こんにちは!アヴァント株式会社、採用担当の旭谷です。2026年8月28日、アヴァントの社内イベント『AVANT GROUP MEMBERS SUMMIT』第13回を開催しました!今回のテーマは、「全社AIトランスフォーメーション(AX)の定着」。アヴァントでは、年4回(6月・8月・12月・2月)のサイクルでこのサミットを開催していますが単に「AIについて学ぶ」だけではありません。実際の業務でAIをどう使うのか。どうすれば仕事の進め方を変えられるのか。そして、AIと人がどう協働していくのか。部署や職種、年次を越えてアイデアを共有し、実際に手を動かして試してみる。今回は、そんな「AIを相棒にする」アヴァントの今をお届けします!
第1部|AIライトニングトーク
まずは、日々の業務で実際にAIを活用しているメンバーによるライトニングトーク。
「Redmineチケット自動振り分け&ダッシュボード開発」
開発現場におけるチケット管理の効率化について発表。最新の「Claude Code」や「MCPサーバー」を活用し、チケットの自動振り分けや進捗の可視化に挑戦しています。単なる効率化だけではなく、履歴をどう保持し、次の業務につなげるかという点も重要なポイントとして紹介されました。
「Gemini Notebookを用いた資料整理とスライド化」
続いて、Gemini Notebookを活用した資料整理・スライド作成について。社内規約などの資料を読み込ませ、プレゼン資料の作成までAIを活用することで、作業時間を大幅に削減できる可能性を検証しました。一方で、
「AIを過信しすぎず、最後は必ず人間の目で確認・調整する」
という姿勢も共有。AIに任せる部分と、人が判断する部分を分ける。そんな、実務に根ざしたAI活用が印象的でした。
第2部|白熱のAIコンテスト!
そして、今回のサミットの目玉企画。AIコンテストです!今回のコンテストでは、4つのチームがそれぞれ「日々の仕事や会社の中にある課題」をテーマに、AIを活用したプロダクトを企画・開発。単に「こんなものがあったら便利そう」というアイデアを発表するだけではありません。
課題を見つける → アイデアを考える → 実際にAIを使って開発する → 動くところまで持っていく → みんなの前でプレゼンする。
ここまでを短期間でやり切る、実践型のAIコンテストです。今回も、それぞれのチームから「そんな使い方があるのか!」と思わせるアイデアが飛び出しました
① チーム村井|「アクションドリブンAIレコード」
営業部のメンバーが開発したのは、営業活動そのものをAIで支援するプロダクト。商談中の会話をリアルタイムで文字起こししながら、AIによるサジェストを表示。「今の商談で何を確認すべきか」「次にどんなアクションを取るべきか」といった情報を、営業活動の中で活用できる仕組みを目指しています。営業担当者それぞれが持っている経験やノウハウは、これまでどうしても属人的になりがち。そこで、商談の内容をAIで記録・整理し、個人の営業ノウハウをチームの資産として蓄積していくという発想です。「営業ができる人の頭の中」を、AIを使ってどう組織に還元するのか。営業×AIの可能性を感じさせるプロダクトでした。
② チーム26新卒|「アヴァントクエスト」
アヴァントが掲げる「新・螺旋キャリア」と、普段取り組んでいる業務をAIでつなぎ「今、自分はキャリアのどこにいるのか」「次に何を目指せばいいのか」を分かりやすく可視化することを目指しています。仕事をしていると、目の前のタスクに追われるあまり、「この仕事は自分のキャリアにどうつながっているんだろう?」「次にどんなスキルを身につければいいんだろう?」と、自分自身の成長を実感しづらいこともあります。そこで「アヴァントクエスト」では、現在のキャリア位置を判定し、そこから日々の業務を“クエスト”として捉え、AIが次の行動をサポート。目の前の仕事を一つひとつクリアしていくことで、自分のスキルや経験がどのように積み上がっているのかを可視化します。
さらに、AIが「次に取り組むとよいこと」や「身につけていきたいスキル」を示してくれることで、受け身で仕事をこなすのではなく、自分のキャリアを意識しながら日々の業務に取り組める仕組みを目指しました。キャリアを「考えるもの」から、「日々の仕事を通じて進めていくもの」へ。そして、それを少しでも楽しく、ゲーム感覚で続けられるようにする。「アヴァントクエスト」には、そんなキャリア形成×AI×ゲームという新しい視点が詰まっています。「次はどんなクエストが出てくるんだろう?」「この仕事をクリアしたら、どんなスキルが身につくんだろう?」そんなワクワク感を持ちながら、自分自身の成長を楽しめる。
