【Founder's story】大手企業でエンジニアとして活躍しながらも、/thestoryの創業メンバーになった理由
はじめまして!/thestory (ジストリー) 採用担当の植田です。
生まれて間もない私たちのページを訪れてくださり、ありがとうございます。
小さな小さな私たちの存在を知ってくださることがまず何よりも嬉しいです。感謝。
これから/thestoryのいろんな話をお伝えしていきます。
あ、/thestory って "the" "story"からできた会社名なんです。
誰もが主役になれるし、誰もに必ず物語がある。そんな想いがこもっています。
今日は創業メンバーの1人であるCTOのぱぴおさんがなぜ/thestoryを選んだのか、という理由を聞いてみたいと思います。
ずっと聞いてみたかったんです、ぱぴおさんが/thestoryと出会ってから今に至るまでの話。
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【ぱぴおの経歴】
https://www.wantedly.com/id/papico
メガベンチャーにて10年近くWEBエンジニアとして従事。一プログラマから事業部長まで多くの職務に携わるも、0->1の環境での挑戦を試みるため、社内にエンジニアのいない環境に転職。ゼロからのエンジニア組織の立ち上げなどを経験した。
組織自体が自立できる規模の組織まで拡大させた後、再度自分自身が手を動かすものづくりに挑戦するために 100人規模のスタートアップに転職。サービス開発に励んでいる。
(ぱぴおさんの愛犬、ぱぴこ)
植田:
ぱぴおさん、今日はよろしくお願いします!
ぱぴお:
よろしくお願いします〜なんか久々ですね。ゆっくり話すの (笑)
植田:
そうですね、気づけばすごくご無沙汰してましたねお互い (笑) エンジニアの方を採用したいので、一緒に働くことになるぱぴおさんのことを記事にしようと思って!
何をするのかも大事ですけど、誰と働くのかもすごく大事だと思うので、今日はいろいろ聞かせてください!出会いから今に至るまで、詳しく聞きたい!!
ぱぴお:
落ち着いて (笑)
私が今の創業メンバーと会ったのは、ちょうど1年ぐらい前。2011年の11月にオンラインで会って、そこからずっとご一緒させていただいているって感じですね。
創業メンバーの一人が、以前所属していた会社の同僚でして、その人と飲んでる時に、今の医療業界が抱える問題とか課題みたいなものを聞きました。改善していきたい、医療従事者がもっとスキルアップとかキャリアを磨いていける世界を作っていきたい!ってずっとおっしゃっていたんです。
で、朧げながらもこういうことやりたいと思ってる、というイメージを聞いていて、あーいいですねー!みたいな話をしてたんですよね。そしたら後日連絡があって「この間話してた件、一緒にやって行こうと思っている人たちと打合せするんだけど同席してみない?」って言われて、「是非是非〜!」という感じで打合せで話を聞かせてもらったのが事の始まりです。
元々誘ってくれた元同僚の方も、一緒に仕事をするのが楽しい方だったし、教わることも多い良い方だったので、その人が誘ってくれる打合せということは、面白い人達が集まってるだろうから話を聞いてみたいなと思ってとりあえず参加した感じです。まさか創業メンバーの一人になるとは、その時は思ってなかったかな。
植田:
創業メンバーに初めて会った時の印象ってどうでしたか?
ぱぴお:
創業メンバー全員、ちょっと人懐っこくてフランクな感じの人たちが多くて、堅苦しさは一切ない感じでした。ほとんどの方がリクルートでの仕事の経験があったので、文化とかは多分近かったんでしょうね。すごく親近感がある人たちが多かった印象です。最初から仲間うちみたいな感じ。それに対してびっくりしました (笑)
スタートアップの割には年齢層が少し高めなのもあるかもしれないです。スタートアップだけど、ちょっと落ち着いてる、みたいな。
自己紹介から始まり、リクルートではこんなことありましたよねみたいな話とかして。医療業界の課題や医療従事者のキャリアを考える打合せというよりは、参加者みんなで相互理解しつつ、打ち解けるための時間という印象だったな。
植田:
そして、知らぬ間に創業メンバーになってた感じですか?
ぱぴお:
そうだね、それに近かったかも。
最初の打合せの際に「是非一緒にやれたらいいなと思いました。今日話した話の続きをを来月福岡でやるので良かったらぱぴおさんも来ませんか?」って声かけてもらって、面白そうだと思い行くことが決まって。とにかく本当にフランクに全てが進んでいった感じだった。
最初から仲間感が強かったので、全く違和感なかったんですよ。
40代に突入して、正直、熱意だけで色々できる年齢でもないんですよね。家もあって、家庭もあってパートナーもいて。なので、熱意があるからやりましょう!って言われるよりも、率直にありのままを話してくれることで安心できたし、そういう進め方でありがたかったな、と今振り返っても思う。
もちろんそれだけではなくて、わたしの姉も看護師をしているのですが、やっぱり仕事は大変そうで、姉がすごく苦労しているのをずっと見ていたんです。なので、医療業界が結構大変だってことは認識してたんですよ。元々はそれぐらいしか知らなかったけど、具体的な例を聞いていくと、自分の認識していたもの以上に課題が多いことを知って。それが私にはけっこう衝撃的でした。命の最前線で、命を張って働いている人たちなのに、なんでこんな過酷な状況になっているんだ、と。知れば知るほど自分にできることはないかという想いが大きくなってきました。
そんなことを経て何かできるかも知れないって思うようになって参加するのを決めました。私が創業メンバーの中で一番最後に参加したという感じです。
植田:
そうだったんですね!知らない話がたくさんで楽しい!
