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【社員インタビュー】品質向上企画チーム編

― 今日はよろしくお願いします! まずは自己紹介をお願いします。名前、所属、趣味、この職種を選んだ理由と今までのキャリアを教えてください。 

中丸:中丸悠斗です。CRE戦略グループと品質向上企画グループで、両グループのマネージャーをしています。
趣味は旅行です。色々な土地に行って、自然やその土地特有のものに触れたり、美味しいものを食べたりすることが好きです。旅行を企画することも好きで、企画をして家族や友人に喜んでもらえると嬉しいですね。そういった楽しみ方もしています。
パーソルファシリティマネジメント(以下PFM記載)は3社目で、1社目はトヨタ自動車のディーラーで個人・法人に対して営業を、2社目はNTTドコモの直営の代理店で、ドコモショップの店長としてショップ運営に携わっていました。
この職種を選んだきっかけは2つあります。1つめは、ドコモショップでの店舗運営の経験の中で、改装や移転など、今のPFMでいうクライアント側として携わったこと。2つめは、私自身異動の経験が多く、前職は8回異動をして8店舗それぞれのショップ(=オフィス)で働いていたのですが、そこでワークプレイスの重要性に気が付いたことです。
オフィスの環境によって社員の働き甲斐や満足度に違いが出るんですよね。レイアウトが変わったことで、メンバーが生き生きと働いてくれたり、パフォーマンスが向上し実績に繋がったりとそういったところにすごく面白さを感じました。ただ、専門家ではないので具体的な事ができなくて。什器の入れ替えなど出来ることもあったんですが限界はあったので、実際にワークプレイス構築を手掛ける側になって、そういったサービスを提供したいなと思ったのがPFMを選んだ理由です。

― ファシリティ業界を狙ってお仕事を探されていたんですか?

中丸:PM(プロパティマネジメント)業界等も見ていましたが、FM(ファシリティマネジメント)関連には絞りこんでいましたね。最初は幅広く色々な企業を見て決めようかなと思っていたんですけれど、割と早いタイミングでPFMを知ったので、ここで自分が思っていたことを実現したいなと強く感じました。あとは職種ですね。前職では上のレイヤーに行くにつれ「もっとみんなの働く環境を良くしてあげたい」という想いが強くなり、一方で自分が下のレイヤーだった時に「上にもっとこう動いて欲しかったのに!」と感じていた経験から、部下やフロント部門の方が働きやすい環境を整備するというところを一番の目的において、尚且つキャリアアップを目指せる、という二軸で考えていました。前職がかなり大きい組織だったので、もっと組織の規模を凝縮して組織貢献や社会貢献を実現したいと思いPFMを選びました。 

― 中丸さんの所属している「品質向上企画チーム」とは何をやっているチームなんでしょうか?

中丸:わかりやすくお伝えすると、PFMのFMコンサルティングサービスの品質そのものを上げるために動いているチームです。今はコンサルタントのメンバー向けに学習会の企画実行や個別OJTを実施しています。コンサルタントがより効率的に、かつクライアントに喜んでいただけるようなプロセスの遂行、提供するサービスの品質を上げるため、既存の運用の見直しや新たな施策を考え、企画・実行しているチームです。

― 運用の見直しというと、例えばどんなことをやっているのでしょうか。

中丸:ひとつのプロジェクトには色々なチームが関わっているのですが、その各チーム間の情報連携不足という課題点に着目し、品質向上企画チームが介入してチーム間のより良い連携を促す、といったような事をやっています。
例えば、不動産をCRE戦略チームが探し、物件が決まったらコンサルタントにバトンタッチし、コンサルタントが詳細の部分を煮詰めてオフィス構築を完了させ、その後メンテナンスチームでオフィスの保守保全などの対応をする、というのが簡単な一連の流れですが、今まではそれぞれのチームが繋ぎの部分を考えずにバラバラに動いていたんですよね。そのチームが終わったら次にバトンタッチ、というバトンリレー方式でプロジェクトが遂行されていたことで、CRE戦略チームが持っている不動産情報をコンサルタント側が詳細まで把握しきれていなかったり、メンテナンスチームもコンサルタントの動きを把握しきれていなかったり等、情報の連携不足によってギャップが発生してしまっていたので、そこを繋げるために我々品質向上チームが入って運用の見直しをしています。プロジェクトの会議にCRE戦略チームも一緒に参加してもらうようにしたり、プロジェクトに関わる全メンバーで共通の管理シートを活用することで認識の相違が軽減されたり情報連携が効率化されたりと円滑にプロジェクトを進められ、プロジェクト期間が縮まるといったような効果が出始めています。

