デリバリー(ITコンサル)マネージャー 久保田
【プロフィール】
久保田 郁哉 │大学院を卒業後、新卒入社の会社で大手不動産デベロッパー向けのシステム開発を担うPL(プロジェクトリーダー)として従事。その後、リファラルで2025年2月にLow Codeにジョイン。現在はデリバリーチーム(ITコンサル部門)のマネージャーとして、日々顧客の課題解決を最大化している。
「仕事、楽しそうだね」 最近、久しぶりに会った友人からそう言われることが増えました。
自分でも、確かにそうだなと思います。 私は2025年2月、新卒から育てていただいたNEC(日本電気株式会社)を卒業し、株式会社Low Codeに入社しました。現在はデリバリーチーム(ITコンサル部門)のマネージャーとして、お客様の課題解決に伴走する毎日を送っています。
歴史ある大企業から、これからを創るベンチャー企業へ。
端から見れば、まったく違う世界に飛び込んだように見えるかもしれません。 しかし僕の中では、決して無理な方向転換をしたわけではありませんでした。
これまでのキャリアで感じてきたこと、そしてこれからの日本に必要だと信じていること。 それらが一本の線で繋がった先に、自然とこの場所があったのです。
なぜ僕がこの環境を選び、今どんな手触り感を持って働いているのか。
今日は、その決断の裏側にある、僕なりのストーリーをお話しできればと思います。
目次
キャリアの原点は、ある種の「敗北感」
「引越し手伝って」から始まった、まさかのキャリアチェンジ
「逃げない人」なら、人生を賭けられる
システムを作るのではなく、「成功」を作る難しさ
「課題を見つけた人が偉い」、発言が称賛される文化
少子高齢化は、日本が再び輝くための「きっかけ」になる
これから会社を作っていく仲間へ
キャリアの原点は、ある種の「敗北感」
僕は、理系の大学院まで進んだので、学生時代は研究の一環でコードを書く機会もありました。モノづくり自体は好きでしたし、動いた時の喜びもありました。
しかし、ふと研究室を見渡すと、そこには私とは違い、コーディングそのものを心から楽しんでいる同期たちの姿があったのです。
彼らのアウトプットを見るたびに、「あ、自分はプロのエンジニアとして、技術力一本で彼らと戦うのは無理だ」 早々にそう悟ってしまったのです。
それはネガティブな諦めというよりは、冷静な自己分析でした。
自分がプレイヤーとして一番輝ける場所は、技術の最前線ではない。
では、自分には何ができるのか。そう考えた末に選んだのが、大手企業でのSIの道でした。技術そのものを突き詰めるのではなく、技術を使って誰かの課題を解決する「プロジェクトマネージャー(PM)」になろう。
そう決めて、26歳でNECに入社しました。
配属されたのは、大手不動産デベロッパー向けのシステム導入を行う部署 。NECでの仕事では、PM(プロジェクトマネージャー)としての基礎を叩き込まれ、優秀な上司に鍛えられながら、自分の成長を実感できる充実した毎日でした。社会的インパクトのある大規模な案件に関わる誇らしさもあり、PMとしての業務そのものを心から楽しんでいたのです。
しかし、入社して数年が経ち、仕事に慣れるにつれて、ある種の「閉塞感」を抱くようになりました。 それは、会社の将来への不安ではありません。むしろ逆です。会社が安定しすぎているがゆえに、「このままここにいれば、10年後はこうなっているだろう」という自分の未来が、あまりにも鮮明に見えてしまったのです。
係長になり、課長になり、ある程度の給与をもらい、定年を迎える。
でも、まだ20代後半の僕が選ぶべきは「安定」なのだろうか?もっと、先が見えないジャングルを自らの手で切り拓くような、そんなワクワク感が欲しいのではないか? と悩んでいました。
ただ、そんな葛藤を抱える日々の裏側で、僕の心を強く惹きつけるものがありました。それが「Power Platform」でした。
普段の業務とは別に、自分自身や組織の課題を解決するために触る機会をいただいたのですが、現場の人間が自らの手で、スピーディに業務を変えていける。その圧倒的な「手触り感」に、純粋な面白さを感じていました。
そして何より、現場の人間が自ら業務を変えられるこの仕組みこそが、日本の働き方を変えるための「最も理にかなった解決策」だと確信したのです。
「引越し手伝って」から始まった、まさかのキャリアチェンジ
転機は、あまりにも日常的な場面で訪れました。
大学時代のアメフト部の先輩であり、現Low Codeの営業である春藤さんから、「引越しを手伝ってくれ」と呼び出された時のことです。
休日に先輩の新居へ行き、汗だくになりながら重たいダンボールを運ぶ。
体育会系のノリで作業をしながら、近況報告をしていました。
先輩:「そういえば俺、今度転職するんだよ」
僕 :「え、どこに行くんですか?」
先輩:「『Low Code』っていう、Power Platformの定着化の会社」
僕 :「えっ、Power Platform?
