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こんにちは、コーポレート本部の井上です!本日は弊社の新たなプロダクトであるPIT PORT事業本部の責任者である後藤さんにインタビューを行いました。総合商社でキャリアを積んだ後藤さんの経歴やスタートアップに参画した経緯などをインタビューしました。
■PIT PORT事業本部 本部長 後藤 拓也
慶応義塾大学卒業後、2014年三菱商事株式会社入社。日本国内にて大規模複合開発/産業アセット開発の組成、企業/地方公共団体/外国政府の不動産における課題やニーズに対するコンサルティング、有名外資系ホテルの日本進出サポート等、不動産ソリューション提供に従事したのち、 ミャンマー国ヤンゴン中心部に於ける大規模複合都市開発、ミャンマー政府との共同事業での工業団地開発及び運営等不動産開発事業に従事。 その後、アメリカ合衆国にて三菱商事100%子会社のDiamond Realty Investment Inc. (DRI)に出向。住宅関連アセット(一般アパート、学生アパート、高齢者用住宅)の開発をする部署におけるアクイジションマネージャーとして新規投資案件の組成、開発期間中における施工管理やリーシング期間中の進捗管理等アセットマネジメント業務に従事。 2024年9月ランディット株式会社入社。
ーー後藤さんの素顔を知る為に、まずはどんな学生時代を過ごされたのか教えてください!
学生時代は体育会のサッカー部に所属し、週6日はサッカーをしていました。その中でチームとしての目標設定し、掲げた目標を達成する為の道筋を検討したり、自分がどのように組織に貢献するか考えながら、自分一人では達成できることない大きな目標を達成する喜びと難しさを学びました。
あんまり声を大きくして言えないですが、サッカー三昧だったので勉強をした記憶があんまりないです...(笑)
「父の背中を追って総合商社へ入社。不動産領域で世界に挑戦。」
ーーサッカーから社会人として必要なスキルや考え方を既に学ばれていたんですね!新卒で選んだ会社は大手総合商社の三菱商事ですが、入社した理由をお聞きしてもいいですか?
組織で大きな目標を掲げ、それを達成する仕事、且つ日本国外で仕事をしたいと思い、総合商社を希望しました。父親も総合商社で仕事をしていて、自分自身も幼少期海外で過ごす機会があったのですが、父親の背中を見て海外、延いては商社に対しては漠然とした憧れがあったのがきっかけです。また、大学での経験を通して、自社がイニシアチブを握って目標達成に向かって事業を推進できるような環境を希望していたので、当時の総合商社は事業投資から事業経営に移る中で自分の目指す環境があると感じていました。
ーー父親の背中を見て商社マンへの道を目指し始めたんですね!。総合商社ではどんな仕事内容をされていたんですか?
前職では不動産開発の部署に配属になりました。
最初の4年間は住宅(マンション)の開発や法人のCRE(Corporate Real Estate)ソリューション提案の為のコンサル、その他用地開発等国内のデベロッパーがしていることを一通り経験しました。
その後、ミャンマーに研修生としての一年間駐在も含め、3年間ミャンマーにおける不動産開発に携わりました。ミャンマー最大都市のヤンゴンで現地パートナーや日系パートナーと共にヤンゴン中央駅でヤンゴン最大の複合開発に挑戦したり、ミャンマー政府と共同で工業団地開発を行うなど、国の発展や人々の生活向上に寄与する事業に携わることができました。
ただ、2021年初めに残念ながらミャンマー国軍によるクーデターで事業を凍結せざるを得ない状況になり、北米の不動産投資会社に出向して、そこから3年間は住宅関連アセット(アパート、学生アパート、高齢者住宅)の開発投資に携わりました。
どの経験も不動産を通じて当時希望した大きな目標に対し、国や人種、文化を超えたチームで取り組むという貴重な経験ができました。
ーー3-4年おきで国を跨いでの異動されてるのはすごい経験ですね…!色んなスキルが得られそうですね...!
そうですね。文化や言語、事業の慣習や風土も異なる中、それぞれの場所に適用していく必要がありました。その中でも必要な対人スキルやその場その場での柔軟性、事業の成功や目標を達成させるべく粘り強く取り組む胆力を培いました。
ーー海外での経験やスキルが後藤さんの強みになってるんですね。
はい、海外では日本では考えられないようなことが当たり前に日々発生していたので、日本国内の常識に拘ることなく柔軟に物事を捉えられるようになったことは日本国内のみならず、発展途上国や先進国での事業経験を通して得られたものです。
「より大きな歯車に」自らが考え自身が主導できる経験がしたい!