― 学習会についても教えていただけますでしょうか?

中丸:学習会はコンサルタントメンバーの技術面を支援するために行っています。前職で技術に特化した専門職で働かれていた嶋田さんが講師を担当することによって、より具体的な現場に近い内容での学習会が実施できています。毎週学習会を実施しています。

― 頻度高くやっているんですね! 学習会のテーマはどうやって決めているんですか?

中丸:以前は品質向上企画チームでテーマを決めて企画していたんですけれど、今は直接コンサルタントメンバーから「こういった事で悩んでいる」などの課題を吸い上げ、その課題をもとに優先順位を立ててプログラムを組んでいます。意見をいただいたり、アンケートを取ったりした結果、色々な希望が出てきました。その方がコンサルタントメンバーにとって現場対応する際に活かせる学びになると思うので、今後も直接的に課題をしっかり吸い上げてテーマを決めて実施していこうと思っています。満足度アンケートも実施していて満足度は100%です。「ちゃんと現場で活きた学びになっていますか?」という問いに対しても、9割の方に満足という回答をいただいています。「今後学習会を継続してほしいですか」という爆弾的なアンケート項目も入れたんですが、継続してほしいという回答が100%で凄く安心しました。

―知識は個々で違うと思うので、学習会が刺さらない人もいるんじゃないかなと思っていたのですが、みんなその機会を希望しているんですね。既に知っていることがテーマとして出てくる場合もあるじゃないですか。

中丸:ディスカッションを入れたりなど、実施にあたり色々工夫はしていますね。あと、学習会のテーマに沿って、「そんなことあったんだ!」みたいな話を持ち寄ったり、共有の場にもなっているのが良いポイントなのだと思います。

― なるほど! 学習会がプロジェクトコンサルタントから求められている理由がわかりました。個別OJTというのもありましたよね。そちらはどういったものなのですか?

中丸:コンサルタントメンバーの講師が現場に同行し、一緒に立ち会ってその場その場で直接的にノウハウやナレッジをインプットするというものです。中途で入られたメンバーや現場立ち会いの経験が浅いメンバーにとっては、現場の場数を踏まないと不安だと思うので、そういった方を優先的にフォローしています。もちろん、中堅以上のメンバーに対しても現場立ち合いの際の課題に対しレクチャーを行っています。

―このチームのミッションは経験値が浅い人を引き上げることなのでしょうか?

中丸:キャリアや経験が浅いメンバーの底上げも勿論そうですが、中堅以上のメンバーに関しても、中堅だからといって放置をせず、足りない部分を補足して更なる底上げをする、というのがこのチームとしての役割ですね。

― プロジェクトコンサルタントにはエキスパート層がいますよね。エキスパート層との協業はあるんですか?

中丸:アイディアとしては上がっています。エキスパート層のノウハウを水平展開できるように、講師依頼をしようという話をしているところです。また、それとは別に個々に強みのあるコンサルタントメンバーに講師を務めてもらう事も予定しています。経歴が浅い/深いに関係なく、全メンバーそれぞれの強みを学習会に取り入れるイメージです。中途の方へ、「入社して最初は新人だからおとなしくしてなきゃいけない」というスタンスではなく、それぞれの強みをみんなに水平展開し、ノウハウをアウトプットして欲しいので。そういった活躍の場もあるのも、コンサルタントのメリットの一つかもしれないですね。

― 中途入社の方こそ、前職の経験を活かしてアウトプット出来ることは沢山ありますもんね! では、品質向上企画チームとしてこれから目指したいところはありますか?

