こんにちは!アヴァント採用担当の旭谷です。今回は、社内イベント『AI CAMPUS #11』の様子をお届けします!AI CAMPUSは、社員同士がAI活用のノウハウを学び合い、実践的な知見を共有する社内勉強会です。今回のテーマは「AIをどう業務に活かし、生産性向上につなげるか」。
当日は以下の3部構成で開催されました。
■ 第一部
アヴァント AX推進部 T.Mさんによる講演
「AIで『サボる』を仕事にする」
■ 第二部
AIガイドライン説明
■ 第三部
AIメンターへ直接相談できるハンズアップタイム
それでは早速、各セッションの内容をご紹介します!
第一部:「AIで『サボる』を仕事にする」
今回登壇したのは、アヴァント AX推進部のT.Mさん。テーマは、「AIで『サボる』を仕事にする」です。一見すると驚くタイトルですが、ここでいう「サボる」とは怠けることではありません。AIを活用して不要な作業を減らし、本当に価値のある業務へ時間を再投資するという考え方です。
「サボる」=浮いた時間を再投資すること
T.Mさんは、「やらなくていいことを消し、浮いた時間を再投資すること」が本当の意味での“サボる”だと説明しました。具体的には、次の3ステップで考えます。
① やらなくていいことをやらない
目的を見直し、手段そのものが目的化している不要な作業をなくす。
② AIに頼って楽をする
残った業務の中から、システムやAIに任せられる部分を積極的に委ねる。
③ 時間を再投資する
空いた時間を、顧客価値を生む業務や学習、新たな挑戦に使う。
単に楽をするためではなく、自身の成長やより高い価値創出のために時間を使うという考え方が印象的でした。
成果物までAIに任せ、人間は「目的」に集中する
講演の中では、仕事を「目的」「手段」「成果物」の3つに分けて考えるという話もありました。従来は手段の部分だけを効率化するイメージが強かったAIですが、現在は成果物の生成まで担うことができます。人間は顧客とのコミュニケーションや課題設定といった「目的」の部分に集中し、AIには成果物の作成まで任せる。この役割分担によって、生産性は大きく向上すると語られました。
プロが実践するAIツールの使い分け
講演では、実際の業務でのAI活用例も紹介されました。
・案件管理・成果物作成:Claude
・プログラミング:Claude Code(VS Code連携)
・議事録・メール作成:Gemini
・資料用画像生成:ChatGPT
特に印象的だったのは、プロジェクトごとに「Claude Markdown」でAI向けの指示書を作成している点です。毎回同じ説明を繰り返す必要がなくなり、品質のばらつきを抑えることができます。また、業務終了時にはAIの作業スペースを整理し、次回以降の修正対応をスムーズに行える状態にしているそうです。
AIにも限界がある
もちろん、すべてをAIに任せれば良いわけではありません。AIの課題や注意点についても共有されました。
・個人情報や機密情報の取り扱いに関するリスク
・AIが誤った方向で処理を続けるエラーループ
・人の感情を動かすデザインや表現力の限界
・成果物を評価するために必要な基礎知識の重要性
AIを使いこなすためには、利用者自身の知識や判断力も欠かせないことを改めて学びました。
AIは「優秀な部下」
T.Mさんは、AIを「言えば分かってくれる優秀な部下」と表現していました。AIに仕事を丸投げするのではなく、自分の仕事を支えるパートナーとして活用する。そして、自分自身も学び続けながら成長していく。自己研鑽の時間を生み出すためにAIで“サボる”。そんなAIとの理想的な付き合い方を学ぶことができる講演でした。
第二部:AIガイドラインを改めて確認
第二部では、社内でAIを安全かつ効果的に活用するための「AIガイドライン」の説明が行われました。近年、生成AIは急速に普及し、業務効率化に大きく貢献する一方で、情報漏洩や著作権、誤情報の取り扱いなど、新たなリスクも生まれています。AI活用を積極的に推進していますが、「使ってはいけない」のではなく、「正しく使う」ことを大切にしています。説明では、機密情報や個人情報の取り扱いルール、成果物の最終確認は必ず人間が行うこと、AIの回答を鵜呑みにしないことなど、実務で押さえておくべきポイントが共有されました。AIは非常に便利なツールですが、最終的な責任は利用者である私たち自身にあります。だからこそ、ガイドラインを理解したうえで活用することが重要です。業務効率化と安全性の両立を実現するためにも、改めてルールを確認する良い機会となりました。
第三部:AIメンターに直接相談!ハンズアップタイム
第三部では、各部署・各案件で活躍するエンジニアの皆さんが、AIメンターへ直接相談できる「ハンズアップタイム」を実施しました。普段の業務で感じている疑問や課題について、その場でAI活用の観点からアドバイスを受けられる実践的なセッションです。
参加者からは、
「この作業はAIで効率化できるのか?」
「プロンプトの作り方が分からない」
「コードレビューをAIに任せたい」
「資料作成をもっと効率化したい」
など、現場ならではのリアルな相談が次々と寄せられました。
AI活用は、一度セミナーを聞いて終わりではなく、実際に使いながら改善を繰り返していくことが重要です。今回のハンズアップタイムでは、参加者それぞれの業務内容に合わせた具体的なアドバイスが行われ、明日から実践できるヒントが数多く共有されました。また、部署や案件の垣根を越えてノウハウが共有されることで、「そんな使い方があったのか!」という新たな発見も多く見られました。AI活用のレベルアップには、個人の学習だけでなく、こうしたコミュニティの存在も欠かせません。参加者同士が学び合い、相談し合える環境こそが、当社のAI文化を支えているのだと改めて感じる時間となりました。
まとめ
今回のAI CAMPUS #12では、「AIでサボる」をテーマにした実践的な活用方法から、AIガイドラインの再確認、そして現場の課題解決につながるハンズアップタイムまで、非常に学びの多いイベントとなりました。AIは仕事を奪う存在ではなく、私たちがより価値の高い仕事に集中するためのパートナーです。アヴァントでは、AIを単なる業務効率化ツールとしてではなく、社員一人ひとりの成長を後押しする存在として活用しています。
技術の変化を楽しみながら学び続けられる環境があることも、アヴァントの魅力のひとつです。今後もAI CAMPUSの様子を発信していきますので、ぜひお楽しみに!