【エンジニアが貢献の手触り感を持てる組織】Ambassador Cloud Award 2024を開催しました!
こんにちは。エンジニアの佐藤です。
今回は2月6日に開催されたAmbassador Cloud Award(以下:ACA)についてレポートしたいと思います。この記事では、事業部として取り組んでいるアワードの紹介とエンジニアの関わり方についてお話できればと思います。
この事業規模ならではの、事業を作り上げている手触り感などを感じていただけたら嬉しいです。
ACAについて
ACAとは、アンバサダークラウドを利用してくださっているクライアント様を対象に、1年間の成果や実績を称える年に1度の表彰式です。弊社オフィスの一番大きい会議室を貸し切って全国各地のクライアント様をご招待します。オフラインで参加できないクライアント様には、オンライン配信を通して参加いただきます。今年はオフライン、オンライン合わせて84社194名の方に参加いただきました。
直接クライアント様の経営者や運用担当者の顔を見て表彰することで、我々からの感謝を最大限伝えられるようにしています。ただし、表彰することだけが目的ではありません。
アワードは参加いただくクライアント様に、
- 表彰されたクライアント様の取り組みを参考にしていただくこと
- 日々の業務のモチベーションを上げてもらうこと
を目的に設計されています。
例えば、1年間で著しい成果を挙げた複数社様には自社の取り組みのプレゼンを行ってもらいます。それ以外の参加いただいているクライアント様には、そのプレゼンを聴いていただきアンケートによって最優秀企業を選んでいただきます。最優秀企業はそのアンケート結果を元に選出させていただいております。
このような形式にすることで、優秀企業には自社の取り組みを言語化し、今後より大きな成果を出すための振り返りの機会としていただくこと、参加クライアント様には成果を最大化するための施策を考え、モチベーションアップの機会にしていただいております。
実際に素晴らしいプレゼンが行われました。詳細については後述します。
また、開催する我々側としては、事業部ビジョン*の広がりを実感することや、成果を出す強い組織から学びを得ることなどもACAを開催する目的の一つとなります。
今年は、一人ひとりが目的意識を持って参加し、最大限学びが得られるように、事前に事業部で会議が設けられました。その場でアワードに参加した際に何を学び取るかを言語化し、挑むことでより実りのある時間にすることができました。
次にエンジニアとしてACAに参加する意義について次でお話したいと思います。
エンジニアが参加する意義
エンジニアとしてACAに参加することの意義は、クライアント様の熱を直接感じることができることです。
前述の通り、優秀企業には日々の取り組みについてプレゼンしていただく時間があります。
そのプレゼンでは、どのように業務課題を乗り越えて成果を創出し、価値を感じているかを知ることができます。
例えば、アンバサダークラウドを通してクライアント様とエンドユーザの関係性が改善されたことや、運用担当者がチームを超えて目標達成をしたことについて涙ながらにプレゼンしていただきました。この感情のこもった発表はプロダクトチームのみならず、事業部全体として自分たちのやっていることを誇りに思う瞬間でした。
それだけでなく、自分たち組織に対してもとてもよい刺激がありました。この一年間でクライアント様との関係はどう変わったか、チームを越境して目標達成しようと行動できていたか、職種やドメインは違えど勉強になることはたくさんありました。
そう感じるだけでもとてもいい機会だったと思います。
また、アワードの終了後、オフラインで参加されたクライアント様をもてなす懇親会があります。普段利用されている運用担当者の直接の声を聞くこともできますし、経営者から見たサービスやプロダクトの声を聞くこともできます。リブで働くエンジニアは、このような他のエンジニアリング組織では得られにくい経験を通してエンジニアとしての成長機会にすることを大事にしています。
エンジニアの当日の役割
このように素晴らしいクライアント様と直接触れ合う機会がACAのよい点ですが、アワード当日はただ傍観しているだけではありません。
当日は、ACA運営チームから役割が与えられます。役割には受付担当やクローク担当があります。私の当日の役割は投影班でした。
180名を超えるオンライン参加者にこのアワードを無事に届けられホッとしています。一事業部メンバーとしてアワードをつくる経験もこの規模の組織ならではの経験だと思います。
また、ACAの中には、プロダクトチームから表彰させていただく賞があります
それが「プロダクトフィードバック賞」です。
アンバサダークラウドに関して、機能改善と拡張の観点からフィードバックをくださり、プロダクトの開発・成長に大きな貢献をいただいた方に贈られる賞です。
今回は悩みに悩んで2社様選出させていただきました。
ACを使われているクライアント様からいただくご要望は、どれも自社のためだけではなく、
「この機能あれば、〇〇の特徴がある会社様に役に立つと思う」
「リブさんのセールス時にも売りやすいんじゃない?」
などACを導入されている企業様、更にはLiBのことも考えてフィードバックしてくださいます。
フィードバックの中から実際に機能化したものもあり、その機能は現在も多くのクライアント様からご活用いただいています。フィードバックはカスタマーサクセスやセールスを通していただくこともありますが、プロダクトチームが直接いただくことも多々あり、ご要望の温度感やご要望の背景などをプロダクトチームメンバーが直接感じられます。
これは組織ビジョンの「エンジニアが貢献の手触り感を持てる組織」にも大きく繋がっているところだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
毎年開催されるこのアワード、私は今年で2回目の参加でした。
参加する度に、クライアント様の挙げる成果が大きくなり、参加するクライアント様が増え我々のビジョンが少しずつ世の中に波及していることを実感します。
事業部ビジョンについてはこちらの記事を参照ください。