こんにちは、株式会社IMOM、採用担当の鈴木です!
今回は、代表取締役社長の若山に「なぜIMOMで社会を変えたいのか」「成長途中の会社で働くからこそ得られるもの」について、率直に語ってもらいました。
今の仕事に物足りなさを感じている方や、自分の成長を社会への価値につなげたい方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
こんにちは、株式会社IMOMの若山です。
この文章は、個人の成長を通して、本気で社会を変えたいと思っている人に向けて書いています。そうじゃない人には、正直刺さらないかもしれません。
今の仕事、手触り感はありますか?
数字は追っている。評価もされている。でも、自分が本当に社会を変えている実感が薄い。そんなモヤモヤを抱えながら働いている人に向けて、届けば良いなと思い記載しています。
■ 自分の話について
私自身の話になりますが、大学生時代に、学生起業をし、会社運営をしておりました。
「どこに所属するか」より「何をやると自分が楽しいのか。」と自分が心動くこと、楽しいことが軸で動いていました。
そんな自分がIMOMを選んだ理由はシンプルで、「障害というまだ市場として進んでいない分野で、業界を変えるような挑戦ができるかもしれない」、それが会社役員という立場からスタートできる機会なんてないと思ったからです。
しかし、入社当時は会社の方向性を完全に理解していたわけではありません。「誰もが生きやすい、寛容な社会をつくる」という言葉を作ったものの、どこか抽象的で実感がなかったです。
ただ、事業に真剣に向き合えば向き合うほど、障害福祉という枠組みを超えて、日本全体としてとんでもない課題を抱えているなと感じています。
■ なぜ、いまこの事業をやるのか
日本には今、障害者が1,160万人います。日本人の約10人に1人が障害者とされています。そのうち精神障害者の数は、600万人とこの10年で2倍になりました。
この事実を知った時は、かなり驚きました。考えていく中で、理由として3つほど考えられると感じています。
一つは情報過多です。世の中の変化スピードに、人間のOSが追いついていない。と考えています。情報が溢れすぎていて処理が追いついていない状態なのではないかと。
二つ目は、DSMをはじめとする診断・分類の整備が進んだことで、これまで見えていなかった苦しさが可視化されるようになったと考えています。
三つ目はが一番重要だと思っているのですが、ある意味世の中が優しく、寛容になってきたからでもあると思っています。
■ “寛容"は、本当の意味での寛容なのか
世の中が優しく、寛容になってきたというのは、会社理念でもある、「誰もが生きやすい、寛容な社会をつくる」方向に向かっているのではないかと感じます。
ただその優しさ・寛容は、本人にとって必要な優しさであるのか、と考えなければいけないと思います。
優しくすること。受け入れること。それ自体はもちろん大切だと考えています。
でも、ただ優しいだけでは足りない。みんなが頑張れる世の中をつくらなければ、本当の意味での寛容さを育むことが難しいのではないかと考えています。
私としては、小さくても挑戦をしてみて、それが成功することで自分の自信につながり、心の余裕が生まれるため、かえって寛容になれる状態が、本当の意味での寛容さだと考えています。
(大谷翔平は、おそらく他人の悪口を言わないと思います。)
ただ、挑戦といっても何をすれば良いのか分からない。ということはありそうです。
それは、障害者のみならず、我々自身も課題に直面したとき、「自分で解決できること」と、「自分で解決できないこと」の分別が、できない人が多いのではないかと考えています。
責任感があればあるほど、すべてを自分のせいにしてしまう。そしてどんどん心がやられていく。
一見、美徳に聞こえがちですが、単純に自分が取り組むべき課題を特定する力がないのかもしれません。
逆も然りです。すべてを環境のせいにすることで、自分がどうすればいいかを見失っている人が多いです。「環境が悪い」と言い続けることが、ストレスの発散になってしまっている。
