や体力が原因で辞めてしまう人がいるのはもったいないとずっと思っていて。
そんな時、現場を裏方として支える人事労務という仕事に出会い、働く環境を整えることで、現場の人たちをサポートしたいという想いが芽生えたのが大きな転機でした。
ーー1年後は一度空港業務に戻られていますが、そこから転職を決意された経緯を教えてください。
不動産会社での1年間の経験を経て元の会社に戻った後、改めて現場で働きながら「やっぱりここを変えたい」という気持ちが強くなりました。現場レベルでも、有給休暇の取得ルールを見直す改善提案などを行い、従来の慣習を見直し、より公平で働きやすい環境に変えることはできました。しかし、もっと根本的な制度設計や、会社全体の仕組みづくりから関わりたいという想いが抑えきれなくなり、人事労務としてキャリアを築いていく決心をしました。
「現場がある会社」でなければ意味がない。成長企業・OICグループを選んだ理由
ーー数ある企業の中で、なぜOICグループを選ばれたのですか?
転職活動の軸として、「成長企業であること」「裁量権があること」、そして何より「現場がある会社であること」を重視していました。世の中にはIT企業やオフィスワーク中心の会社もたくさんありますが、私はあくまで「現場で汗を流して働く人たち」を支えたかったんです。
ーーご自身が現場出身だからこその視点ですね。
はい!現場の大変さも楽しさも分かるからこそ、店舗や工場といった「現場」を持ち、そこで働く多くのスタッフがいる会社で、彼らが業務に専念できる環境を作りたかったんです。OICグループはスーパーマーケット「ロピア」や食品工場など、まさに私が求めていた「熱気ある現場」があり、会社としても急成長フェーズにある点に強く惹かれました。
ーー未経験での人事労務職への挑戦に不安はありませんでしたか?
もちろんありました。不動産会社での経験があったとはいえ、社会保険の手続きや給与計算などの専門知識はまだまだ不足していましたから。でも、面接で「マニュアルもまだ整っていない部分が多いから、一緒に作っていってほしい」と言われた時に、逆にワクワクしたんです。整えられたレールの上を走るのではなく、自分たちでレールを敷いていけるということですから。未経験だからこそ、「なんでこうなってるんですか?」という素朴な疑問を大切にしながら、誰にでも分かりやすい仕組みを作れるのではないかと、ポジティブに捉えることができました。
入社半年でルールを変える。PMI業務で見つけた「攻めの人事」
ーー現在は人事労務部でどのような業務を担当されていますか?
現在は主に2つの業務を担当しています。1つ目は、OICグループで働く従業員の勤怠管理や給与計算などのルーティン業務です。そして2つ目は、OICグループならではの業務とも言える、新規グループ会社のPMI(Post Merger Integration:合併後の統合プロセス)業務です。
ーーPMI業務まで担当されるのですね!具体的にはどのようなことをされているのですか?
OICグループはM&Aや新会社設立を通じてグループ会社がどんどん増えているのですが、新しくグループに入った会社の人事・経理業務を引き継ぎ、OICグループの基準に合わせてルールを整備していく仕事です。例えば、あるグループ会社が新しく加わった際、その会社の通勤手当や交通費の支給ルールが非常に複雑で、現場の管理部門の担当者にとっても負担になっていることがありました。
ーーそこでどのようなアクションを起こされたのですか?
現状のルールを洗い出した上で、「もっとシンプルで公平な、管理もしやすいルールに変更しませんか?」と提案しました。入社して半年ほどのタイミングでしたが、上司や担当者の方と連携し、実際に新しい規定として導入することができました。
ーー入社半年で会社の規定を変える提案ができるとは、すごいスピード感ですね。
そうなんです...!「やりたい」と手を挙げれば、年次や経験に関わらず任せてもらえる風土があります。これまでバラバラだったルールを整えることで、現場の方から「分かりやすくなったよ、ありがとう」と言っていただけたり、グループ会社の担当者の方から感謝されたりすると、本当にやりがいを感じますね。
ーー前職との違いを感じますか?
前職では「決まったルールの中でどう動くか」が求められましたが、ここでは「ルールそのものをどう作るか」から考えられます。大変なこともありますが、自分の仕事が組織を良くしているという手触り感は大きいです。
常に誰かが喋っている?「お節介」なくらい温かいチーム
ーーチームの雰囲気はいかがですか?
一言で言うと「賑やか」です(笑)。人事労務というと静かに作業しているイメージがあるかもしれませんが、私たちの部署は常に誰かが喋っているくらい明るい雰囲気です。
ーー未経験の方でも馴染めそうですか?
間違いなく馴染めると思います!私も未経験で入りましたが、「この勤怠エラーどうしよう?」「これってどういう処理だっけ?」と呟くと、すぐに周りの先輩たちが「それはね…」と教えてくれるんです。みんなで知恵を出し合って解決していく文化があるので、一人で抱え込むことはありません。この「聞きやすさ」と「助け合い」の空気は、OICグループの自慢ですね。
ーーOICグループならではのカルチャーを感じる瞬間はありますか?
「食」に対する熱量の高さですね。やはりみんな食べることが大好きなんです。最近では、中途入社者向けのオリエンテーションや、夏に開催されたBBQ大会などが印象的でした。ロピアの美味しいお肉や食材を囲んで、部署の垣根を超えてワイワイと交流する。そういった場で「食のテーマパークを目指すチームの一員なんだ」という一体感を強く感じます。
「食のテーマパーク」を裏側から支えるプロフェッショナルへ
ーー最後に、今後の目標を教えてください。
現在は先輩社員のサポートを受けながらPMI業務を行っていますが、将来的には私自身が主担当となり、新しく入ってくるグループ会社の受け入れを一手に担えるようになりたいです。OICグループは「グループ100社」を目指しているので、これからも新しい仲間がどんどん増えていきます。
ーーその中で、どのような役割を果たしていきたいですか?
新しく入る会社の方々が安心してOICグループの一員になれるよう、そして現場のスタッフがより気持ちよく働けるよう、環境整備のプロフェッショナルとして貢献していきたいですね!現場を知る私だからこそ、現場に寄り添ったサポートができると信じています。
ーーこの記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
OICグループの人事労務は、単なる事務作業ではありません。「もっとこうした方がいい」「こうすれば現場が楽になる」という改善意欲を持っている方には、最高の環境だと思います。未経験の方でも、成長したいという意欲があれば大丈夫です。私自身もそうでしたが、周りの先輩たちが手厚くサポートしてくれますし、マニュアル作りなども含めて一緒に組織を作っていく楽しさがあります。
「食」が好きで、変化を楽しみながら、現場を支える仕事に情熱を注げる方。ぜひ私たちと一緒に、食のテーマパークの基盤を作っていきましょう!