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<メンバーインタビューVol.1>1人目社員が語る、パブリックコネクトの目指す未来

本記事掲載は、2023年5月10日にコーポレートサイトに掲載した記事を転載したものです。

人材紹介会社、HR Techベンチャーを経て創業期の当社へ入社された高井さんに、業務の内容や、そのやりがいについてお聞きしました。


<高井 岳(たかい がく)>
大学卒業後、広告業界特化型の人材紹介会社、株式会社マスメディアンに入社。主に広告代理店や事業会社の広告宣伝部門の求人に関する採用支援、キャリア支援を担当した。さらに支店立ち上げやマーケティング戦略を経て、HR Techベンチャーの株式会社groovesに転職。求人データベース「Crowd Agent」に関わる企業の採用支援チームのマネージャーを務めた。2022年3月に創業期の当社へ入社。

当社での役割を教えてください。

現在は、Gov2Careerで人材紹介のRA(リクルーティングアドバイザー)、CA(キャリアアドバイザー)両面での業務と、これからローンチする予定の新事業 PUBLIC CONNECTの開発パートナーとのコミュニケーション、そしてローンチ後のカスタマーサクセス業務開始に向けた準備を行っています。

Gov2Career(ガブトゥーキャリア)
公務員の転職に特化した転職支援サービスです。
行政機関や公務員の働き方を熟知したカスタマーサクセス担当がお一人ずつのご経験とご意向に沿ったキャリアプランを提案し、その実現を支援します。

Gov2Careerは、Government to Careerから想起した当社独自の造語です。

毎日、官公庁や公務員に関わる仕事をされていますが、当社に入る前と後で変わった見方はありますか?

当社へ入る前は、公務員の方がどんな仕事をされているのか全く想像がつきませんでした。それまで一貫して転職支援の仕事をしてきましたが、公務員の方の転職をご支援をしたことがなかったためです。役所から民間企業へ移り活躍するというイメージが湧かず、また民間から役所や公務員への転職事情についても知らなかったので、私ができることがあるのだろうかと不安に思ったのが正直なところです。

しかし、入社後は毎日のように公務員の方と接する中で、その真面目さや誠実さ、仕事や社会に対しての思いの強さに触れました。そして何よりもビジネスパーソンとしての優秀さに驚き、見方が変わりました。そういった方々の転職や採用の支援をすることに、非常にやりがいを感じています。

公務員での経験は民間企業でどのように活かされていますか?

「営業職」を例にすれば、役所には営業という職種名がありません。だから企業の営業職としては即戦力ではないと言われることもありますが、全くそんなことはありません。

自治体職員出身者で、日々老若男女の市民の方々との対応でコミュニケーション能力を培っている方、さらに企業誘致の活動で法人との交渉能力を身に着けている方もいれば、自治体PRやシビックプライド醸成を目的として、前例の無い施策を0から企画し実行された方もいます。官民、企業や個人という多様なステークホルダー間を調整し、スケジュール通りに計画をすすめるプロジェクトマネジメント能力に長けた方も多いです。

声を大にして言いたいことは、公から民への転職は、何も特殊なことはない、民から民と同じただの転職だということです。転職先や仕事内容を型にはめて、キャリアの可能性を狭める必要はありません。

公務員からの転職する場合に大切なことはありますか?

一言で行政機関といっても、府省庁や自治体、それ以外の行政機関で事業内容は異なります。例えば地方自治体もひとくくりにはできません。人口や地域、それ以外の様々な背景も仕事内容に影響します。そのような公務員の方々が転職するときに大事にして欲しいことは二つあります。

一つ目はこれまで担われた職務の価値を紐解くことです。例えば〇〇の法案や制度を政策立案した、という事実があったとして、そのプロセスで得たスキルや価値観を言語化することが大切です。民間企業と役所では職種の呼び方が異なりますが、本質的なスキルは共通です。スキルを言語化した上で、むしろ民間では得られない価値観を武器になります。

二つ目は中長期でのキャリアプランを描くことです。例えば国家公務員には「政策渉外」や「コンサルタント」の求人ばかりが人材紹介会社からスカウトで届くと聞きます。もちろんそれらのポジションも素敵な選択肢ですが、ご自身がどんな仕事をしたいのかを最優先に考えて欲しいと思います。政策渉外やコンサルタント、営業、事業企画、マーケなど色々な仕事で活躍している方々がいます。

行政の組織や人、仕事に関する専門性と、中長期のキャリア戦略を描くプロフェッショナルが当社には在籍しています。転職をお考えの公務員の方は気軽にご相談ください。

当社で働く魅力は何ですか?

