皆さん、こんにちは!広報の福藤です。
今回は代表取締役 浅野社長に「ファディ―創業までの道のりや今後実現させたいこと」をインタビューしました!フィットネス業界のビジネスモデルを大きく変革したい!その強い想いをぜひ共有したいと考え、記事にしました。
是非ご覧ください!
代表プロフィール
浅野 忍土
「しのただ」と読みます。これまでの人生で、自分と同じ名前の人物に会ったことがないそうです。
1976年、昭和51年、東京都江東区出身。江戸っ子。立教大学経済学部卒業後、中央三井信託銀行(現、三井住友信託銀行)に新卒で入行。しかし、入行4ヶ月で、退職し、ECビジネスを展開するITベンチャーへ入社。しかし、その半年後には会社が空中分解してしまう。結果、社会人1年目で2度目の転職の末、当時、東証一部上場企業のベンチャー・リンクというFCコンサルティング会社へ入社し、そこで大きくFCノウハウを学ぶことになる。さらに、ベンチャー・リンクを退職したのち、2009年3月、FC展開支援事業ATカンパニー㈱を創業し、そこから12年で600加盟のFC展開を実現した。
創業のストーリ―
FC展開支援分野で、一定の成果を収めた弊社はそれなりにFC分野では認知をされるようになっていました。2018年、ある人の紹介で、ドイツ人が私に会いに来たのです。
彼はドイツでAIを活用したフィットネスマシーンを展開する会社の副社長で、そのマシンを日本で展開したいと考え、1年活動したが、なかなかうまくいっていない。
だから、そのマシーンを日本で展開するなら、どうすべきか?アドバイスしてほしいというのです。その人物がのちに、私が展開する株式会社FURDIの取締役となるトーステン・ボーグなのです。
※トーステン・ボーグ(現在、株式会社FURDI 取締役) 横須賀高校と早稲田大学に留学していただけあって、日本語が堪能。
そのフィットネスマシーンはPIXフォーマンス社が製造販売するAIを活用したマシン。よくよく話を聞くと、ドイツではそのAIマシーンを使ったフィットネスクラブがFC展開し、ドイツを中心に欧州7カ国で550店舗、利用者は実に20万人もいるというのです。
彼の話を聞くにつれ、ある種の可能性を感じるようになり、私はその2カ月後に、ドイツに視察に行くことになるのです。そして、2週間のドイツ滞在で、いくつもの店舗を視察し、ある種の確信を得たのです。
「これはデジタル版カーブスだ!」との確信です。
私がいたベンチャー・リンクはアメリカからマスターライセンスを購入し、日本でカーブス事業を展開しました。それから20年で、カーブスは日本で2000店舗展開し、NO1の店舗数を誇るまでのフィットネスチェーンに成長していました。
私自身も、カーブスのFC加盟開拓に関与していた経験から、女性専用フィットネス分野の可能性を感じていました。また同時に、フィットネス業界のデジタル化の遅れを感じていた私は、このAIを活用したフィットネスマシーンのチェーン展開に、ある種の縁を感じたのです。
※ドイツ視察時の様子です。
思い立ったらすぐ行動
事業展開の相談を受ける立場の私でしたが、いつの間にか、日本を中心としたアジアでの展開権利を交渉する立場になっていたのです。結局、私が展開の独占権を取得し、日本においてこのAIマシーンを活用した事業を展開することにしたのです。これが私にとって、FC本部支援の立場から、自らがFC本部を展開し、第二の創業をしたのです。
それが、女性専用AIパーソナルトレーニング「FURDI ファディー」の誕生です。
2019年から、本格展開した女性専用AIパーソナルトレーニング「FURDI ファディー」はコロナなどの大きな困難に直面したものの、着実に成長し、2022年7月時点で約40店舗体制。
苦労ポイント
・まだまだアナログなフィットネス業界に、DXの波を起こすこと。
・認知の低いAIフィットネスをスタンダードにすること。
なぜならば、新しいもの、まだ見ぬものは、様子見になります。AIフィットネスはまだアリーアダプターの段階であり、キャズムを超えていないため。キャズムを超えて、マジョリティーを開拓する前段階であることが、苦労ポイントです。
私たちのビジョン
私達のビジョンは、
・日本において女性専用フィットネス分野でもう一つの選択肢を提供すること
・データフィットネスという新しい分野を構築すること
・女性専用フィットネス分野で大きく成長することを通じて、結果として「フィットネス業界をDXする」こと
「フィットネスのDX化」を通じて、顧客満足度の最大化、そして人間にしかできない領域の明確化を実現したいと考えています。