いや先輩、僕いま現場でそれやってますわ!」
まさかのキーワードに、思わず身を乗り出してしまいました。
まさに今、自分が現場での業務改善に取り入れていた技術。それを専門に扱う会社がある。しかも、信頼している部活の先輩がそこに行くという偶然。 ただ正直に言うと、この時点では「すごい偶然ですね!」と驚いただけで、まさか自分がそこに転職するなんて、これっぽっちも思っていませんでした。
「逃げない人」なら、人生を賭けられる
本当の意味で心が動いたのは、後日、先輩に誘われてオフィスに遊びに行き、代表と話をした時でした。
そこで代表が語ってくれたのは、僕が新卒の頃に抱いていた「将来の日本をこう変えていきたい」という理想やミッションそのものでした。
ベンチャー企業の経営者というと、野心家で、時に冷徹な判断を下すイメージがあるかもしれません。でも、代表は違いました。自分などより遥かに高い熱量で、少年のようにいきいきと未来を語るその姿。
話しているだけで、「この人は人生を楽しんでいるな」というオーラが伝わってきて、僕はめちゃめちゃワクワクさせられました。
そして何より、僕の動物的な直感がこう告げていました。
「この人は、一番苦しい時に絶対に逃げない人だ」と。
会社経営には、必ず修羅場が訪れます。 資金繰り、組織の壁、予期せぬトラブル。そんな時、一番最初に逃げ出すリーダーの下では働きたくない。
でも代表なら、最後の最後まで矢面に立ち、泥をかぶり、それでも「楽しいな!」と笑って道を切り拓いていくんじゃないか。
「このトップになら、自分の人生を賭けてもいい」
自分以上に自分の理想を楽しそうに語るこの人と、一緒に未来を見てみたい。 そう思えたことが、最終的な入社の決め手になりました。
実際に入社してみて、良い意味でのギャップもありました。 創業間もないベンチャーなので、もちろん整っていないことは山ほどあります。
でも、いわゆる「ウェイ系」のノリや、無秩序なカオス状態ではありませんでした(笑)。
みんな根が真面目で、ビジネスとして当たり前のことを、高いレベルでやろうとしている。「整っていないことを楽しみつつ、仕事はプロとしてきっちりやる」。この「ちゃんとしている感」のバランスが、大手出身の僕にとっては非常に居心地が良かったんです。
システムを作るのではなく、「成功」を作る難しさ
2025年2月にLow Codeに入社し、PMとして現場を走り回ってきました。そして今月2025年12月からは、デリバリーチーム(ITコンサル部門)のマネージャーとしてチームを率いています。
担当しているのは、誰もが知る大手企業のプロジェクト。ベンチャーにいながら、これだけの規模感の仕事ができるのは、Low Codeならではの醍醐味です。
ただ、マネージャーになって改めて感じる「難しさ」があります。
それは、チーム全員の視座を「納品」ではなく「お客様の成功」に合わせ続けることです。
僕たちのチームには、さまざまなバックグラウンドや強みを持ったメンバーが集まっています。技術力が高いメンバー、業務設計が得意なメンバー、コミュニケーションに長けたメンバー。 個性が豊かであることは強みですが「すごい機能を作ること」や「言われた通りに作ること」に目的が替わってしまう瞬間もあります。
「それって本当にお客さんのためになってる?」
PMやマネージャーの仕事は、タスク管理ではありません。
チームのベクトルを常に「顧客価値」に向け続け、メンバー一人ひとりの強みをそのゴールに結びつけること。これには人間力と、粘り強いコミュニケーションが求められます。
正直、意見がぶつかることもあります。 でも、だからこそ面白い。 バラバラだった個性が一つに噛み合い、お客様の課題を解決できた時。そしてお客様から「おかげで業務が変わりました」と感謝の言葉をいただいた時。その瞬間の達成感は、一人で仕事をしていた時には味わえなかったものです。
「自分たちの手でチームを作り、価値を届けている」
その確かな手触り感が、ここにはあるんです。
「課題を見つけた人が偉い」、発言が称賛される文化
僕がこの会社のカルチャーで一番好きなのが、「課題を見つけた人が偉い」とされるところです。
一般的な大組織だと、会議で何か問題点を指摘すると「じゃあ、それ言った人がやっておいて」となりがちですよね。いわゆる「言い出しっぺが損をする」構造です。これだと、みんな余計な仕事を増やしたくないから、気づいていても口をつぐんでしまう。組織にとってこれほど損失なことはありません。
でもLow Codeは真逆なんです。 「ここに課題があるよね」「もっとこうした方がいいんじゃない?」と最初に声を上げた人が、一番称賛される。 もちろん提案者が実行に関わることもありますが、決して一人に押し付けたりはしません。「じゃあ、誰と誰でやろうか」とチームで動く空気が自然と醸成されています。だからこそ、社歴や年齢に関係なく、みんなが健全に意見をぶつけ合える。
