みなさまこんにちは!電通東日本の採用担当の千葉です。
今回は、現在メディアプロデュース部門でご活躍中の杉山さんにお話を聞きました。
弊社で働く、「社員の声」お届けいたします。
出産、育児、海外生活。
キャリアと両立できたのは
「この仕事が好き!」と思えたから
クライアントと放送局に喜ばれる仕事
テレビやラジオに加え、最近ではTVerなどのデジタル媒体も絡めた、オン・オフメディアの
統合プランニング・運用を担当しています。ビジネスプロデュース(以下BP)部門やソリューション部門からの相談事を放送局や協力セクションとの間に立って取り纏め、料金やメディア露出量・形態を提案するのが主な仕事です。クライアントからお預かりした予算を効率的に生かせる様、日々関係各所との 相談を重ねます。
クライアントニーズにマッチした番組でのPR展開や、十分な露出量を確保できると、
クライアントや放送局の双方から喜ばれ、嬉しくなります。
毎日が変化の連続。
入社以来、同じことばかりでつまらない…と思うタイミングは一瞬もありませんでした。
毎日が変化の連続ですね。特にテレビは刻々と状況が変わります。例えば、自然災害などの緊急性の高いニュースや事件の発生時には『L字対応』という形で画面に情報が入ったり…。
そういう緊急対応の情報も逐一仕入れ、急いでクライアントにご報告して…。
こうした緊急時の連絡が遅くなれば、CMを放送するか否かの判断ができなくなる恐れもあるので、
「スピード」をとにかく大事にしつつ決して間違えてはいけない、責任が重いのがメディアの仕事です。
また、CM放送に関する売買以外にイベント協賛や商品に絡めた業務もあり、それはとても面白味を感じる部分です。クライアントと番組のコラボレート商品を作り、新商品のパッケージ案をメディアを通じて
一般募集したこともありました。中でも、おなじみの朝の情報番組にクライアントのコーナーを作った
案件では、まず課題を聞き、企画を練り、起用するモデルも選考し、撮影、オンエアまですべての段取りに携わり、大きな達成感を味わうことができました。
産休・育休。シンガポールの暮らしから、職場復帰へ
入社当時は静岡支社に配属され、その後本社に異動したのちに、産休・育休を子ども2人分合計で4年間 取得しました。その間、夫の都合でシンガポールに暮らしたこともあります。
いま振り返ると、20代はとにかく仕事が最優先だったのに対し、産休・育休の期間は打って変わって
家族を優先した時間になりましたが、とてもリフレッシュできました。シンガポールに住んでいたときは、色々と素敵な出会いもあり、文化の多様性を感じたり、ワークとライフのバランスが巧く保たれていたりなど刺激を受けました。
また、電通ジャパンネットワークの海外拠点の方とも話をする機会があり、海外での広告展開に興味が湧いたりもしました。そんな充実した産休・育休でしたが、やはり私には、子供との時間とは別に、自分だけの時間やコミュニティが必要だと感じる部分もありました。
仕事と家事育児との両立が大変なことはわかっていましたが、職場復帰することを決めたのは、
やっぱり「この仕事・職場が好き」と思えたからでした。
目下の目標は「効率化」。ママと広告人の両立
子ども達にまだまだ手がかかるので、正直、毎日が時間との戦いです。
復帰したての頃は、育児フレックスタイムなどの制度にも助けられていました。
どうしても夜までにやらなければならない業務などは、同じ部の仲間や上司が協力してくれます。
心苦しい反面、理解をしてもらえるのはとてもありがたかったです。
仕事においては、その限られた時間の中でパフォーマンスを上げられるように全力で取り掛かり、効率的に働くことが第一命題です。そして子供たちが帰宅してからの時間は家のことに集中。
夕飯の支度、お風呂、歯磨き、寝かしつけ…。
日中は全力で仕事をし、夜は家庭内タスクをこなし、平日は毎日全力疾走する日々ですが、
最近は少し変わりました。
コロナの影響でフレックス制度の導入や在宅勤務ができるようになり、
子育ての合間に業務を片付けたり、昼休みに洗濯物を干せたりと、働くママには以前より両立しやすい
環境になったなとありがたく感じています。
心の支えは、会社の仲間たち
不思議な話ですが、『仕事の時間=自分の時間』でもあると感じています。
家では“ママ”ですが、仕事では自分の意思に従って動くことができる『自分時間』とも捉えられます。
所属している部の雰囲気が明るく、話しやすい環境であるのが尚更そう感じさせるのかもしれません。
ほかの部署の方も、育児を応援してくれる方ばかりです。
何かの折に聞かれた「今、心の支えになっている人はいますか?」という質問に対して、
私は自然と『家族』と『会社の仲間』を選んでいました。
改めて、私って会社の仲間に支えられているなと感じた瞬間でした。笑
電通東日本の強みとは
当社の強みは、まず東日本エリアに支社・営業所を有しクライアントや地域のメディアと密接な関係を
築いていることです。そのエリア内でメディア各社と真摯に向き合っているので、最新の有益な情報も
素早く手に入ります。また、電通ジャパンネットワークの最新メソッドやデータベースも使えるので、
信頼できる裏付けを以て業務に臨むことができます。私自身が心掛けていることは、(当たり前ですが)間に立つ広告会社なので、クライアントのご意向に沿った対応を考えることです。
支社や営業所のクライアントからのご相談もよく受けるのですが、地域の企業だからできる面白いことも結構あり、バリエーションに富んだ展開が考えられ、とてもやりがいがあります。
ワークライフバランスについて
コロナ禍前はもちろん毎日出社して、放送局の方々と対面で相談したり、雑談したり、といったことが多かったのですが、最近は週1回程度の出社です。行かないですべての業務を終えることも出来てしまいますが、適度に会社に行って仲間同士情報交換をしたりする時間も作っています。
前出ですが、在宅勤務のおかげで家事育児と仕事との両立はしやすくなったと感じます。
昼の空いた時間に家事をしたり、日中やり残したことを子供が目に届く範囲にいる状態で対応できたり、安心して業務に携われます。