お客様のことやコワーカーさんのことは配慮できるけれども、上司への配慮が足らないケースもあるのではないかと感じています。ただそれは配慮ではなく、単純に課題を分解する力がないのかもしれません。
これではどちらも、前には進めないと感じています。
本当は、もっと楽観的でいい。自分でコントロールできること、自分の役割にだけフォーカスできれば、もっと前に進める。
IMOMがやろうとしているのは、そういう「自分の役割を理解し、頑張ること」を取り戻す環境をつくることです。ただ支えるのではなく、一緒に頑張れる場所をつくること。
だから僕たちがやるべきことは、シンプルで、課題を分解し、自分の役割を理解できる人を増やし、そこに向けて頑張る人を増やすこと。
それが、IMOMがこの事業をやり続ける一番の理由です。
■ 社長になって変わったこと、変わらないこと
入社当時、会社は債務超過の状態でした。そこからのスタートです。
管理部門の立ち上げ、上場に耐えうる管理本部の整備。就労支援事業部長、飲食事業部長も経験し、数字だけでなく現場も、組織も、財務も、一通り自分の手で触ってきました。
自分一人の力ではありません。一緒に走ってくれたスタッフがいたから、過去最高収益を達成できたし、この3年で会社を3倍の規模に成長させることができた。その結果、社長を任せていただくことになりました。
「社長になって視座が上がった」とか「責任の重さが変わった」とか、そういう話はしません。学生起業をしていた頃から、社会をどう変えるかという目線も、それに伴う覚悟も、ずっと持ち続けてきました。
変わったのは、役割だけです。
「自分でコントロールできること、自分の役割にだけフォーカスできれば、もっと前に進める」と書きました。これはコワーカーさんだけに言えることじゃない。僕自身も、まったく同じです。
社長になって気づいたのは、自分もまた「役割の分別」をし続けなければいけないということ。すべてを抱えようとすれば責任感は重荷になる。でも、自分の役割を正しく理解できれば、それは推進力になる。
IMOMがつくろうとしている環境を、自分自身が一番体現しなければいけない。
それが、今の僕の役割だと思っています。
■ IMOMの今と、これから
2026年3月現在、就労支援事業所10拠点・飲食店舗5店舗を運営しています。そして3年で現在の3倍の規模を目指しています。
今年度の入職者は約40名。会社の従業員の約半数がこの1年以内に入社した人たちです。組織がどんどん新しくなっているということは、裏を返せばポジションがどんどん生まれているということです。
実際に、入社2年で事業部長やエリア長になったスタッフがいます。これは特別なケースではなく、「市場が成熟していない×会社が成長している」という状況が生み出している、構造的にチャンスが多く生み出されていると理解していただければと思います。
大手企業では10年、20年かけて経験するようなことを、IMOMでは2〜3年で経験できる。これは誇張ではなく、今まさに起きていることだと感じています。
■ 強い組織をつくるために、今大切にしていること。
今、自分が本気で向き合っているのは組織づくりです。福祉も飲食も、スタッフがいなければ成り立たない事業。どれだけ理念が良くても、現場で動く人がいなければ何も始まらない。組織の強さが、そのままサービスの質に直結する。だからこそ、組織づくりに真剣に向き合っています。
今の自分が大切にしていることを、やってきた中で気づいたこと、最近ようやく言語化できたことも含めて、今の自分が大切にしていることを5つ記載します。
① 高い目標を掲げること
ぬるい目標の前では、人は本気になれません。「本当に達成できるのか」と問われるくらいの目標があってはじめて、組織に緊張感と熱量が生まれると感じています。
② 情報をフルオープンにすること
何が起きているか、なぜそう決めたか、会社はどこに向かっているか。これが見えない組織では、スタッフは自分の頭で考えられません。
透明性は、自律した組織の絶対条件です。月次の試算表から経営会議の議事録まで、スタッフ全員が見られる状態にしています。
