こんにちは!
株式会社IMOMの採用担当鈴木です!
IMOMは、「誰もが生きやすい、寛容な社会をつくる」という想いのもと、就労継続支援B型事業所とスペシャルティコーヒーショップを運営しています。
今回は、就労支援事業部で生活支援員として働く 吉原 絵理(よしはら えり)さんにお話を伺いました。
作業療法士としての経験を活かしつつ、コワーカーさんが楽しく、自分らしく働けるよう工夫していることや、日々の支援の中で感じる“小さな喜びや学び”について語っていただきました。
■ プロフィール
吉原 絵理
大学で作業療法学を学んだのち、精神科領域で作業療法士としてキャリアをスタート。その後、急性期から慢性期まで幅広い患者さんの回復支援に携わる。2025年にIMOMへ入社。コワーカー1人ひとりの特性に合わせた支援計画の作成や、マニュアル整備を担当している。趣味はカフェ巡り☕️
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自己紹介・経歴
── まず簡単に吉原さんの自己紹介をお願いしてもいいでしょうか。
吉原絵理です。
2025年の4月に入社して、ちょうど半年が経ちました。
現在は長者町で支援員として勤務しています。
作業療法士として歩んできた道
── これまでの経歴を教えてください。
大学では作業療法学を専攻していて、その後からはずっと精神科領域の作業療法士として働いていました。
前職も精神科の病院で、急性期から慢性期までの患者さんを担当し、回復を支援する仕事をしていました。
── 作業療法士って、具体的にはどんなことをされるんですか?
それ、絶対聞かれると思ってました(笑)
うまく説明するのが難しいんですけど、簡単に言うと「心と体のリハビリテーション」です。
病気などの影響で“やりたいこと”が難しくなってしまった方に対して、どうすればそれができるようになるのか、どんな環境が整えばいいのかを一緒に考えて、その人らしい生活をサポートする仕事です。
── 今のB型就労のお仕事ともすごくつながっていますね。
本当にそう思います。
作業療法士としての経験やスキルが、今の支援員の仕事にもすごく活かせていると思っています。
作業療法士を目指した理由
── 吉原さんが作業療法士を目指した理由ってありますか?
もともと「人と関わる仕事がしたい」という思いがあったんです。
私の弟には障がいがあって、子どもの頃から医療や福祉に触れる機会が多かったので、当時の私は「看護師になりたい」と思っていました。
ただ、親からは「看護師さんは忙しすぎるから大変よ」と言われて(笑)
「じゃあ、他に人と関われる仕事って何だろう?」と調べて見つけたのが作業療法士でした。
みなさん“作業”というと手作業のイメージが強いですが、実際は料理・お風呂・遊びなど、日常生活のすべてが“作業”なんです。
そういう生活の中の動きを通して支援するという考え方が面白いなと思って、目指しましたね。
── 実際にやってみて、作業療法士の仕事ってどうでしたか?
やっぱり面白いです。
人と関われることが本当に楽しいですし、奥が深いですね。
── 大変と感じた経験もありましたか?
正直あります(笑)
作業療法士って“何でも屋”みたいなところがあって、その人がやりたいことを一緒に支援するのがお仕事なんです。
たとえば「ギターを弾けるようになりたい」という方がいたら、「なぜ弾けないのか」「どうすればできるようになるか」を一緒に考えるんですね。
そのために、ギターの弾き方や指の使い方、楽譜の読み方まで学ばなきゃいけない。
そういう部分は大変でもあり、でもすごくやりがいもあります。
── 作業療法士時代にやりがいを感じた瞬間はどんなときでしたか?
担当した方が「やりたい」と言っていたことが少しずつできるようになったときですね。
最初は会話が難しかった方が、自分に話しかけてくれるようになったり、関係性ができて安心して過ごせるようになったり。
そういう変化を見ると「この仕事をしていてよかったな」と当時は思っていました。
理念との出会い
── ではなぜ就労支援で働こうと思ったんですか?
以前からの就労支援という分野にはもともと興味がありまして、これまでは作業療法士として病院で患者さんの回復を支援してきましたが、退院後の「希望する生活」や、「本人が自分で稼いで好きなことをやっていく」みたいな“地域での生活”を支援したいという思いが強くなっていって。
そこをサポートするとなると、やっぱりB型が一番最初の一歩で働くところになりやすいので、B型で働きたいなというふうに思って探して出会ったのがIMOMでした。
── どんなきっかけで就労支援があることを知ったんですか?
実は、夫も作業療法士で高次脳機能障害の分野で働いていまして、IMOMで以前ご縁があって講師として呼んでいただいたことがあったんです(笑)
それがきっかけで、夫から「IMOMにはB型の事業所もあるよ」と教えてもらって知りました。
── IMOMに入社する決め手って何かありましたか?
IMOMのカフェは入社する前に利用したことがあって、最初は就労支援をしている会社だって全然知らなかったんです。
なので、当初調べたらB型事業所があると知ってかなり驚きましたね。
入社したいと思った決め手としては、理念の「誰もが生きやすい、寛容な社会をつくる」に強く共感したんです。
今まで精神科で関わってきて、生きづらさを抱えている方が多くて、「どうしたら生きやすい社会になるんだろう」とずっと考えていたので、この理念にとても惹かれましたね。
コワーカーさんと一緒に歩む時間
── 今、長者町で勤務されていると思うんですが、主にどんな業務を担当されていますか?