当社で働く魅力はなんといっても、全く新たな価値観、市場、仕組みづくりを通して、社会課題の解決に挑戦できることです。人と仕事の観点では、官民の人材が相互に行き来しキャリアを作っていくのが当たり前の社会を創っています。

 その道のりはとても高いハードルに感じるかもしれません。私も当初はそうだったように人材業界に長くいる方ほど難しいと感じると思います。ただ、私がこれまで1年以上、Gov2Career に向き合ってきたからこそ言えることは、私たちの目指す社会は未来でそうあるべきであり、できるかどうかよりも、実現しなければならないということです。

当社が目指す社会の実現は、その社会的インパクトも非常に大きいと思っています。私は、奈良県の東吉野村という人口約1,000名の村で生まれ、東京や石川などで勤務した前職の経験を経て、現在は大阪で暮らし働いています。都会・地域、また様々なパターンの転職や採用の支援をしてきましたが、官民で行き来する転職支援はしたことがありませんでした。

例えば、Gov2Careerによって地域の自治体職員だった方がフルリモートで東京のIT企業で最先端の技術に触れキャリアを拓いていく、またこれから進めていくPUBLIC CONNECTによって大手の事業会社で新規事業開発をしてきた方が、私の出身地のような地域の小さな市区町村の産業活性に関わっていく、そのような人材の交流を私達は実現していきます。それは、これまで実現し得なかったような個人の多様なキャリアの構築に繋がり、全国の地域の活性化に繋がります。

そういった大きな可能性を秘めた事業を考え実行していけることが当社の最大の魅力です。


高井さんの地元 東吉野村の様子

当社でのキャリアをどのような人にお勧めしたいですか?

人材業界の出身者であれば、難しいチャレンジだと感じるからこそやりがいがあるのでおすすめかと思います。Gov2CareerもPUBLIC CONNECTも、これまでの人材業界のビジネスモデルを変えていく、また採用や転職の支援だけにとどまらない事業展開も構想しており、その実現へ向け是非一緒に働きたいです。

また、当事者である公務員の方も、地方創生や行政を良くしたいという強い思いを持っている方が多いので、おもしろい環境だと感じてくれるはずです。

経験の有無には関わらず、チャレンジをしたい、またそこから与える社会へのインパクトの強さに共感される方は是非おすすめしたいですね。

まだ少人数の会社ですが、雰囲気はどうですか?

雰囲気は非常に良く、働きやすいです。スタートアップだからプライベートもなく働き詰めという環境ではなく、自身のやるべきことを自ら考え、裁量を任せられながらフレキシブルに働いています。

現在は、基本的には出社し雑談も大いに交えながら(笑)コミュニケーションをとっていますが、家庭やプライベートな事情に応じてリモートもうまく活用しています。代表の平田さんも私もフルリモートで働いていた経験も非常に長いので、オンラインでのコミュニケーションも全く問題ありません。コミュニケーションにかかるコストも低いと思います。

最後に採用メッセージをお願いします!

当社は、まだ2期目で、あるべき社会に対して、事業を創り、推し進めている真っ只中です。だからこそ、大きな可能性があり、これから入られる方が担う業務の幅も非常に大きいです。興味がある方は、ぜひ1度お話しましょう!



株式会社パブリックコネクトでは、一緒に公共の可能性を追求するメンバーを募集しています。少しでもご興味を持たれた方は気軽にお話ししましょう!ご連絡をお待ちしています。

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