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大学を中退した私が設立1ヶ月目の会社に入社しリーダーになってみえた、成長するために一番大切なこと

ご覧いただきありがとうございます! 株式会社emologyの神 泰生と申します。

2022年が始まりまた新たな気持ちで日々働いている方が多いと思います。
emologyでは2022年をより飛躍した年にするために、メンバー各自が2021年を振り返り、それぞれの気持ちやemologyで働く中で感じていることを文章に纏めています。

その内容がとても素敵で参考になるものばかりだったので、1人ずつ紹介していければと思っています!


今回は私の振り返りをできればと思います。

2021年は私にとって社会人としてスタートする記念すべき1年目でした。
「早くビジネスのフィールドで活躍したい!自分のやりたいことをもっとやりたい!」そう意気込んだ私は通っていた大学を中退。そのタイミングで自分自身のキャリアも見直し、内定していた会社も辞退。どうしようかと考えていたところ、就活をしていた時に何度かお話をしていた方が独立されたことを聞き、すぐさま「一緒に働きたい」と伝えました。それから何度か話し合ったのちに、そのまま私を受け入れてくださることになりました。(その方がemologyの代表の荒井です)

振り返ること1年前、きっとこれから成功も失敗もたくさん経験をして、立派なビジネスマンになるのだと、期待を膨らませていた入社日のことがつい最近のことかなと思うくらいにはあっという間の1年間でした。
1日1日が本当に濃密で、過ごす時間はとても充実していたため、良い意味で長く感じる1年間でもありました。

入社当時、まだ代表の荒井と2人だった会社は今では10名を超える組織になっています。
たくさんの素敵なクライアント様にも恵まれ、順調に成長できている実感もあります。

そんな1年間を3ヶ月毎に振り返ります。

読んでいただいた全ての方の心に、熱量を感じられる内容にできたらと思いますので、最後まで読んでいただけると幸いです。


■目次
・1Q 〜1本のメールに1時間かかるビジネスマンが気づいた基本〜
・2Q 〜新メンバーのためを想い作った360度フィードバック制度〜
・3Q 〜自社オフィスに移転!組織が急拡大したことにより明確にリーダーポジションへ〜
・4Q 〜自分のためよりも、メンバーのため、最高の組織を作るため〜


1Q 〜1本のメールに1時間かかるビジネスマン〜

入社当初の私はとにかく自信に溢れまくっていた気がします。
その自信の正体は、隣の同年代の人よりも学生時代に行動してきたという過去からくるものでした。

「どんな仕事でも自分なら大丈夫。自分ならできる」といった気概を全面に纏い、SNSのプロフィールに最強の社会人1年目みたいな肩書きを自分で書いてしまいそうなほどだったと思います。お気づきの方もいると思いますが、入社1年目でなんでも仕事ができるわけもなく、当初持っていた自信は、きっと過信と呼ばれる類いだったと思います。

その過信を適切に打ち砕いてくれた(笑)のがメールでした。
「え、メール?」と思われた方も多いかもしれませんね。
我ながら本当に1年前の自分はビジネス戦闘力が低かったと思います。
なんと、1本のメールをクライアントに送るのに1時間もかかっていました。
営業側である私が、商談後に送るお礼メールでした。当時の私はささっと書き上げ、送信しても良いかの確認をとったところ、そのメールを荒井が3秒見て、書き直しの指示が飛んできました。
その際に荒井からいただいたフィードバックとして「1本のメールも全て営業。だって、せっかくコミュニケーションを取る機会があるのにも関わらず、ただのメールを送るだけだと損していない?」と教えていただきました。

まさにその通りでした。
この時に私が足りていなかった視点として

①メールも受注確度を上げるチャンスであると認識できていない
②全ての業務で何かしらの価値を生み出そうという意識がない
③意識できたとして、どんなメールが受注確度を上げられるのか分からない
④お客様は何を知りたいのか、どんな情報がきたら助かるのかを理解できていない
⑤たとえどんな情報を知りたいのか理解できても、それらを見やすくまとめられない

などなど、この1本のメールを送るという業務に対して、私は1時間も費やしてしまいました。

ちなみにここで伝えたいことは、私がメールに1時間かかったお恥ずかしい事実だけではありません。
実はこのときに、メールも営業だというフィードバックだけでなく、下記のフィードバックもいただきました。本当に伝えたいのはこちらです。

①どんな業務にも健全たる目的を持ち実行すること
②失敗はOKだが1つの失敗から1つ学ぶのではなく10学ぶ姿勢を持つこと

教えていただいたのは、「①仕事の基本」そして「②学び方の基本」です。
今になって強く感じることは、社会人1年目にこれらを学べたことはとてもラッキーだったということでした。この2つの学びは成長するための武器として、その後のあらゆる業務でも生かしていきました。

2Q 〜新メンバーのためを想い作った360度フィードバック制度〜

入社して3ヶ月間は、メンバーがフルリモートのパートさん、代表の荒井、そして私の3名のみでしたが、4月に1名新しいメンバーが加わりました。
彼は私と同じ総合職での入社。しかも年齢も同じということがあり、良き仲間になれると良いなと思い、ワクワクした気持ちでいました。

そんな彼は、私と比較すると何倍も自身の成長に貪欲であり、夜遅くまで作業をしていることもしばしば。隣で働いていて本当に刺激になる素晴らしい存在です。
きっと彼は(私も)今後の会社の中心的な存在になる、そう感じていました。(もちろん私含めまだまだ成長途中ではあります)

私は、そんな素晴らしい彼が、今よりも会社の他のメンバーの動きに意識をもち、ときには支援を、ときには厳しい言葉を投げかけられる仕組みが会社に存在したら良いなと思い、『360度フィードバック』という制度を作りました。