「それってお客さんのためになってる?」「自己満足になってない?」
そんな本質的な問いが、マネージャーの僕に対してメンバーから飛んでくることもあります。
立場に関係なく、良い意見が通る。みんなでワイワイと言い合いながら、一つのものを作り上げていく。その雰囲気は、どこか学生時代の部活(アメフト部)で勝利を目指して議論していたあの頃の熱量に似ているかもしれません。まさに「大人の部活動」です(笑)。
少子高齢化は、日本が再び輝くための「きっかけ」になる
僕が今、この仕事に情熱を注いでいる一番の理由は、日本という国の未来に、大きな可能性を感じているからです。
「少子高齢化」と聞くと、どうしてもネガティブな側面ばかりが語られがちです。労働力が減り、経済が縮小していく…そんな暗い未来図を想像してしまう方も多いかもしれません。
しかし僕は、これを「日本が再び世界で輝くための、大きなチャンス」だと捉えています。
なぜなら、世界で一番最初にこの課題に直面する日本だからこそ、世界に先駆けて「新しい答え」を出せるはずだからです。 人が減る中で、どうすれば豊かさを生み出せるのか。その難題に対し、テクノロジーと人の力を組み合わせて鮮やかに解決できたなら、日本は再び、世界が憧れる国になれる。
僕は本気でそう信じています。
少し子供っぽいと言われるかもしれませんが、僕は幼い頃からずっと、
「どうせやるなら一番になりたい」という思いを強く持って生きてきました。 その純粋な気持ちは、大人になった今も変わりません。
どうせ仕事をするなら、自分の会社だけでなく、生まれ育ったこの日本という国も、また世界に向けて「すごいだろう!」と胸を張れる国にしたいんです。悲観するのではなく、前を向いて。 この国を、また世界に誇れる国にするために、全力を尽くしたいと思っています。
そのために必要なのが、生産性の向上であり、私たちが掲げる「ITの民主化」です。 一部の専門家だけでなく、現場で働く一人ひとりがデジタルを味方につけ、自分たちの手で価値を生み出していく。 そうやって一人ひとりが輝くことで、国全体が元気になっていく。
だからこそ、Low Codeが提供している価値「内製化支援」には大きな意義があります。 僕たちは単にアプリを作って納品するわけではありません。お客様自身がAI・ローコードを使いこなせるようにするための教育や、組織文化を変えるための伴走支援を行っています。
地味なことの積み重ねかもしれません。でも、その一つひとつが、確実にお客様の時間を生み出し、働き方を変えている。 僕たちが支援したお客様が、また別の課題を自分たちで解決していく。その連鎖が日本中に広がれば、この国の景色は必ず変わるはずです。
「日本の未来を創る仕事をしている」
その確信があるからこそ、僕は毎日ワクワクしながら働くことができています。
これから会社を作っていく仲間へ
今後の目標は、シンプルに「会社を大きくすること」です。 今はまだ数十名の組織ですが、これを100名、ゆくゆくはもっと大きな組織にしていきたい。
「Low Codeっていう面白い会社があるらしいよ」
「あそこの会社のおかげで、業界の働き方が変わったよね」
そんなふうに言われる存在にしたいですね。
そのために、今は採用活動にも力を入れています。 僕もたまに面接に参加させていただくのですが、面接でよくお伝えするのは、「整った環境を求めている人には合わないかもしれません」ということです。レールは敷かれていません。看板もまだ大きくありません。福利厚生だって、大手に比べればまだまだです。
でも、「これから会社を創っていく」という手触り感は、今のフェーズでしか味わえない最高の瞬間だと思います。
今のメンバーは、みんな根が真面目で、仕事を楽しめる人たちばかりです。
3ヶ月に1回は合宿に行き、未来について熱く語り合い、終わったらみんなでゆっくりご飯を食べる。
仕事はプロとして真剣に、でも人生は全力で楽しむ。
そんなフラットで風通しの良いカルチャーが僕は大好きです。
今、これを読んでいるあなたへ。
もしあなたが、今の環境で「自分の力はこんなもんじゃない」「もっと手触り感のある仕事がしたい」と感じているなら。 あるいは、「日本を良くしたい」という志を、誰にも言えずに持っているなら。
一度、僕たちと話をしませんか? 特別なスキルよりも、「楽しそう」と思ってくれる気持ちがあれば十分です。
安定したレールの先に見えていた未来よりも、ここにはずっと広くて、自由で、刺激的な景色が広がっていました。
最強のチームを作るために、あなたの力を貸してください。
みなさんの応募お待ちしています。