こんにちは、新卒採用担当の坪田です。すららネットでは7月2日と15日に、オンラインでは初めてとなる1dayインターンを開催いたしました。1.5時間の座学に3時間のグループワーク、そして各グループのプレゼンテーションとそのフィードバックにまた2時間という、かなりハードなプログラムです。当初はこれをオンラインで開催することに大きな不安もありましたが、実際にやってみると、大変好評をいただきました。本レポートではイベントの流れと、参加者の皆様の声を紹介いたします!
教育業界のゲームチェンジャー?
午前中は、簡単なアイスブレイク(自己紹介)のあと、withコロナ、afterコロナの教育業界の展望や、教育×ICT(Edtech)業界の状況について座学を行いました。教育のICT化が進むと、「家から通える」ことの価値が低下し、「場」や、提供される学びの付加価値がいっそう求められるようになること。Edtech業界は、学力が高く自律して学習できる層をターゲットにすることが多い中で、低学力層をターゲットにすることの意義と、そのための工夫。これから教育に関わることを考えられている学生の皆様に少しでも有益な情報を提供したいとまとめあげた、すららネットの紹介に留まらない内容です。
参加者からも、「ICT化が進むにつれ、『通える』ことの重要性が低下することについては、これまで参加したどの説明会でも言及していなかった。」「業界の低学力向け・高学力向け・デジタル・アナログの指標に合わせた企業分析が理解しやすかった。」といった声が挙がりました。
「課題は何?」3時間のグループワークが白熱!
その後、マーケティング=顧客の課題に対し、その原因を取り除く提案をすること、といったマーケティング論の座学を受けた参加者は、各グループに散って3時間のグループワークに取り組みました。テーマは「すららネットの新規事業主任になったとして、どんな新規事業を提案する?」です。
どのグループも、「将来の選択肢を知らなくて、勉強のモチベーションが持てない子が多い」「外国籍の子どもが日本の学校の授業についていけない」など、初めに普段自分が感じている課題を出し合います。ただ、その課題に対し何をすれば解決になるのか。またその課題解決をすららネットがやるべき理由は何なのかを論理だてて考えていくことに苦戦します。スタッフからの「すららネットの強みをどういかすのか?」「それはビジネスモデルとして、どう収益化するのか?」という発問やアドバイスに耳を傾けながら、アイデアを磨いていきました。
「こんなにも手厚くフィードバックをしてくれる企業は見たことありません」
グループワーク終了後は、各グループ10分でアイデアのプレゼンテーションを行います。4~5名の様々な部署のすららネット社員に加え、15日の回には社長自ら登場し、各グループのアイデアにじっくりフィードバックを行いました。(10分のプレゼンテーションに対し、フィードバックもみっちり10分以上!)フィードバックは課題設定の適切さ、課題解決のための新規事業アイデアの内容、ビジネスとして収益化する際の視点、資料の見せ方に至るまで、さまざまな視点から行われます。決して良いところだけを褒めるのではなく、何か学びを持ち帰っていただくべく本気のフィードバックを行ったため、「他社のように良いところだけ褒めるのではなく、本当に事業化するとなると厳しい部分なども教えてくれて為になりました。」「自分たちが問題点として挙げていたことについて、本当に問題なのか、誰がどう困っているのかをもっと明確にすべきというアドバイスや、収益化できるのかを考える視点が勉強になった。」といった感想を、終了後のアンケートに多数寄せていただきました。
1dayインターンシップの開催を通して、私たちも学生の皆様からたくさんの刺激をいただき、皆様のことを知ることもできました。一方で、まだまだお伝えしたいことはたくさんあり、やはり1日は短いな、という感覚もあります。できれば長期インターンシップにもご参加いただいて、もっと深く教育業界の今後の展開について考え、課題解決型営業を体感していただきたいと考えています。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご応募をお願いいたします!