REPORT:第12回『AVANT GROUP MEMBERS SUMMIT』開催レポート!AIコンテストが想像以上に“会社を動かしていた”
こんにちは!アヴァント株式会社採用担当の旭谷です。今回は、24卒〜26卒の若手メンバーが主体となって企画・運営した社内イベント『AVANT GROUP MEMBERS SUMMIT』 の様子をダイジェストでお届けします!今回のコンセプトは「全社AIトランスフォーメーション(AX)を文化として定着させること」。エンジニアだけでなく、営業・バックオフィスも含めた全社員がAIを“自分ごと化”し、実務に活かしていくことを目的に開催され、会場は終始熱気に包まれた1日となりました。
第1部:AIライトニングトーク
最初のセッションでは、第2事業部によるライトニングトークが実施されました。テーマは、「仕様書はあるのに図がない」保守運用現場の課題をAIでどう解決するか。モデリングツール(astah)とAIを連携させ、ソースコードを解析しクラス図などを自動生成する仕組みが紹介されました。単なる技術紹介ではなく、「現場の負をどうAIで潰すか」にフォーカスした実務直結の事例として、多くの参加者が強く関心を寄せていました。
第2部:白熱のAIコンテスト
そして今回のハイライトが、このAIコンテストです。結論から言うと、“コンテスト”というより、すでに業務実装を見据えたプロダクト発表会でした。4チームそれぞれが、実際の業務や現場課題に直結するAIアプリを開発・デモしました。
チーム25卒
AIとのチャット履歴をもとに性格傾向や思考パターンを分析し、チーム内での最適なコミュニケーション方法を提案する“相性診断アプリ。単なる性格分析にとどまらず、「この人にはどう伝えれば動きやすいか」「どの関わり方が業務効率を最大化するか」まで踏み込んだ設計となっており、実際のチームビルディングやマネジメント業務への応用も視野に入れたプロダクトになっていました。
チーム26卒
AIを“相棒”として活用しながら、新卒5名がわずか4週間で要件定義から設計・実装までを一気通貫でやり切った出社管理ツール。入社から約3ヶ月の新卒メンバーが力を合わせて開発しました。単なる開発課題ではなく、実際の業務フローを前提に設計されており「どうすれば現場で本当に使われるか」を起点に、機能設計と改善を何度も繰り返した点が特徴です。限られた期間の中でも、AIを前提とした開発スタイルを取り入れることで、スピードと品質の両立を実現しました。
チーム村井(営業部)
非エンジニアである営業メンバーが、自らの業務課題を起点に開発を行い、エンジニア自動マッチングアプリを形にしました。
単なるアイデア発表ではなく、実際の営業現場で発生していた「適切なエンジニアアサインが難しい」という課題に対して、現場目線で解決に踏み込んだプロダクトです。
すでに実業務の中でも活用されており、
“作って終わり”ではなく、“現場の意思決定を変えている”プロダクトとして成果を出し始めている点が大きな特徴です。
チームCI事業部
テニス試合動画から打球音などを手がかりに、プレー情報をAIで自動抽出するシステムを開発。一見すると趣味領域のテーマですが、映像データから意味ある情報を取り出すという本質的な技術課題に挑戦したプロダクトとなっており、メンバーの“好き”がそのまま技術検証につながった事例でした。また今回のコンテストでは、投票・集計システムそのものも26卒メンバーがGoogleサービスを活用して自作。
集計から結果発表用スライドの生成までを完全自動化しており、
イベント運営そのものにもAI・自動化の思想が組み込まれた構成になっていました。
今回のAIコンテストで印象的だったのは、どのチームも「AIで何ができるか」ではなく、「現場の課題をどう解決するか」**を起点にプロダクトを開発していたことです。新卒・営業・エンジニアといった立場の違いに関係なく、それぞれが身近な課題や「こうなったらもっと良いのに」という想いを形にし、AIを活用して価値を生み出していました。さらに、多くのプロダクトが実際の業務への活用や実装を前提としており、「作って終わり」ではなく「会社の仕組みを変える」ことまで見据えている点が、今回のコンテストの大きな特徴でした。だからこそ、このAIコンテストは単なる社内イベントではなく、アヴァントのAX(AIトランスフォーメーション)を文化として根付かせる、大きな一歩になったと感じています。
第3部:AIナレッジ
後半は、AX事業部の佐藤さんから『AI Engineering Summit Tokyo 2026』の参加レポートが共有されました。これからのAI開発は「書いて終わり」ではなく、失敗や評価を戻して回し続ける「育てるループ」が重要だという最新の知見が発表されました。また、エンジニアが顧客や現場の最前線に入り込んで価値を届ける『FDE(Forward Deployed Engineer)』という働き方など、今後の開発に向けたヒントが詰まった時間でした。
第4部:グループディスカッション
最後は『新羅針盤キャリア ~自分の現在地、この先、次の山へ行くには?~』をテーマに、グループディスカッションを実施しました。「今の自分はどの山の何合目にいるのか」「次のステージに進むためには何が必要なのか」をそれぞれが言語化し、自身のキャリアと向き合う時間となりました。各テーブルでは、役職者やベテランメンバーも交えながら、これまでの経験や失敗談、キャリア形成の考え方なども共有され、年次や部署の垣根を越えた活発な意見交換が行われました。一人ひとりが自分自身の現在地を見つめ直すだけでなく、仲間の考えや歩んできた道に触れることで、新たな視点や次の一歩へのヒントを得られる時間となりました。
総括
新入社員の紹介や新卒研修ポイント上位者の表彰を経て、最後は社長兼CTOの鈴木代表より総括が行われました。
「若手主体で過去最高の回になった。それぞれの想いが込められたAIコンテストの作品は、どれも実用化して使っていきましょう。」
この言葉が象徴していたように、今回のサミットは単なる社内イベントではありませんでした。
若手が企画・運営し、現場の課題から生まれたプロダクトを発表し、そのアイデアが実際の業務へとつながっていく――。「挑戦して終わり」ではなく、「挑戦が会社を動かす」という、アヴァントらしい文化を体現した一日になったと感じています
アヴァントでは、年次や職種に関係なく、一人ひとりの「やってみたい」という想いを大切にしています。今回のサミットでも、入社間もない新卒メンバーがプロダクトを開発したり、営業メンバーが自らAIアプリを開発したりと、「エンジニアだから」「若手だから」という枠にとらわれない挑戦が数多く生まれました。私たちが目指しているのは、AIを単なる便利なツールとして使うことではなく、AIを活用してお客様や社会に新しい価値を届けられる人材・組織であり続けることです。これからもアヴァントは、AX(AIトランスフォーメーション)を文化として根付かせ、一人ひとりの挑戦が会社を動かし、新しい価値を生み出していく組織を目指していきます。「若いうちから挑戦したい」「AIを武器に成長したい」「自分のアイデアを形にしたい」。そんな想いを持つ皆さんと、一緒に未来を創っていけることを楽しみにしています。