生活支援員として、コワーカーの方の得意なことや「好きだな」と思えるお仕事ができるように、できるだけサポートをしています。
具体的には、お仕事の内容に合わせてどんな作業をお願いするか調整したり、作業説明をしたり、作業をしやすくするための治具(作業補助具)を作ったりしています。
IMOMに入る前のイメージと、実際に働いてみて
── IMOMに関わる前のイメージってどんな感じでした?
入社する前からnoteなどは拝見していまして、若い方が多くて活気があるなという印象でした。
カフェもおしゃれなので、事業所もきっとおしゃれなんだろうなって(笑)
私自身、カフェが好きなので「綺麗な場所で働けるのかな」って思っていました。
── 実際に働いてみてどうでしたか?
実際に働いてみると、本当にいろんなバックグラウンドの方がいて、医療の世界よりずっと多様だなと感じました。
前職は医療職ばかりの環境だったので、いろんな経験や価値観の人と働けるのがとても新鮮で、学びが多いです。
毎日が刺激的で楽しいです。
── 逆にここ大変だったなっていうことはありました?
自分の中で「このコワーカーさんにはこの仕事が合いそう」と勝手に思い込んでしまっていて、実はその方は全然興味がなかった、ということがあって。
そのときはすごく反省しました。
相手の気持ちを置き去りにしないように、もっと丁寧に関わらなきゃなって。
それ以来、スタッフの皆さんにもたくさん相談して、一緒に考えながら関わるようにしています。
── 勉強できる環境という点では、IMOMはどう感じましたか?
とても整っていると思います。
医療の世界では業務時間外に勉強することも多かったんですが、IMOMではちゃんと勤務時間内に研修や勉強会を設けてくれていて。
学びの時間が確保されているのはすごくありがたいです。
コワーカーさんの支援についてスタッフ全員で話し合ったり、「もっと良くするにはどうしたらいいか」と意見交換する機会が多いです。
みんなが“より良い支援のために”という意識で動いているので、そうした場がとても勉強になっています。
── チームの中で、関わるうえで大切にしていることってありますか?
コミュニケーションを大切にしています。
Slackでも細かい情報を共有して、みんなが把握できるようにしていますし、自分からも声をかけたり発信したりすることを1番意識しています。
コミュニケーションを取る際に気をつけているのが、自分の考えを伝えるだけじゃなく、違う意見でも安心して言える“雰囲気作り”も大事にしています。
心理的安全性って言うんですかね。
そのために、表情やトーンなどにも気を配っています。
── IMOMで働く中で“嬉しかった瞬間”ってありますか?
やっぱりコワーカーさんから「この仕事楽しかった」「できたよ」と言ってもらえる瞬間ですかね。
自分の頑張りに胸を張れるようになった姿を見ると、本当に嬉しいです。
そのためにも、私自身が楽しみながら関わることを意識しています。
「今日も頑張ったね」と言い合える関係が理想です。
── 大変だなと思ったときにどうやって乗り越えているか教えてください。
どうしたらいいかっていうのをみんなで考えるっていうのは、やっぱり大切にしています。
自分じゃ解決できないことも、皆さんの力でいい方向に向かった経験がすごくたくさんあります。
やっぱり、いろんな立場や視点を持った方々がいるからこそできることだなって思っていて、いつも助けられています。
「とにかくやろう」を実践できるように
── 働く中で吉原さんが成長したなって感じる瞬間はありますか?
今思うのは、バリューにもある「とにかくやろう」「全部スッキリさせよう」が体現できるようになったというか、とにかくやろうっていう行動を意識してできるようになってきているのかなって思っています。
自分から発信したり、「こういう風にやったらいいんじゃないか」って思うことを実際に提案したり、やってみたりするところは、意識してできるようになっていると思います。
MVVも、医療の世界にいた時にはあまり馴染みがありませんでした。
でも、こういうものがあると、自分で「これに合わせて行動しよう」って思えますし、全員がそういう意識で動いているので、すごく働きやすいと感じています。
安心して学べる環境
── 今後、吉原さんがチャレンジしていきたいこととかってありますか。
今、サービス管理責任者を目指しているので、ゆくゆくはサービス管理責任者としてコワーカーさんたちの支援ができるようになるといいなと思っています。
IMOMでは、オンボーディングサポートもしっかり整っているので、サービス管理責任者になるための教育制度も構築していただいていて、学ぶ機会もいただけています。
── サービス管理責任者になるため、どんなことを教わるんですか?
サービス管理責任者になりたいなと思った時は、今までは研修を受けるサポートをしていただく感じで、実際にどう教育を進めていくかは決まっていませんでした。
でも、今は「こういう風に経験していきましょう」みたいなステップ表があり、サービス管理責任者になる前の方々と一緒に練習したり、学ぶ仕組みが整っています。
今、私は実践研修が終わったところで、資格はもらえるけど、すぐに独り立ちできるわけではないので、人事部の方が「サービス管理責任者の仕事とはこういうもの」という資料も整えてくださって、しっかりサポートしてもらえるので安心です。
── やはりその方が安心ですか?
めちゃくちゃ安心ですね。
実践研修を受けても、「本当にサービス管理責任者になれるのだろうか」という不安はありましたが、時間をかけて学ぶ仕組みがあるので、不安が減って安心できますね。
寛容な社会を目指して
── 最後に読者の方にメッセージをお願いします。
先ほども言いましたが、スタッフが全員この理念に向けて行動しているところがIMOMの素晴らしいところだと思います。
「誰もが生きやすい、寛容な社会をつくる」という理念に私のように共感してくださる方は、ぜひ一緒にこの社会をつくるために頑張っていただけたら嬉しいです。