事業を立ち上げるってなると、プレッシャーもありそうですが、ぱぴおさんその時どんな気持ちでした?
ぱぴお:
そうですね、元々新規事業みたいなことは過去在籍した会社でよくやってたんですよ。安定した売り上げがちゃんとある中で挑戦させてもらってたという点で大きな違いがありますが、新しいことに挑戦する事自体は楽しみなことも多いし、これまでの経験を活かせる部分も多いと思ったので、事業の立ち上げそのものはそんなにプレッシャーだと感じることはなかったですね。
植田:
元々いた環境のおかげもあってごくごくナチュラルに今に至る、という感じなんですね!
前職も含め、新規事業立ち上げのいろんなチームを見てきたと思うんですけど、ぱぴおさんから見て/thestoryのボードメンバーはどんなチームですか?
ぱぴお:
全員いろいろな経験を経て今に至っているというのが大きいとは思うのですが、お互いの領域やお互い考えていることを信頼し補完し合えるチームだなと感じてます。お互いの得意分野や担当した領域に関しては心配してなくて、信頼しているので大きな口出しもしない。自分はこう思うよ、ということだけは伝えられるみたいな関係性。相手をコントロールしよう、みたいなのが全然ないので、そういった意味で信頼と信用がかなり強いチームだなと思ってます。
信頼して任せてくれるからこそ、それに応えたいと思って頑張れるみたいな良い循環ができているなという印象がすごく強いですし、そうありたいなと思っています。
みんなこれまで、本当にいろんな場所で修羅場をくぐってきたんだなと思っていて、だからこそ、それぞれに与える影響はすごく大きいなと思っています。みんなの経験にある裏付けのおかげで、今後の予測がしやすいことが多いんです。しかもそれを着実に叶えていくというか。想定した着地点、もしくはちょっとずれてたとしても制御可能な範囲からブレない、みたいな感じ。
植田:
堅実な感じなんですね。これまでに、大きく意見が分かれたことってありますか?
ぱぴお:
大きく分かれたことはない気がするな〜。
もちろん、ログイン機能をどうするかとか、個別機能とか、小さなものは意見が割れたりするけど、実現したい世界観や目指すものに関しては意見が分かれることはなかったかなぁ。元々そういった話で気が合ったメンバーが集まったみたいなところがあるから、そこからブレなく進められてると思う。
植田:
インストールが1300件、登録者数がそろそろ約500名になりますけど、サービスに対して今どんな気持ちですか?
ぱぴお:
転職って人生の中でも大きな決断のひとつだと思うんですよね。その上で、私たちが作ったアプリやサービスを使って決断しようとしてくれた方たちに対して、どれだけ良いもの、良い情報、良い体験を提供するかというのを大事にしたいなっていう想いが強いです。
昔から、エンジニアとして、より良いものを多くの人に届ける仕事がしたいと思っていて、日々それがどうやれば出来るかを考え続けている感じですね。
”より良い”は本当に多岐にわたっちゃうので、使う方にもよるから定義は難しい部分はあると思っています。それでも、自分の中で満足度とか納得度が高いものを世の中に出したいなってのは、物作りをする上で大事にしています。自分本位に聞こえるかもしれないけど、次のリリースが自分にとって今よりも良いと思えるものを出せたかどうかはすごく大事。
そのために、アプリを使ってくださっている方や、thestar (※ジスター。看護師によるN/thestory共同開発コミュニティ)の皆さんにいろんな声を聞かせてもらっています。
エンジニアにとっても、もちろんサービスに関わる人だれにとっても、フィードバックってすごく嬉しいことなので、良い意見、厳しい意見どちらも嬉しいですね。伸びしろになる。建前じゃなくて、本音で言ってくれる環境にはすごく感謝してます。
N/thestoyはto C向けのサービスなので、この半年で400〜500人もの方々が使ってくれて、一定のフィードバックをいただくことができました。そういう声を聞きながら改善を重ねて、より良いものを出せるようになっていきたいです。
thestory創業の地、深江海岸!@福岡
第一弾はここまで!ぱぴおさんがなぜ大手企業でエンジニアとして活躍しながらも/thestoryの創業メンバーになったのか、みなさんに伝わっていると嬉しいな。
第二弾はもっと具体的なエンジニアの仕事をインタビューしていますので、お楽しみに♪