“働く”を、もっと自分ごとにする。
そんな可能性を感じさせてくれるプロダクトでした。
③ AX事業部|「リプライ」
続いて登場したのは、メール対応の効率化に着目し開発したのは、Gmail用AIアシスタント「リプライ」です。「メールの返信を考えるのに時間がかかる」——そんな日々の業務課題を、AIで効率化します。Gmailの未読メールを読み込み、さらにSlackやGoogleカレンダーなどの情報も踏まえて、返信の下書きを数秒で自動生成。さらに、複数のメールをまとめて処理できる一括処理機能も搭載しています。一方で、安全性にも配慮。AIが勝手にメールを送信するのではなく、必ず人が内容を確認・編集してから送信する設計になっています。AIに任せきりにするのではなく、「AIが下書き、人が最終判断」という役割分担で、日常業務への実用性を意識したアイデアとなりました。
④シークレット枠|宣言壁紙メーカー「ウメンター」
最後に登場したのは、内容が事前に明かされていなかったシークレット枠MK。「忘れたらそこで未来終了ですよ」をテーマにした目標設定メンターアプリ「ウメンター」です。「年始に目標を立てたけど、気づいたら忘れている」——そんな身近な課題を、AI×壁紙で解決します。いくつかの質問に答えると、AIが自分に合った「行動宣言」を3案生成。選んだ言葉をオリジナル壁紙にして、スマートフォンの待ち受けに設定できます。さらに、メンターには「優しい」梅田取締役と「厳しい」鈴木代表が登場。
実際のデモでは、まさかのエラーが発生するハプニングもありましたが、無事にリトライ!会場も一緒にわくわくしながら、最後までデモを見届けました。
そして驚くべきは、これが約16時間で開発されたということ。さらに、メンター用に約160ポーズの画像を用意するなど、短時間ながら細部までこだわったプロダクトに仕上がっていました。全4チームの発表を通して感じたのは、AIを「使う」だけではなく、AIで何ができるかを考え、実際にカタチにする面白さ。アイデア、技術、遊び心が詰まった、大盛り上がりのAIコンテストとなりました!
👑 そして優勝は……まさかの「新卒チーム」!
4チームの発表が終わり、いよいよ結果発表。栄えある優勝に輝いたのは……なんと、チーム26新卒!🎉「アヴァントクエスト」で、キャリア×AI×ゲームというユニークなアイデアと、実際に使ってみたくなる仕組みが高く評価されました。入社間もない新卒メンバーが、自分たち自身の「働く」「成長する」というリアルな視点から課題を捉え、AIを使ってカタチにしたことも、今回のコンテストを象徴する結果となりました。会場からは大きな拍手と歓声が上がり、チームメンバーも喜びを爆発です!👏
第3部|AIナレッジ最新モデルの選び方とプロンプト改善
後半は、AI事業部・26卒エンジニアによる実践的な技術レクチャー。「速い・安い・賢い」はトレードオフの関係にあるため、タスクに応じて「考える深さ」を調整することが重要です。
モデル選択の3ルール
① 中位モデルから始める
② 間違えたら困る場合は、影響度を見てモデルを上げる
③ モデルを変える前に「考える深さ」を上げる
さらに、プロンプト改善についても実践的なポイントが紹介されました。
プロンプト改善の4つの習慣
① 「目的」を伝える
② 「指示」と「資料」を境界線で分ける
③ 「やること」を肯定で指示する
④ 「回答の形」を先に定義する
AIに「何となく聞く」のではなく、AIが力を発揮しやすい指示を人間側がつくることも重要です。
第4部|グループディスカッション
最後は、役職や部署の垣根を越えたグループディスカッション。テーマは、「新キャリア・AIの山で必要なものとは」AI時代に必要となるスキルや、これからのキャリアについて活発な意見交換が行われました。ここで出たアイデアは、12月のサミットに向けてさらに集約していく予定です。
AIを「使う」だけじゃない。AIと一緒に、仕事を変えていく。
今回のサミットを通して感じたのは、アヴァントではAIが「一部の詳しい人だけが使うもの」ではなくなっているということ。営業も、エンジニアも、人事も。それぞれが自分たちの仕事の中から課題を見つけ、AIを使って解決方法を考え、実際に形にしています。そして今回、新卒メンバーがその舞台で優勝したことも、私たちにとって大きな出来事でした!AIを使って何かを「効率化」するだけではなく、AIを相棒にして、これまでできなかったことをできるようにする。そんな働き方を、アヴァントではこれからもみんなで模索していきます。次回の『AVANT GROUP MEMBERS SUMMIT』は12月。果たして、次のAIコンテストではどんなアイデアが飛び出すのか……?今から楽しみです!