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結婚で余儀なくされた引っ越し、フルリモート勤務にシフトし業務を続けているその実態は?

こんにちは、広報の長谷川です。
今回はアイデアプラスで導入しているフルリモートワークに関して、導入前~現在の状況までのことを実際行っている社員にインタビューしてきました。

フルリモートワークって気になるけど、実際はどうなんだろう、デメリットは何かあるのかな?と興味を寄せられている方、社員の揺れ動く気持ちや会社側の対応などに関しての話を載せているのでぜひぜひご参考にしてみてください。


今回インタビューを快く引き受けてくれた社員はこちら

星野 真保 
2015年入社:営業チームに半年所属後、チーム異動
2016年~:主に進行管理ディレクション等の案件を担当
2020年9月~:フルリモート勤務、案件業務と経理サポート・採用管理などのコーポレート業務を兼任
*好きなもの:動物、Excel、日曜大工


***リモートワーク導入の前段の話***

--まず、フルリモートワークを導入したきっかけは何だったのでしょう。--

結婚して県外へ引っ越すことになったため、転職活動を考慮に入れつつ、会社に結婚の報告と退職の相談をしました。その際、社長と上司から「リモートで続けたらいいじゃない!」と言って頂いたのがきっかけです。


--どのように進めたのでしょう。--

とてもありがたい言葉を頂き、大変うれしかったのですが、
本音では、下記のような理由から本当に実現できるとは思っていませんでした。

◆当時の情勢はまだ、リモート勤務が今のようには浸透していなかった
◆やっていた業務内容によるもの(紙媒体を扱っていたり、訪問打合せなど)
◆設備面で難しいことが多い(事務機器やセキュリティなどの問題)

よって当然のように、提案を頂いた後も、
引越し先で新しい仕事を探さなきゃいけないと思っていたのですが、、、
世の中がコロナ禍に陥りテレワークが推進され、
クライアントや社内でも実際に導入する人が増えたことで
「あれ、意外とできるじゃん!」という認識が広まりました。

さらに、同時期に社内で諸々のオンライン化やクラウド化が進んだので、
これなら本当にできるのかも、と思い始めました。

タイミングよく、色々な条件が揃った形でした。


--何か弊害はなかったのでしょうか。--

社内調整での弊害はそれ程ありませんでした。数ヵ月前から準備をしていたこともあり、クライアントからの理解も得られた上でスムーズに業務の引継ぎも行うことができました。
どちらかというと、私の気持ちの問題が大きかったように思います。

悩んだ点は、
◆ひとり離れた場所でずっと仕事をすることに耐えられるのか
◆自分に向いているのは、出社して人と触れ合いながら仕事するスタイルなのでは

一方、メリットとして考えた点は、
◆今後いずれ夫の転勤もあること
◆周囲の人にも恵まれ、今やっている仕事も気に入っていること
◆場所が変わってもずっと働けること

これらのことを考慮して考え抜いた結果、フルリモートで続けていくことに決めました。

--導入決定から開始まではどのくらいの時間がかかりましたか。--

フルリモート導入の準備期間というよりは、引越しのタイミングに合わせて進めて頂けました。
初めて話が出たときはまだ婚約中だったので、そこから結婚して新居を決めて、
開始までは半年くらい経っていたかと思います。

その間に、既存の仕事の引継ぎと、新規業務の引き受けやレクチャーを受けました。

フルリモート導入に関して、社会的背景も影響したので、自分が開始する前に
世の中でテレワーク実施が推奨され、社内でも多くのメンバーがハイブリッド勤務という形でリモートワークを経験し、フルリモートではないにしろ、経験した人が増えたことで
自分の中でのハードルも下がったんじゃないかと思います。

準備期間があったおかげで、だいぶ不安も払拭できてよかったです。



***リモートワーク導入後の実態の話***

--実際、導入してみてどうだったのでしょう。--

(3つの期間に分けて聞いてみました)

