今回は、入社約7ヶ月の鈴木さんにインタビューをさせていただきました。大学を休学して、トラジェクトリーを選んだ理由や、現在の業務内容についてお話を伺いました。
―こんにちは!鈴木さん、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします!
―まず始めに、鈴木さんのご経歴などを簡単に教えてください。
はい。都内の大学で情報通信工学を専攻しており、AIや自動化技術、ネットワーク構造等を学んでいました。大学4年生に上がると同時に休学を決意し、今年3月よりトラジェクトリーに長期インターンとして入社しました。
―休学をされているんですね!休学を決めたきっかけを教えていただけますか?
大学ではAIや自動化技術を学んでいたのですが、大学3年生の9月頃まで、就職をするか大学院に進学するか悩んでいました。その際に、自分が今勉強しているものは社会でどのよう様に役立てられているのかを考え、一度社会人経験という意味も込めて休学することを決めました。
―休学をして就職とは大胆な行動ですね…!では、数ある選択肢の中からなぜトラジェクトリーを選ばれたのでしょうか?
会社の全容を把握したかったため、様々な業務を任せてもらえるスタートアップ企業を考えていました。その中でも、トラジェクトリーは、開発、営業、運航管理など各部署の距離が近いので多くの業務に触れることができる点を魅力的に感じ、Wantedlyにて応募しました。
当時、ニュースやYouTubeよりドローンの空撮映像が盛んに取り上げられており、ドローンに興味を持ち始めていたのと、自分の専攻分野が自動化やAIだったことから、自分の興味と領域を生かせるスタートアップ企業を探していたところ、トラジェクトリーを見つけたことが応募のキッカケでした。
応募後、会社のホームページやトラジェクトリーが掲げるミッションを見ていくうちに、最先端であるドローン事業かつミッションに惹かれ、身をもって業界を体験したいと思い、入社を決めました。
―鈴木さんの興味・専門とトラジェクトリーが繋がったんですね!では、実際に入社して、どのようなお仕事をされているのか教えてください。
弊社開発のAI管制ソフトウェア「TRJX」を使用して、飛行環境の設定、飛行経路の作成を主に行っています。また、作成した飛行経路を元に、ドローンでのシミュレーションを遂行して実際に運航した際の安全性の確保を確かめたり、飛行経路に欠かせない3D地図のデータ入力を行ったりと、本当に様々な業務に携わっています。
8月には、実際に現場に赴き、初めて複数機のドローンの衝突回避のために管制業務を行いました。
―まさに鈴木さんが求めていた「ドローン×AI」という分野でお仕事をされている様子が伺えますが、入社後、大変だったことやギャップを感じたことはありますか?
入った当初は何もわからない状態だったので、日々食らいつくのに必死でしたね(笑)。
ただ、その中でもひとつひとつの業務が新鮮で、大きな学びになっております。スタートアップ企業だからこそ、色々な業務を任せてもらえていただき、それが自分の成長につながると考えています。
インターン開始から約半年程経ちましたが、まだまだ半人前です。自分のスキルを精一杯生かしていくと同時に、経験したことに必ずフィードバックをもらい、日々改善していくことを意識しています。新しい業務に出会うことも多いですが、メール対応などを含めた基本的なことも、コツコツ積み重ねることが大切だと思っています。
ギャップを感じた部分と言えば、ドローン産業の可能性ですね。トラジェクトリーにインターン参加する前は、ドローンに対するイメージは、空撮するための道具程度にしか思っていませんでした。入社してから、ドローンは空撮だけではなく、物流や点検、監視等幅広い領域で活用されており、まだまだ伸びしろある市場なのだと、大変驚きました。一方で、ワクワクしている自分もいましたね!
―日々新たな発見をされながら経験を積まれていますが、トラジェクトリーならではの魅力はなんだと思いますか?
まず、社員同士の距離が近いことが魅力ですね。
インターン始めたての頃は、会社としてどのような動き方をしているのか全くわからなかったし、弊社はフルリモートということもあり、顔を合わせる機会があまりなく不安だったのを覚えています。ただ、業務を行っていくうちに、様々な方と関わり、リモートでも気軽にコミュニケーションを取れるような距離感でいられるので僕は大好きです。
また、スタートアップということもあり少数精鋭で回しているので、自分の意見が通りやすい環境なのも魅力だと思っています。8月に実際に現場に行って業務を行えたのも、「実際に現場に赴いて仕事をしてみたい」という自分の要望を受け入れてくれたからです。
―刺激を受ける機会に溢れているんですね!現在もリモートワークをされていますか?
今はフルリモートです。
チームに携わりつつも、一人一人与えられた仕事をこなしていくかのうように、自分のペースで業務に取り組めています。ただ、わからないことがあれば上司や同僚に相談したり、定期的に違う部署と連絡を取り合ったり、ランチ会を開いたり、常にコミュニケーションを取り合っていますね。
―フルリモートでも密にコミュニケーションをとられているんですね!それでは、トラジェクトリーを一文で表すとどんな会社ですか?
「広大な大海原を遊泳している小さな船」ですかね。
船にはそれぞれ舵を切る人や方向を見る人、船内状況を把握したり、一人ひとり持ち場があります。同様にトラジェクトリーも一人ひとりに役割があって、互いに協力しあって「誰もが空の恩恵を受ける社会を実現する」というミッションに向かっている、そんな会社だと僕は感じています。
―最後に、今後の展望について教えてください。
コントロールセンターとして、管制業務はもちろんのこと、「TRJX」を利用していただいているお客様へのカスタマーサポート等、自分にもっと磨きをかけていきたいです。
あとは、対馬事務所は今年より新たにできた事務所ですので、もっと活気が欲しいですね。ドローン産業はまだまだ伸びしろある将来性の高い市場で、まだ課題も沢山ありますが、それも含めて楽しめる好奇心旺盛な方に、トラジェクトリーはぴったりの会社だと思います。
―トラジェクトリーの業界に対する熱量や雰囲気が伝わってきます。鈴木さん、本日はありがとうございました!
ありがとうございました!
インタビューを終えて
大学休学という大きな決断をしながら、目的意識を持って新たな環境に挑戦する鈴木さんのお話を伺い、自分も刺激になりました。これから成長し続けるであろうドローン業界に大きく貢献する、トラジェクトリーの魅力を感じることができました。