株式会社UPBUILD一回目のインタビューは代表取締役社長の菊地慶さんにインタビューしました!
菊地社長は一緒に仕事をしている中でユニークな一面もあり尊敬できる一面もあり。。。
喋り出すと止まらないので経歴だけでインタビューを終わらせようかと思いました笑
そんな菊地社長の壮絶な経歴や思いをぜひ一読してみてください!
Q.経歴を教えてください
2015年4月に生まれ育った岩手県を離れ駒澤大学法学部へ入学しました。なぜ法学部を選択したかというと私は高校時代にラグビーをしており体力や腕力は培ったと自負しておりました。そして次に必要なのは知識だと、もっと言えば法律を知っていたら最強だ!と思って法学部を選択しました。
今思えば何が最強なのかは不明ですが…笑
学生時代は勉強はほどほどにして、部活とバイトと恋愛に全力で本当に思い出深い毎日を過ごすことが出来ました。
中でも一番ハマったことは所属したワンダーフォーゲル部でメインとなる登山でした。
登山はいいですよぉ!
あのきつい事をし続けたあとに見ることができる絶景は言葉にできません。その感動があるからこそ私は山に登り続けました。気づけば4年経ち卒業旅行でヒマラヤ登山に挑み6000m峰を踏破してしまってました。
ヒマラヤに行って学んだことは「酸素って大事なんだな」という事です笑
そのヒマラヤ登山の感動が冷めやらぬうち、2019年4月にオリゾンシステムズでインフラエンジニアとして就職致しました。初めてのIT業界で毎日勉強の日々でしたが、努力の甲斐があり2019年10月からユニアデックス株式会社にて働くことが出来ました。
主に教育のICT化のプロジェクトを担当しており検証環境でのサーバー構築からDC作業、学校へデプロイなど様々な事を経験させていただきました。
エンジニアとして働く中で私は大学時代からの「社長になりたい」という夢が再燃してきまして、なにも事業がないのに2020年11月に脱サラをしました。
その後、昼間は事業構築やいろんな方と会うようにしていたので、深夜に仕事をするしかない状況でした。なのでフジパンの製造工場で清掃のお仕事をしました。大変な仕事でしたが、ほんとに暖かい方が多く、貴重な体験を沢山させて頂きました。
しかし思い通りに人生が進まないと焦り始めていた2021年3月に私の転機となる出会いがありました。
知人からITエンジニアリングをする会社の立上げに携わらないかとお話を頂きました。
その会社こそ現在パートナーシップを組んでいる株式会社iRupです。私はそこで採用と教育を担当致しました。コロナにより転職を決意された方の想いや実情を目の当たりにし、IT業界の課題を考えるようになりました。
iRupとしても新しい事業を探している最中、「通信事業」の紹介を頂きました。通信事業の市場は大きく安定性があると見込み腰を据えてしっかりと取り組もうと考えました。
そして2021年9月に株式会社iConnect(現:株式会社UPBUILD)を立ち上げました。
UPBUILDの代表として業務しながら、取引先である楽天モバイルのデータセンター部で通信の根幹となるサーバーを全て管理する施設の構築と管理業務を担当しております。
2022年10月頃からはエンジニアの育成事業としてプログラミングスクール「エンジニア大学」「Work Ready」「Next Builders」の運営にも力を入れております。
Q.社長から見てUPBUILDはどんな会社ですか?
少人数ではありますが、それぞれが事業の責任を担って活躍していからこそ、評価していただいている会社かと思います。
それぞれの事業に経営メンバーが入っているため、お客様からの信用と信頼を築き、そこで働くメンバーをしっかりとフォローできるのが弊社の強味だと考えています。
また地元である岩手県からUPBUILDの思いに共感して上京してきてくれたメンバーで創業をしているため、
地方から新たに挑戦する方や、業界を変えて心機一転頑張っていきたい方を応援する体制があるのが特徴です。
Q.今後の目標はなんですか?
直近の目標ですと、未経験からIT業界を目指して入社してくださった方々が安心して成長できる環境を整えていくことに注力したいと考えております。
そのために安定的に受注ができるSIerや元請け企業様とのつながりを作ること、現場に生きるITスキルとコミュケーション能力向上を目的とするカリキュラムの整備に努めていきたいです。
長期的な目標ではITスキルをもって地方創成を促して行きたいと考えております。
現在の日本は多くのビジネスが都市集中型となっているため、若手の人材が地方から流出してしまう、もしくは家庭の事情で地元を離れることが出来ないという方が多くいらっしゃるかと思います。
私の想いはITスキルを身に着けることで可能となる高収入な仕事を、場所など関係なくリモートで行う事を当たり前にすることです。そしてその文化を日本全国に広めていき、地方の労働人口と給与の増加を図ることはもちろんですが、
なにより働く場所を自分で選び、仕事以外の時間を充実させていけるように環境作りしていくことを目標としております。
Q.最後に記事を読んでいる方へメッセージをお願いします!
今の当たり前である、「1人1台スマホを所持する」「買い物は現金ではなくスマホ決済」「子供が泣いたらYouTubeを見せる」などなど…。これらの事は10年前はまったく予想できなかったのではないでしょうか。
ITには「新しいあたりまえ」を創り上げる力と可能性があります。
実はこんなアイデアがあって!でも馬鹿げてるなぁ…。
私は皆さんのどんな提案や相談でも受け止めます!!