【1.導入直後】

落ち着くまでは、作業や気持ちの切り替えがやや大変でした。

作業面
◆自宅の一角に仕事専用スペースを確保する
◆業務遂行に十分なネット環境の準備
◆社内ネットワーク・使用システムへのアクセス
◆その他の各種設定
などがありましたが、わからないことは自分で調べたり、人に助けてもらいながら、
なんとか乗り切りました。

心理面
◆やっぱり寂しい!
毎日チーム毎の朝礼・夕礼の際に、ZOOMで顔を合わせて話はできるんですが、
席を立ったついでに「そういえば、この前の話だけど…」といった気軽な声がけ。
お昼休憩時の「あ、それ美味しいですよね!」みたいなちょっとした会話。
今まで当たり前のように取っていたコミュニケーションが急に無くなったので、
慣れるまでは漠然とした寂しさを感じていました。

実務面
意外とそこまで苦労はしなかったです。
それまで積み重ねてきた業務のベースがあったことも幸いしたのか、
思っていたより割とすぐに馴染みました。
地味につらかったことといえば、印刷環境がないことです。
以前の手法は、確認作業は印刷してマーカーチェックしたり、書き込んだりしていたのですが、
現在では、全部PC上で済ませるか、どうしても必要なときは手書きでノートに書くようになりました。


【2.現在】

慣れてくると遠隔であることをそれほど気にせず、普通に仕事できるようになってきました。

良いなと感じている点
◆業務を中断する機会が減った分、集中して進められる
◆手法も自分なりに模索できて、効率も上がった
◆クライアントとの良好な関係性維持
皆様、ZOOM・電話・メールでの密なコミュニケーションも受け入れて下さり、
人によっては「そちらは○○が有名ですよね!まだ食べたことなければぜひ一度!」
みたいな情報を教えてくださったりします。

工夫している点
社内のメンバーとも、仕事の電話やZOOM打合せのついでに
ちょっとした雑談や情報交換をしながらコミュニケーションをとるようにしています。
でもやっぱりたまには皆でワイワイしたくて、勝手に会社のZOOM忘年会を企画したりもします。笑


【3.これから】

フルリモートでの守備範囲を増やしていきたいと思っています。
オフィスでしかできない業務に関しては、どうしても出社メンバーにお願いするしかないので、
それ以外の部分で自分がやれることを増やして、うまく業務分担していきたいです。

今では、業務の話の時や、 朝礼・夕礼で十分なコミュニケーションが取れているので寂しさはだいぶ感じなくなったのですが、会社への帰属意識と自分のモチベーションを保つために、数ヶ月に一度は出勤して綿密な業務の打合せとリアルな交流を図りたいです(世の中の情勢を見ながらの希望)。


アイデアプラスでは社員の状況に合わせた働き方のご提案ができます。少しでも気になった方、メッセージお待ちしてます。



インタビュアー
長谷川 敦子 
2019年入社 名古屋本社 企画ディレクション 
産休、育休取得後
2021年より職場復帰 広報担当


コーポレイト・総務経験者!!
コーポレート企画部として立ち上がったばかりの墓所を引っ張っていってくれる方募集中。 

総務・人事・経理
より良い会社の未来を創るために!総務・人事・経理マネージャー候補 @名古屋
お客さまのお悩みに対し、アイデアやクリエイティブの力で解決するのがお仕事です。 わたしたちは制作会社ではありません。 例えば「Webサイトを作ってください」とご依頼を受けてデザインを提供することもできます。が、「Webサイトを作る目的は?本当にその手段が課題解決に繋がるのか?」と見つめ直し本質を考えることが好きな集団です。 具体的な課題解決の打ち手の例としては ・カタログ、パンフレットなどの紙媒体 ・パッケージ ・Webサイト ・SNS ・動画 ・展示会などのスペースデザイン ・デジタルサイネージ …などなど多岐に渡り、対応の幅広さが特徴です。
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