360度フィードバックでは、代表以外のメンバーが1人1人にGOOD&MOREを伝えます。(しかもかなり長文で)そして、みんなからもらったGOOD&MOREを踏まえ、次は自分でもGOODとMOREを振り返ります。その振り返りの内容を会社のメンバーに向けて発表をし、さらにその発表に対してのフィードバックをもらう。という流れを通して、自分や仲間の成長のために時間を使う制度になっています。

結果的に、この360度フィードバックを通じてフルリモートの人の心の中で感じている葛藤や課題をキャッチできたり、お互いの本音をぶつけ合う関係性を構築するきっかけになったり、より本質の課題や目標に自分自身が気づくための、言語化力の強化になったりと、会社やそこで働く人にとって確実にプラスになる制度となりました。

最初は隣で働く彼のために作ったのですが、この制度のおかげで、10名以上の組織となった今でも濃密なコミュニケーションが取れています。

3Q 〜組織が急拡大!徐々にリーダーとしての役割を担い始める〜

会社は順調に成長していき、拠点をシェアオフィスから自社オフィスへと移転をしました。
自社オフィスになったタイミングで、採用活動に力を入れることになり、4名の新メンバーが順を追って入社する結果となりました。今まで4名だったので、一気に人数が倍の組織へと進化を遂げたのです。
小さい会社に在籍していないと、「たった4名…?」となるかもしれないのですが、人数が倍になるのは会社にとってだけでなく、私自身にとっても相当なインパクトでした。

今まで基本的に発生する業務は、自分ができることは全て自分で行っていたのですが、初めて「任せる」立場となりました。任せるという言葉だけ聞くととても簡単そうに見えるのですが、とても頭を使うレベルの高い行為でした。「誰にどのように任せるのが最適であるか」を、会社視点とその任せる相手視点、そして自分視点と、様々な視点に立ちながら決めなければなりません。まだまだ勉強中だったこともあり(もちろん今もですが)、代表や周りの社員がどのような立ち振る舞いをしているかを深く観察し、自分でもトライアンドエラーを繰り返しながら、少しずつ成長をしてきました。

リーダーとして振舞うことが急速に増えたのが、この時期でした。
この時期から自分の意識や視座、そして頑張る原動力が変わっていくのを実感していました。

4Q 〜自分のためよりも、仲間のため、最高の組織を創るため〜



この3ヶ月を振り返ったときに、私の中で完全に頑張る原動力が変わったことが一番かなと思います。リーダーとしての役割を担い始めた頃、明らかに私自身の中で、働くことへのモチベーションが変わってきました。当初は自分の成長が最も大切だと考えていたのですが、今は違います。

自分のためではなく、仲間のためである。
仲間のためであり、最高の組織を創るためである。

私が日々泥臭く目の前の課題に対して取り組める理由は、仲間がいるからです。
もっと仲間のために、自分が成長しなければならない。本気でそう思うんです。
大前提、私の仲間(株式会社emologyのメンバーの方々)は素晴らしい人たちしかいません。
立場や年齢関係なく、目の前の業務に対して真摯に取り組むことができ、仲間想いで、仕事で泣けるような人たちばかりです。

それだけ素晴らしい人たちは、誰よりも幸せな人生を歩む権利があると私は思います。
そして全員が、幸せな人生を歩むために、働く先としてemologyを選んでくださっているのも事実。
私はリーダーとして、そして今後マネージャーになる意思がある者として、その選択を正解にする責任があります。

だから私はもっと成長する必要があるし、もっと会社のミッションを体現する必要がある。
仲間のためなら、深夜に作業することも、土日にパソコンを開き仕事をすることも、何の問題もありません。まだまだ力不足だからこそ、忙しいのは当たり前だし、もしかしたら私についてきてくれているメンバーの方が忙しい思いをしているかもしれません。

『120%の力を出せるとしたら、自分以外の誰かのために動くときである』

これは私なりの理論なのですが、人は自分のためには100%までの力しか出せないが、誰かのためなら120%の力を出せる生き物だよなと思っているんです。
そう心から思える人たちと働きたいし、そういう組織を作っていきたいですね。
それは、ただ仲良しこよしの組織を創れば良いものではなく、ただ結果を残し続ければ良いものでもありません。

そして、結果的に自分の為だけに頑張っているよりも誰かのために動いたときの方が、視座が上がり自分の成長につながると思っています。


組織内の関係性も結果も、私たちのベストを常に模索し、熱狂する組織を創る。
甲子園をかけた大一番の試合の1球1球に対して出場しているか否かは全く関係なく、全選手が一喜一憂しているような組織をビジネスのフィールドで創りたい。
それを本気でリーダーが思うからこそ、熱狂が生まれるのではないかと思っています。

先日、初めて全社員が集まるemologyday2021という名の社内イベントが開催されました。その日の夜の表彰式のコンテンツの最中、1人1人が今の気持ちをスピーチする場面がありました。感謝を伝える者、嬉しいと喜びを表す者、中には悔し涙を流す者まで様々いましたが、皆さん共通していたことは、とても綺麗な大粒の涙を流していたことです。どんな感情を抱いたとしても、どれも本気で取り組んでいたからこそ、涙が溢れていたと思います。そんな熱い仲間をみて、私は改めてこの人たちのためになりたいと心に決めたのを今でも鮮明に覚えていますし、それは2022年も忘れてはならない感情だと思っています。

4Qの振り返りは、リーダーを務めながら大切な仲間と関わる中で感じたことを文章にさせていただきました。

まだやりきれていない部分もあると思います。
だからこそ2年目は!と、思い今現在も変わらずに働いています。
今年はより組織が大きくなる計画です。

少しでも興味をもたれた方は一度お話ししましょう!
いつでもお待ちしております!

長い文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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