【組織人材開発コンサルタント:杉田】が語る、プレジャーサポートのサービスの基本的な考え方。今回は、近年よく耳にするようになったキーワード「心理的安全性」について、語りつくしてもらいました。
「早く行くならひとりで行け、遠くへ行くならみんなで行け」
というアフリカの諺は、チームマネジメントに取り組むうえで私が指針にしている言葉です。
この諺にもあるように、チームで高い目標を達成するためには、「チームの力」を発揮する必要があります。ただ現実はなかなかうまくいかないもので、1+1+1が「3」ではなく「2」になる場合もあれば、「3以上」になる場合もあるわけです。
「チームとして成果を出すこと」は、個人として成果を出すこととは別物で、全く違った要素、特に人と人との関わりという点が求められます。Googleの”プロジェクトアリストテレス”の研究結果によると、生産性の高いチームの特徴として最も大きい要因は「心理的安全性の高さ」であるといわれています。
心理的安全性とは?
対人関係のリスクをとってでも、意見や考えを述べられる状態のこと。
人は誰しも対人関係について、4つのリスクを持っているといわれています。
「無知」何も知らないと思われたくない。
「無能」できないと思われたくない。
「邪魔」いらないと思われたくない。
「否定的」自分の意見を否定されたくない。
これは私たちが、社会で生きていくうえで標準装備されている機能です。しかし、このリスクが良くない方向に働く場合があります。
例えばミーティングの中で、自分の理解がついていかない時、いらないと思われたくないからわかったふりをして結局成果に繋がらなかったり‥‥。自分なりの意見を思いついたが検討違いだと思われたくないので出さなかったり‥‥。もちろん時には、話すことを躊躇する場面も必要になりますが、チームの生産性や創造性という面においてはマイナスに働くことも少なくないのです。
私たちが、チームに対してやりたいこと
プレジャーサポートが提供するチームマネジメントの基幹となる考え方は、Googleのプロジェクトアリストテレス、特に心理的安全性を軸にしてます。
人がその組織・チームでやりがいを感じながら成長していくためにはなくてはならないもので、あらゆるチームにその考え方を普及させていきたいと考えています。
では、チームの心理的安全性を高めるために、何から始めればよいのか、プレジャーサポートでの具体的な取り組みとは?などなど‥‥気になった方は、ぜひ直接カジュアル面談でお話させてください!