中丸:まだ組織が出来て日が浅いということもあるので、まずは“成果に繋げる”ということを目指していきたいです。我々の支援成果としての結果が出るまでには時間がかかることも多くあるんですよね。特に、数字的な結果はなかなか目に見えないので難しいところでもあります。自分たちがやったことがそのプロジェクトにどう寄与したのか、メンバーのスキルの「ここが上がったよね」といった結果なども含め、プロジェクトが終わらないと見えない部分なので、まずは結果が目に見えてわかるぐらい施策内容をしっかり突き詰めてやっていきたいと思います。後はコンサルタントだけでなく、別チームからも必要とされるようなチームになりたいです。PFM全体としてサービスを磨くことへの興味を高め、全体の士気を上げていく。そういうところまで担えるようなチームになりたいというのが一番の目標です。その一歩目というわけではないですが、現在はプロジェクトに関わる全チームのみんなで、プロジェクトについての相談事や共有事項を持ち寄れる場を我々のチームで提供しています。その場にはコンサルタントチームだけでなく、セールスチームや評価リサーチデータチーム、CRE戦略チーム、メンテナンスチーム、プログラムマネジメントチームなど、色々なチームが参加しています。

― チーム横断で相談できる場があるのはいいですね。各チームの連携もしやすくなりそうです。アジェンダも持ち寄りなんでしょうか?

中丸:そうです。ルールとして、自チームに向けた報連相は無しにしています。必ずチームを跨ぐ話を持ってくること。じゃないとこの場の意味がないので。今まではチーム内の定例でやればいいようなトピックもあったのですが、この場の目的としては「連携を深める、プロジェクトの完成度を高める、品質を上げる」。そのためのグラウンドルールとして、必ず他チームとの関わりのあるトピックを持ってきてもらうようにしています。

― ズバリ! 品質向上企画チームのお仕事のやりがいはなんでしょうか!

中丸:「これやってほしい」「あれやってほしい」という要望をたくさん頂くようになったのは嬉しいですね! 4月に出来たばかりのチームということもあり当初は不安だったので、必要性を感じてもらえるようにどう動くかを常に考えていました。今まで連携が直接的に取れていなかったチーム間のメンバーから、「潤滑油的な機能を果たしてもらえて、凄くやりやすくなりました」といったような声をいただけているのもすごく嬉しいです。あと、今、品質を上げるために自分たちで考えて何をするか、どうしたいかを常々考えていて、この先もずっと同じことをやるわけではなく、その時々のトレンドに合わせた形で色々な施策を考え、コンサルタントメンバーに支援が出来るというところはやりがいを感じるポイントですね。決して“学習会を企画するチーム”ではない、というのはお伝えしておきたいです! あくまでも、今は学習会が必要なのでやっている、というわけです。

― フェーズに合わせて内容は変わっていく。今は“学習会”ということですね。

中丸:そうです。メンバーのスキル・質・技術を高め、今後は学習会じゃなく個別のサポートOJTに特化する可能性もある。コンサルタントのみなさんの武器を増やしたり、経験値を増やす、といった方向にシフトしていきたいなと思っています。

― 品質向上企画チームがどういった事をしているチームなのか、とてもよくわかりました! 最後にPFMに入社を検討している方に一言お願いします!

中丸:PFMのサービスをより良くしたいという思いを持ってくださる方にジョインいただけると嬉しいです! そして、我々を遠慮なく頼ってほしいです。出来る、出来ないは別として、共創していきたいと思っています。一緒にPFMにしかない質の高いFMサービスを提供していきましょう!

― 本日はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました!


【インタビュー記事 バックナンバー】
社長インタビュー ~パーソルファシリティマネジメント誕生までの歩み~
プロジェクトコンサルタント編
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CRE(不動産) 戦略チーム編
メンテナンスグループ編
プログラムマネジメントチーム編
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~データマネジメントプログラムチーム、評価・リサーチチーム編~
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