ーー海外でバリバリ働かれていた後藤さんが、スタートアップのランディットへ入社した理由はなんですか?
きっかけは代表の藤林さんにお誘い頂いたことです。
元々、前職の三菱商事サッカー部に入っていたこともあって藤林さんとは先輩後輩の間柄で面倒をよく見て下さっていました。北米駐在中に藤林さんが出張で北米に来る機会があったのですが、お忙しい行程の中でわざわざ時間をとってくださり、事業への思いや自分自身が入社した時にどんなことでお力になれるかを話してくれたことが入社を意識するきっかけになりました。
前職での10年は非常に貴重な経験をさせて頂いた一方、大企業での事業は規模が大きい為、社内外の多くの方が携わりますが、それが故に自身の役割が細分化されてしまうことで事業への手触り感が失われ、いつしか自分が企業における小さな歯車になっているのでは、というもどかしさを感じていました。その中で、スタートアップでより大きな歯車として、自らが考え自身が主導する形で事業を進める経験を30代のうちにしたかったというのが大きな理由です。
ーーとはいえ、大手商社マンからスタートアップへの転向に葛藤はありませんでしたか?
もちろんありました。
基本的に不動産開発は投資の分野であり、ソフトウェア、ハードウェア、SaaSなどの分野は経験がありません。ビジネスにおける基本動作自体など共通する不変な部分も存在するとは思いますが、専門的にその分野でご活躍されてきた方と比較すれば、至らない点は多いと思っています。
今までの経験や専門性が異なる会社に入社することで、本当にこの会社に貢献できるのかな?という葛藤が大きかったですが、逆に違う分野の経験があるからこその貢献もあると思い挑戦を決意しました。
ーー代表の藤林と入社前からお知り合いとのことですが、入社後印象は変わりましたか?
いい意味で代表に対する印象の変化はないです。私が三菱商事のサッカー部のキャプテンをしていた時も人を率いるために色々なアドバイスを頂き、視野が広くチームプレーを重んじる方で、自分とも真摯に向き合って下さる印象でした。仕事で関わる中でも同様に、事業にも人にも真摯に向き合う方だなと感じています。
自ら考え、やりたいことややるべきことを発信しやすいチーム作りへ...!
ーー入社してみて感じたランディットの印象を教えて下さい。
皆さんエネルギッシュだなと思いました。スタートアップはより一人一人の重要性が増すので、個人が頑張らないといけないという印象だったんですが、まさにイメージ通りでした。自分自身皆さんの仕事に対する姿勢を見ると背筋が伸びる思いです。
目標に対しては、全力で達成することに向き合ってる方々が多く、会社として素晴らしい土壌が形成されていると思うので、自らの経験も組織に加えることで皆さんが少しだけでも視野を広げる手助けができれば、更にこの会社も成長できると思っています。
ーー現在ランディットで取り組んでいることや今後の展望について教えて下さい。
現在は、短期駐車場運営や予約・決済アプリサービスを開発するPITPORT事業本部として、アプリと連動したスタンドの普及施策を考えたり、同プロジェクトを世に広めるために日々活動中です!
将来的には製品と会社名が駐車場といえばランディットと言われるように、設置台数を増やしていきたいと思います。
ーー余談ですが、スーツで出社している理由はありますか?やっぱり商社マン時代の習慣が抜けないとか...?
それはありますね!
というのも、先日帰国したばかりで海外からまだ荷物が届いておらず服がまだなくて...(笑)
まぁでも私服よりラクっていうのもあります(笑)
ーー海外から荷物が届いてないのは後藤さんらしい理由で納得です。最後にLanditへ興味を持っている方へのメッセージをお願いします!
まだ一人本部長ですが、今後、部のメンバーが自ら考え、やりたいことややるべきことを発信しやすい場を作りたいと思っています。そのためにはBad News First(悪い知らせほど最優先で、迅速に上司に報告・相談し、早期対応が欠かせないということ)と併せて自分の考えを発信しやすいような心理的安全性が高い環境作りが大切と思ってます。
0から1と1から10、更にそれを100まで伸ばす事業や仕組みを自ら考え、推進する環境というのは探してもそう多くはないと思います。そんな貴重な経験を一緒にしていければと思っていますので、是非ご検討下さい!
ーー本日はありがとうございました!
後藤さんはキリッとした見た目でとても実直な方ですが、話すと物腰が柔らかく、休日の楽しみ方はゴルフだそうです!大手でキャリアを積んだスキルや経験をランディットの新事業で発揮していただけることが楽しみです。0→1を作り上げる経験をしたい!成長を続けるランディットを創っていく仕事が一緒にしたい!という方はお気軽にご連絡ください★