こんにちは!アヴァント株式会社採用担当の旭谷です。今回は、2026年3月10日(火)に実施した第9回『AIキャンパス』の様子をお届けいたします!
今回のセッションでは、ミガロホールディングス株式会社 AI推進チームの岩津さんによる特別セッション、 「非エンジニアの生存戦略 ― "なんとなくAI"を要件と価値に変える仕事」 について語られた点が非常に印象的でした。ぜひ最後までご覧ください✨
▼第8回『AIキャンパス』のレポート記事はこちら!
/assets/images/23294745/original/00674b6f-4195-464a-8868-bf4778c0e297?1773287546&w=1440)
AI CAMPUS #08:顔認証はどうつくられる?ライブコーディングで仕組みを解き明かす | AI CAMPUS
AI CAMPUS #08:顔認証はどうつくられる?ライブコーディングで仕組みを解き明かす | AI CAMPUS
そもそも『AIキャンパス』とは?
現在、仕事の生産性や創造性を高めるうえで、AIの活用は欠かせないものとなっています。こうした流れを受け、当社の親会社であるミガロホールディングス株式会社では、AIと人材育成を組み合わせたプロジェクト 『Project AXiS』 を立ち上げました。すでにグループ内では、AIを活用した開発や業務効率化の成功事例が数多く生まれています。しかし、これらの成果をさらに広げていくためには、「AIを正しく理解すること」、そして「実務で使いこなす力」を身につけることが重要です。そこで、ミガログループのエンジニア全員がAIについて学び、知識や事例を共有できる場として、『AIキャンパス』 を開設しました。月に一度開催しており、“AIを知る・試す・活かす” を目的とした、グループ横断の学びの場となっています。
PART 1:「AI使えばできるでしょ?」の裏側にある現場の泥臭さ
岩津さんが今回語ったテーマは、非エンジニアがいかにしてAIプロジェクトで価値を発揮し、生き残っていくかという「生存戦略」です。
クライアントからは「AI使えば簡単にできるでしょ」と言われがちですが、実際の現場は想像以上に泥臭いものです。 たとえば、ある金融機関のコンタクトセンターにAIを導入するケースでは、3,000〜4,000件もあるFAQの誤りや重複を洗い出し、AIが読み込みやすいように一つひとつ編集する「データのクレンジング」作業が必要でした。
また別のケースでは、「検索しやすくなると社員が学習しなくなるのではないか」という反対意見に対し、「AIネイティブへの移行」の意義を粘り強く説得するなど、人間同士の調整や文脈の理解が不可欠だったそうです。
PART 2:AI時代、人間の価値は「両極端」へシフトする
では、AIが進化する中で、人間(特に非エンジニア)の価値はどこにあるのでしょうか? 岩津さんは「スマイルカーブ」や「コの字型」の図を用いて、付加価値の源泉が「上流(Direction)」と「下流(Decision)」へシフトしていくと説明しました。
情報の伝達・整理といった「中間の作業」はAIによってほぼ自動化されます。 その代わり、これからの人間に強く求められる「3つの付加価値」が提示されました。
- 意思を持って、問いを立てられるか(目的を持ち、スタンスを取る)
- 一次情報に触れ、文脈を理解できるか(ネットにない背景や組織力学を理解し、AIに反映させる)
- 意思決定し、責任を取れるか(価値観や倫理観を踏まえて判断し、結果を受け止める)
PART 3:まずはやってみよう(試行しながら思考する)!
最後に岩津さんが強調したのは、「まずはやってみる(試行しながら思考する)」という姿勢です。
"人生をよりよく生きるには、楽観的で間違えるくらいの方が、悲観的で正しいよりもずっとマシだ"
これは心理学者マーティン・セリグマンの言葉ですが、岩津さんは「適切な危機感は持ったうえで、楽観的なマインドで挑戦すること」がこれからの生存戦略の鍵になると締めくくりました。
AI時代に、どんなキャリアを描くか
AIに振り回されるのではなく、AIを使いこなし、社会にインパクトを与える存在へ。今回のAIキャンパスは、そんな未来を本気で考えるきっかけとなる時間でした。
- AIに興味はあるけど、現場のリアルを知りたい
- 若いうちから裁量を持って挑戦したい
- 失敗を恐れず、成長できる環境で働きたい
そんな想いを持つ方と、ぜひ一緒に次のスタンダードをつくっていきたいと考えています。 『AIキャンパス』は2025年5月より毎月開催し、今回で第9回を迎えました。 今後もAIに関する最先端の情報や、リアルな事例を発信していきます。「AIに興味がある」という方は、ぜひ今後のストーリーも楽しみにしていてください!