③ 誰よりもまっすぐ事業に向き合うこと
小手先の戦略より、事業への誠実さ。成果が出た時も出なかった時も、現実から目を逸らさないこと。強い組織は、誠実さの積み重ねの上にしか生まれないと感じています。
④ ノリを合わせること
これは少し意外に聞こえるかもしれませんが、僕は本気でこれを組織の強みだと思っています。
正直に言うと、僕自身はぱっと見、冷たい印象を持たれやすいタイプです。だからこそ、意識してノリを合わせることを大切にしています。
会社のメンバーとイベントに行った時の写真
「この人に意見を伝えても大丈夫だ」と思えるかどうか。これは、組織のコミュニケーションの質を左右します。どれだけ正しいことを言っていても、近づきにくい雰囲気があれば、意見は届かない。
逆に、ノリよく受け取ってくれる空気があれば、スタッフは安心して声を上げられるようになる。
組織全体がそういう雰囲気を持てたとき、はじめて本音のコミュニケーションが生まれます。
強い組織は、そこから始まると思っています。
⑤改善点も必ず伝えること
褒めることは、誰でもできます。 でも、改善点を正直に伝えられるリーダーは、意外なほど少ないのではないかなと考えています。
「傷つけたくない」「関係が悪くなるのが怖い」「言ってもどうせ変わらない」という気持ちから、見て見ぬふりをしたり、オブラートに包みすぎて伝わらなかったりするので、それは本当の意味での親切ではないと、気づきました。
本当に組織を強くしたいなら、耳の痛いことも、ちゃんと言える関係をつくること。それが、スタッフへの本気の向き合い方だと思っています。
■ 今の課題と今後徹底していくこと
色々記載しましたが、まだまだ課題は多く残っています。
むしろ壁にぶつかりながら、気づいたことの方が多いと思います。
現在進行形で取り組んでいますが、会社としてやるべきことは、具体的に2つだと思っています。
一つは、皆が一個上の役割を担うこと。管理者は、自分で解決するのではなく任せてフィードバックする。この積み重ねが、一人ひとりの成長を加速させると考えています。
もう一つは、提案の質を上げること。「どうすればいいですか?」ではなく、「AとBを考えました、Aが良いと思うのですが」という形で動く。自分で考えた案を持ってくるだけで、仕事は回りやすくなるし、環境も変えられる。提案の質が上がれば、組織全体が働きやすくなっていきます。もし提案の質が低ければ躊躇いなくフィードバックすることが重要だと考えます。
この2つが機能したとき、スタッフは自然と「一個上の仕事」ができるようになります。逆に、今までのやり方に慣れてしまって「一個下の仕事」をし続けている状態では、キャリアの成長機会が失われていきます。やる気がある人ほど活躍できなくなり、宝の持ち腐れになってしまう。
だから僕は、知識や経験ではなく、仕事にどう向き合っているか、そしてどれだけ本気で動いているかで評価する組織をつくりたいと思っています。仕事に対する姿勢を正当に評価できれば、組織は自然と強くなる。シンプルに、そう信じています。
■ 最後に
IMOMは、やることは多いし、求められるレベルも高い。正直に言うと、まだそのレベルに達しきれていない部分も、私含め組織としてたくさんあります。
でも、それがそのままチャンスだと思っています。
私含め今いるスタッフにとっては、一緒にそのレベルを目指していく過程そのものが、成長の場になる。外から来る人にとっては、組織がまだ伸び切っていないからこそ、自分が会社をつくる側に立てる。
本気で向き合えば向き合うほど、「自分が成長している実感」「誰かの人生に影響を与えている実感」が強くなる。手触り感を持って社会を変えたい人には、かなり向いている環境だと思います。
- 自分の成長に本気な人
- 他者に価値を提供することに喜びを感じる人
- 世の中に頑張る人を本気で増やしたいと思っている人
IMOMはまだまだ発展途上です。むしろ、これからです。
この文章を読んで少しでもワクワクしたなら、まず話しましょう。一緒に会社をつくり、社会を変えていきましょう。